【ホロライブレビュー.03】D-20《上を見ず大空、地に落ちた昴》include:大空スバル、戌亥とこ、星街すいせい、宝鐘マリン、フレン・E・ルスタリオ

VTuber


【①.外部のコラボ相手、戌亥しかおらん!】

【➁.持ちリスナー同士を交換し合うにはSMOK並の連帯が必要】

【③.五大ホロメンいち努力家な大空さん】

【④.五大ホロメンいち向上心がない大空さん】




戌亥しかおらん

✔ 0:24~ 星街とプライベートでも親交のあるにじライバー、戌亥。友人としての星街の存在に日頃感謝している内心を漏らすある日の雑談配信。

ホロライブでは別に珍しくもないこの類の発言もにじさんじの中でとなるとちょっとした珍事だ。プライベートで関わる事を避け合うにじライバーは同業者に対してこういった感情を持つ事がほとんどない。活動歴が浅くまだ腐っていない下級にじライバーは別として戌亥のような中級以上のにじライバーは自分のチャンネルの数的な面と毎月の収益さえ保てたら後は仕事に関する何もかもを蚊帳の外に置いてプライベートの充実に注力する。にじライバーのプライベートに関するエピソードトークに同僚が登場する事は稀だ。

その中にあってこんなにもドストレートなてぇてぇトークが出来てしまう戌亥には「てぇてぇの才能」つまり同僚との「てぇてぇ」を活動の軸とするホロメンに通ずる才能があるという事だ。同業者と仕事の絡まないプライベートな部分で友人として関わる事に積極的である事、そして「(星街と)友達だったからこそ経験できたことがある」というどちらのファンにとっても感涙モノのてぇてぇワードを選べてしまう事、そのどちら共がにじライバーではなくホロメンに近い戌亥の本質を表している。

星街が友達で本当に良かったという話の途中で恥ずかしくなってその話自体を切り上げてしまっているが、ホロメンやホロリスだと戌亥が何をそんなに恥ずかしがっているのか理解が難しいところだろう。戌亥がここで恥ずかしがっているのはにじさんじがそういう話をしていい空気の箱ではないせいだ。彼らは関係性の希薄さを誤魔化す為に「ギス」とか「プロレス」という名の関係値が低くても互いの了承さえあれば誰にでも、どんな組み合わせでも出来てしまう薄っぺらいノリを重用する。創設以来そっち系の気風に満たされているにじさんじでは「てぇてぇ」こそがリスナーを最もそそるVの最強コンテンツである事は知られていない。

戌亥は身を置く環境に順応する事がとても上手いライバーだ。お世辞にも熱意があるとは言えない活動姿勢、リスナーを蔑みベースで小突くだけの雑談配信、ダウナーで省エネな活動姿勢、その全ては戌亥が「にじさんじ」という環境に、ある種適切に順応した結果に過ぎない。他のにじライバーと変わらない活動模様から時折除くホロメンライクな一面が、間違った環境に身を置いてしまったせいでそのポテンシャルのほとんどを封印してしまっている実態を窺わせる。

芯の部分がホロメンに近いという事は当然ホロメンとの親和性も期待できる。個人チャンネルの成績もにじさんじで中級以上で拡散力も十分、笑いも極めて冴えるので「面白属性」の大空やその他の五大ホロメンとのシナジーも望める。ついでに言えば事務所で最も関係値の高いフレン・E・ルスタリオも中級以上の成績を収めていてこちらも「てぇてぇ」「笑い」共に使い手であるのでセットで呼び出して複数対複数で繋がれば両事務所の箱推しリスナーからの注目度も高い。

ホロライブの外で全く違うリスナー層を相手に活動しているライバーとのコラボは、大空のように自箱の中では知らぬ者なしと言える程売れた者にとってはとかく重要な意味を持つ。新たな客層へのアプローチと新たなVとのまだ見ぬシナジーを獲得し、それを自分と同僚とで享受する為にはここで記したように様々な観点から関わる相手を精査する必要があるが、大空は「連絡が取り易いから」という理由だけで夜見とかいう意味不明な選択肢を採ってしまう。


ホロライブ⇔にじさんじ、リスナーの循環

✔ V同士が互いの保有するリスナーを互いのチャンネルに常時循環させ合うには例えばSMOKのような本物の親友同士の集まりを作る必要がある。猫又を好きなリスナー(おにぎりゃー)は猫又と極めて仲の良い大空を「猫又関連のコンテンツ」と認識する。大空の情報を集める事は「猫又の友達の情報、つまり猫又自身の情報」を集める事と同義で、だからこそおにぎりゃーは結構な確率で大空の配信も観る。ホロメンにしても箱外のVにしても互いに相乗効果を与え合いたいならリスナーが互いを互いの関連コンテンツと認められる程距離を詰める必要がある。

宝鐘や兎田、そして大空のような大型のホロメンがにじさんじと協力関係を結びたい場合にじさんじ側の代表者はとこフレ(戌亥とことフレン・E・ルスタリオ)が最適、というのが私の意見だが、仮にとこフレと大空+星街(戌亥と仲が良い)のタッグを併せた四人がSMOK並の親友ユニットに、仮になった場合とこフレに興味のあるにじさんじリスナー(つまり箱推しの大多数)が大空と星街を「とこフレの関連コンテンツ」と認めて二人のチャンネルに常駐するようになる。逆も当然同時に起こるのでとこフレのチャンネルにも大空と星街両方に興味のある(とこフレが連れて来た数とは比較にならない程の)ホロリスが常に出入りする事になる。ここまでが実現して初めて「ホロライブ⇔にじさんじ間のリスナー層の循環」その起こりを成したと言える。

