【ホロライブレビュー.04】A-2《百発零中》include:宝鐘マリン、大空スバル、猫又おかゆ、天音かなた

VTuber


【①.「リスナーはコラボが好き」なのではなく「てぇてぇが好き」】

【➁.コラボが無くても「てぇてぇ」は作れる】

【③.「楽しい風を装う」は最悪のコラボスタイル】

【④.宝鐘の仕事の精度、100発0中】




Not「コラボ」、Yes「てぇてぇ」

✔ 桃鈴とのコラボと同じく最近宝鐘が「意図的に」絡みにいっている天音、AZKi、沙花叉(かな建)とのコラボ。本来の破天荒ぶりを封印し、三人に対して平等に話を振っていく名MCをなさっている宝鐘だが、最近よく見る宝鐘のこのモードは本当に面白くない。本来のキャラを知っている分気遣いが息苦しいし、予想のつかない意味不明な動きが楽しくて宝鐘を見ている固定リスナーはこの宝鐘からはその日の分の「宝鐘成分」を接種出来ないだろう。


✔ 0:27~ 全編通しで天音に優し過ぎた過日のマイクラコラボ。動画ではこれまで裏で支えて貰っていたお返しとでも言わんばかりに唐突なお悩み相談が始まっているが作為的で人工臭くて観ていられない。様々な思惑錯綜する中行われているこの配信の宝鐘と天音はどちらも非常に不自然で、「宝鐘らしい宝鐘の良さ」「天音らしい天音の良さ」のどちら共存在しない。やるだけ無駄な害悪コラボ。

✔ ホロライブの外も含めたVTuber全体にありがちな勘違いだが、「コラボをする事自体」に意味はほとんどない。リスナーの多くはV同士の種々多様で親密な関係性に触れて萌える(てぇてぇ)事が好きだが、Vタレの多くはこれを「リスナーはV同士が一緒に居る画を観ると喜ぶ」と勘違いしている。何かのアピールのように天音と生暖かいコラボを繰り返したり桃鈴のような同僚であって同僚でないような明後日のホロメンと唐突にコラボしたりする宝鐘もやはりこの勘違いを犯しているようだ。

「じゃあ親密な関係性さえあれば表立ってコラボとかはしなくていいって事ですか?」という逆説的な質問があるとすれば、その答えはイエスだ。リスナーは親密な関係性を築いているホロメン同士の関わりをある日の雑談配信のエピソードトークで間接的に摂取するだけでエレクト出来てしまう。それを繰り返していれば辛抱堪らんようになったリスナーから「コラボはよ」のリクエストが何件も届き「じゃあせっかくだからやりますか」と実際のコラボに及ぶ、それがV同士がコラボに至るより自然な流れだ。


コラボが無くても「てぇてぇ」は出来る

✔ 22:29~ 最近食欲のない大空に猫又が「オニオングラタンスープの食品サンプル」をプレゼントしたというエピソードが話された過日の雑談配信。話の流れは「①直接会った際に猫又から突然プレゼントを渡される」→「➁開けるとオニオングラタンスープの食品サンプルが入っていた」→「③猫又がこれをプレゼントした理由は最近食欲の無い大空に食欲が湧くようにと思って、との事」という形。

大空がこのエピソードを話す事でリスナーが受け取る情報は「①表立ってはそこまで絡んでいない猫又と大空が裏で会う機会があって、しかもプレゼントを渡す程親密な関係を引き続き継続している」「➁食欲が無い、という些事を共有する程密に連絡を取り合っている」「③ちょっとした事でプレゼントを渡す猫又の優しく、気遣いの出来る性格」「④クールで内心の読めない猫又のプレゼントセンスが激しく呆けている(ギャップ萌え的な効果」「⑤裏でも垢抜けない関わり合いをしているホロメン達の裏表の無さ、親しみ易さ」等。リスナーはこのエピソードから大空と猫又の関わりを直接見る事なく「てぇてぇ」を補給出来ているし、また猫又の人柄の良さを知って心証を良くもしている。ここにコラボをせずして「てぇてぇを供給する」事が成立する。

同僚との綿密な関係性を下敷きにした大空の「てぇてぇ売り」はホロライブ最強・全V中最強だ。一人で行う雑談配信で①同僚をダイマし➁裏の関わりをチラ見せしてリスナーを沸かせ③「てぇてぇ」を供給し④ホロライブの印象を良くして⑤ついでに自分の配信の質も上げるという一粒でいくつも美味しい雑談スタイル。宝鐘や天音の持つような才能・センスを必要としないやり方でもある為、全Vにとって取り入れる事が可能な教科書のような模範例でもある。


✔ 「リスナーの目の前で共演しているにも関わらず全くてぇて味がない」という、上とは真逆の例。成り立ちも「期生が近くて反りが合うから自然と仲良くなって、結果リスナーにも認知されるようになった」という「スバおか」に対して「天音が込み入った打算の上で沙花叉とAZKiを呼び寄せ、その三人をさらに宝鐘が救済の意志で呼び、後付けでシナジーと絆を創出しようとする」という形でやはり逆。

タイプも距離感もバラバラな三人相手に無難な様子で薄味な「スベらない話」を披露する宝鐘はやはり全く面白くない。「無難で薄味」は宝鐘の才能と真逆のワード、つまりこのメンバーでコラボすると少なくとも宝鐘の良さは死んでしまうという事で、即刻解体した方がいい組み合わせとも言える。


✔ そのまた逆、二つ上とは同じパターンの「自然と仲良くなった事が転じてコラボ配信に至った」例。一口目の「マソソソ」の件から高い関係値に裏打ちされた面白さに満ちていて、かな建とのコラボとは全くの別物。

この宝鐘は不知火との絡みを「単純に楽しんでいる」宝鐘、上の宝鐘は「楽しい感じにしようと頑張っている」宝鐘。後者をやらねばならない相手とのコラボや関わりはそのほとんどがいくらやっても全くの無駄に終わるだろう。


✔ 「楽しい感じにしようと頑張っている」宝鐘。腹を割っていない事が明らかで、簡潔に表現するなら「怖い」。桃鈴も怖がっている。


✔ 「単純に楽しんでいる」宝鐘。桃鈴やかな建と虚無コラボをやるぐらいならこのくらいシナジーのある相手と一回でも多く絡むか、裏で絡んだエピソードトークの一つでも用立てる方がずっとマシ。もちろんリスナーもそっちの方がずっと喜ぶ。


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