【ホロライブレビュー.03】D-22《最弱の売れっ子(2》include:大空スバル、さくらみこ

VTuber


【①.企画立案能力がガチでエリートなさくらみこ】

【➁.五大ホロメンいち先行き不安なさくらみこ】

【③.「配信を頑張る」大空と、「配信を面白くする事を頑張る」さくらみこ】

【④.配信に本気なVは配信を適当にやるVとつるまない】

【⑤.「意味ない事一杯頑張ったら息吸えなくなっちゃって~」知るかボぅぉゲ】





さくらみこ「今この時を、全力で」

✔ 宝鐘や兎田にチャンネル登録者数では明確に劣るものの毎配信の視聴回数は大差ないさくらみこ。ユニットでは相方の星街とは対照的に「配信をこそ頑張る」活動姿勢だがさくらみこがVTuberとして活動する上での大目標も「配信を観て貰う事」だ。

ホロライブでおバカと言えばのさくらみこだが、企画系の配信が物凄くツボを突いている。「自分が興味あるから」とか「考えなくていいだけ楽だから」という理由で延々ゲーム配信しかしないホロメンも少なくない中さくらみこが配信に持ち込む企画はホロライブの趣旨と気風を踏襲していてリスナーの需要を満たしている上、センスが良くて敢行するタイミングまで間違い無く、到底おバカの仕事とは思えない。この辺りが度々囁かれる「さくらみこのおバカ、ビジネス説」の所以だ。

「そんな訳ないじゃないですか」とその説を否定するホロメンも居るようなので仮にさくらみこを公私共に変わらぬおバカだとするなら、これだけ企画が冴えるのはそれだけ長い時間、オフでも配信の事を考えながら生活している実態の表れという事になる。配信の頻度と企画の質をこのクオリティで両立させているのは同じ五大ホロメンの兎田ぺこらぐらいだと思うが、兎田もやはり配信こそが人生で、決して賢くはない頭を活動に費やす時間の長さで補っているタイプだ。

さくらみこがホロライブの中でも飛び抜けて「配信」に力を入れているのは、一つは有名な「余りにも不遇過ぎた新人時代」を経て今たくさんのリスナーに観て貰えている事のありがたさから、もう一つは頭抜けて短いと目されるライバーとしての旬な時期、その寿命の短さ故だ。

売れているホロメンは皆揃って「いつまで観て貰えるか分からない」と先行きの不透明さを口にするが、さくらみこの場合他のホロメンとはその言葉の重みが違う。おバカ系の女性タレントは30過ぎると下り坂以外あり得ないし、それに続くさくらみこのキャラ属性「ロリ」など言わずもがなだ。今さくらみこの実年齢は25を少し過ぎた頃だと思うが、見た目が変わらない分少し甘く見るとしても今の人気を後5年保てるかと言えば相当怪しい。他の五大ホロメンで若さを武器にしているのは他に兎田ぐらいだが、強くて自立したキャラなだけにさくらみこよりは年齢にキャライメージを左右されない。

不遇だった新人時代と飛び抜けて不透明な将来に挟まれた今この数年こそがさくらみこの人生のピークだ。いつまで観て貰えるか分からないからこそありがたい今に全力投球、その意識は毎日の配信を観れば手に取る様に分かる。


✔ 7:42~ 大いに盛り上がり大成功を収めたぷよテト大会で早々に敗退し、悔しさの余り翌日桃鈴を呼び出してリベンジを行う配信を敢行。「①大会当日の朝まで徹夜で練習→➁弱いイメージの桃鈴相手に初戦で、一瞬にして敗退(徹夜の練習配信を観ていた者にとっては事故的展開)→③その熱冷めやらぬうちに速攻リベンジ」の流れはセンスが良過ぎて言葉が出ない。自分と桃鈴(演者全員)がモチベを燃やせる内容でリスナーの食い付きも良い事が予想される企画を翌日に実現させる反射神経が素晴らしい。オフでも配信の企画について考え続ける生活を送り続けているさくらみこの企画立案能力はこれ以上は想像も出来ない程キレキレだ。この点に関してはガチのエリート。


✔ 14:39~ 手描きアニメ式の切り抜き動画をリスナーと一緒に観る配信。自分の切り抜きを観る配信自体最近ではあまり見られなくなったが手描き切り抜きを観る配信はさらに珍しい。

ホロライブの手描き切り抜きは個人勢・にじさんじ等と比べて圧倒的に発展していて、切り抜きの質・切り抜き師の数共に群を抜いている。手描き切り抜きのネタとして採用されるのは半分程がライバーが配信で話した面白エピソード、もう半分は同じ箱所属のライバー同士のてぇてぇエピソードだが、大半の所属ライバーが雑談配信では(リスナーからのコメントに受け答えする形に逃げず)事前に用意したエピソードを披露する形をとり、同僚と綿密な関係を築く事を積極的に行うホロライブだからこそ発展してきたという経緯がある。ホロライブの高品質過ぎる手描き切り抜きはホロライブの特異過ぎる環境が生んだ、他の領域には無い固有の文化と呼んでいいレベルの物だ。

そんなホロライブの中で「リスナーと共に手描き切り抜きを観る」配信を行うさくらみこはやはり勘が鋭い、と言うよりリスナーも勘定に入れたホロライブという箱の空気をよく分かっている。手描き切り抜き師達は大半のファンが推しに対して強烈に萌えるタイミングを相当な精度で切り抜き、高度な描写でリスナーにとっての「萌えポイント」を増幅させる事が本当に上手いが、それを当の推しと一緒に鑑賞出来る体験というのは非常に乙だ。格ゲーのキャラクリエイト系の配信にしてもさくらみこは自前の企画を通してリスナーの琴線に触れ、距離を詰める事が上手い。


✔ 最近大空がにじさんじ夜見を招いて行ったサシトーク企画。アーカイブの視聴回数を見れば明らかだが、誰も望んでいない組み合わせの企画でどちらの箱のリスナーも全く刺激出来ていない。

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