とこフレと大空・星街の4人ユニットを「星空ふれいぬ」と仮に呼ぶとして、この「星空ふれいぬ」は「にじさんじの中に建てられたホロライブの拡散拠点」「ホロライブの中に建てられたにじさんじの拡散拠点」その両方の役割を果たす。とこフレ、引いてはにじさんじにとっては視聴回数や拡散力の意味で、大空や星街のような大型ホロメンにとっては行き詰った活動に新たな展開が望める意味でこれ以上ウィンウィンな話はない。

だから一緒になってそれが出来る程の、モチベや素質や活動方針等が合致している適切なライバーを他領域からは厳選してピックアップする必要がある。夜見とかいう何もかもが条件を満たさないライバーに適当に声をかけてさらに能無しのそいつに人を集めさせるなどどうかしている。今回「にじホロぶる団」で動いたホロメンは兎田や大空だったがこの二人が箱外のVと実のある関係性を作る事が出来るのは相当先の話になるだろう。

中目標「➁-B.箱外での活動による新たな人脈の構築・ファン層の獲得」から派生する小目標は「③-B.慎重に人選した上でいい関係を築ける箱外のVと、SMOK並の親友ユニットを作る意識で繋ぎを取る。最有力候補はにじライバー戌亥とこ、フレン・E・ルスタリオ」となる。


上を見ずに「大空」とは笑わせる

✔ 以上が「スバルの頭が良かったならば」そのIfの世界線の全容だ。「①.出来るだけ長い間ライバーとしてイイ感じでやっていきたい」のなら「➁-A.得意分野(笑い・バラエティ・人間関係の構築)をさらに伸ばして特化させていく」「➁-B.ホロライブの外にも活動の場を広げ新しい視聴者層の取り込みを行う」という二点を意識する事が必要で、それにアプローチする「③-A.人的好みだけに依った人付き合いを見直し天音や不知火、宝鐘のような繋がると次の展開が見込める同僚との関わりに力を入れる」「③-B.慎重に人選した上でいい関係を築ける箱外のVとSMOK並の親友ユニットを作る意識で繋ぎを取る。最有力候補はにじライバー戌亥とこ、フレン・E・ルスタリオ」という具体案が見えてくる。「③-A」と「③-B」にもその為には、というさらに掘り下げた目標を設定する事が出来るがこれ以上はさすがに面倒見切れん勝手に考えてくれ、という感じだ。

誰もが認める確たる偉業を成した人物程その行動に至る大元の動機は、実は空想じみていたりする。イチローは小学生の頃既に「世界一のベースボールプレイヤーになる」と公言して憚らなかったというし、松本人志はNSCに入った時点で「俺が日本で一番おもろい」と確信していたという。どちら共に共通しているのはその空想じみた発想から「その為には」と掘り下げて考える事をやめなかった事だ。どちらの過去のエピソードも洗えば洗うだけ特大の目標、つまり夢と地続きの努力で埋められている。

実はホロライブにも星街という「サブカル系の歌い手として売れたい」という大目標を掲げて「その為には」を繰り返し、実際に叶えてしまった人間がいる。分かり難いが宝鐘もそうだったりする。プロとして食っていける程の絵のスキルがあり、プロ声優としても十分通用する声質・スキルを持っていながらそのどちらの道も蹴った宝鐘が「特異過ぎる人間性を世間に評価される道」を無意識のうちに望んでいたのは明らかだ。絵や声優のような「スキル」を売る仕事を蹴って特異過ぎる人間性という「個性」を売るVTuberという仕事にこそ飛び付きここぞとばかりに全力で打ち込み日本一の地位を勝ち取る、これも人生の大目標をつかみ取る為の正しい判断の積み重ねだ。

それに比べて大空とかいう奴は一体何なのだろうか。「①ホロメンと仲良くなってもそれが何かに繋がる訳でもなし」、「➁誰かと仲良くなれば誰かとは疎遠になり」、「③後輩にベタベタと擦り寄りやたらと甘やかし、たるませる事で事務所の空気を悪くして」「④不知火や天音のような活動上有利に働くと思しき同僚の多くと距離をとり」「⑤大空には誰も望まないダンスや歌の練習に打ち込み」、「⑥日本人Vのノリや笑いやワードセンスが理解出来ず取り込んだところでどうしようもない海外領域のVリスナーにアプローチする為に」「⑦日本人の英会話講師に座学で英語を習うという日常英会話の履修には極めて不向きな形態で英語学習を試みる」。事務所で一番、何かにつけてやたらと動き回る癖にそれらが収斂していく先がどこにもない。大空はここ何年も、明らかに何の目標も設定しないまま自己満足目的の努力を連発している。

【ホロライブレビュー.03】D《カッコ悪いっス、大空先輩》を書き始めてから私はずっと大空をバカだバカだとなじってきたが、ここまで書けば誰の目にも明らかかも知れないが、大空はバカだからバカみたいな事を、実は延々とやっている訳ではない。

大空は現状に満足して向上心を失っている。業界で一番大きく、質の良い箱の中で上位に入る成績を保ち配信でたくさんの衆目に触れ、歌って踊ってアイドル的な活動が出来て可愛い好きだよの言葉を日常的に投げかけられる現状を受け、大空は満たされ今以上を望んでいない。遮二無二習い事を連発する様子を見るとその事実自体に自分で気付いていないか、若しくはその内心を後ろめたく感じているかのどちらかだと思うが、どちらにしても大空は上を全く見ていない。「百発撃って百発外れる」その事実によって導き出されるのは「的に当てる気がそもそもない」という射手の内心唯一つだ。


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