【ホロライブレビュー.04】B-25《怪物装備-④.page8》include:天音かなた/AZKi/沙花叉クロヱ/かな建

VTuber


この記事の概要

✔ 事務所内での人間関係構築の為に天音が始めた「かな建」。「自分でも助けられる、事務所の中で浮いている誰か」という条件で人選されたAZKiと沙花叉は今天音を置き去りにして着々と距離を詰めつつあるのであった……

相手を見ずに関わる事を「人間関係」とは言わない。「相手はどうか」ではなく「自分はどうすれば無事でいられるか」しか生涯で考えて来なかった天音は、実はホロライブに入ってから(あるいは人生で一度も)「人間関係」をやった事がない。球を見ずにボールが打てるか、そんな批評記事。




「来ていいよ」→行かない→当然…

✔ もしこれがアリだと思っている相手との恋愛過程だった場合、すかさず距離を詰める必要がある。要するにこちらの何てことない話に打った「えー↑↑」というリアクションこそが「もっと攻めてきていいよ」というサインなのだ。

関係を進めたいと思っているデート相手からこのリアクションを頂いた場合、私だったら何食わぬ顔で淡々とデートを終えた後五日目の夕刻ぐらいにまた今度どうですかとこの前とは違う気の利いた店にディナーだけのデートを打診するが、天音もこういう反応を貰ったら最低でも数週間以内に食事に誘うぐらいはしなければならない。少し前大空がAZKiと食事に行って大層盛り上がり、店をハシゴまでしたという話があったがモタモタしとる間にNTRれとるやないかいという話だ。


✔ 2:16~ これもNTRれた例。「しゃかまたぼくの事しゅきしゅぎ~///(湊の真似してる殺したい」とか「沙花叉とは相性良いのかなと思ってる」等と一人で言っている間にAZKiにNTRれた形。とんだピエロ。


✔ 相手から「もっと来ていいよ」という反応を貰ったにも関わらず攻めに転じないのは「いえ、あなたはちょっと大丈夫です」とスカしている事になる。私は顔が良くて物凄くモテる上に性格まで良いので「ちょっと大丈夫です」な相手から「もっと来ていいよ」という反応を貰った場合、丁重に扱って目一杯楽しい思いをさせて帰らせた後、やはり天音がAZKiにやったようにその後距離など詰めずに放置する形をとる。天音がAZKiにやっている事は興味が無くて距離を詰めたくない相手に万人が行う対応そのままだ。天音はここで「あなたとはそこまで関わっていきたくないです」という「サイン」を発したと言ってもいい。

天音はリスナーから「○○(ホロメン)と遊んだり旅行に行ったりしないんですか?」と訊かれると「迷惑かけたくないから」「誘っちゃうと断り辛いだろうから」などと必ず言う。しかし相手から「来ていいよ」というサインを貰っておいて「迷惑かけたくない」は文面が通らない。天音は相手が自分と関わる時に発するそういうサインの存在自体を明らかに知らないし、注意を向けた事も一度もないのだろう。


相手の力の七~八割程度で返す、是即ち恋愛強者の黄金比

✔ 1:51:48~ もう一度観て頂きたいAZKiの「体感10分ぐらいだった」。コラボを始めてからここまでで既に一時間程経過しているがこの後AZKiは結局二時間ここに居座っていて、やはり天音と少しでも長い時間を過ごしたがっていた事が分かる。これが恋愛だったらもう抱いていい。

ここまで寄り添って来ている相手に対して自分からも押し返さないのならそれは不義理と言っていい。AZKiは人間関係について待ち属性だと思うが、それがここまでしてきているならしっかり押し返して関係を進めるかぺこみこのようにすっぱり別れるかどちらかしかないだろう。

デート相手がAZKiのように「一緒に居ると時間が速く過ぎる」「今日はもうちょっと一緒に居たい」と言えばそれは「もうやっちゃっていいよ」という相手からのサインなのだが、しかし恋愛強者の私はその日のうちにそれはやらない。天音みたいに相手のサインを全部見逃すアホウではないのでその意思表示を汲んで朝までマックやネカフェで一緒に時間を潰すだとか手を握るぐらいはするかも知れないが事には絶対及ばない。何故かと言えばそれが相手の、こちらへの気持ちをさらに強くする一番の方法だからだ。

相手の「ここまで攻めていいよ」の基準に対してその想定を少し下回る程度の力で押し返した場合、相手の胸の内にはその後「もっと来ても良かったのに・物足りない」という所感が湧き、明確に言語化されたそれが「自分はあの人の事が本当に好きなのかも知れない」という感覚に変わっていく。相手の「ここまで来ていいよ」を100%満たしてしまう事によって相手が得る単純な満足感でそれは成し得ないし、「100」を意識して「101」を出してしまうとこれは天音がよく言う「相手に迷惑」になってしまい、その後がいい様に転び様がない。恋愛の話をしているようだが、これは友達関係の構築に関しても同じ話だ。

相手から貰った「ここまで攻めていいよ」のサインには、その基準値の七~八割程度の力で押し返すのが好ましい。一時間のコラボを「体感10分だった=一緒に居ると時間経過が速く感じる程楽しい」と「サイン」を貰った上に相手がその後二時間居残ったなら次は推定所要時間二時間未満程度のコラボ配信を、遅くとも二週間以内に実現するぐらいが望ましいだろう。少なくとも「もう帰った方がいいんじゃない?」という他人行儀な気遣いは二度とやってはいけない。これも「なんか詰めて来てるけど私にそのつもりはありませんよ」という拒絶の「サイン」になってしまう。

好反応が貰えれば少し踏み込む、そこでまた貰えればさらに踏み込むという手順を踏んで行けばいつの間にか仕事の関係から親友にまでなれる訳だが、二か月前に行われたこのコラボ以降、二人のコラボは一回も行われていない。AZKiからの「サイン」を明らかに見落としているし、それを目ざとく見つけて人間関係構築の判断材料にしていかなければならないという事自体分かっていない事がここでも分かる。

野球の守備で捕球するならボールを、ボクシングでパンチを受けたくなければ相手の拳を、APEXでエイムを吸い付かせたければ相手プレイヤーをこれでもかと凝視する事をしなければ始まらない訳だが、人間関係も詰まる所は同じ話で、関係を構築する相手をよく見なければ何も始まらない。目の前にいる人間のこんなにも分かり易いサインを逐一スルーしている事から分かるのは天音は人間に全然興味が無いという事、つまり好きではないという事だ。好きではないから見ない、見ないから相手の発するサインを元にした「やりとり」が生まれない、だから関係性が一歩も前に進まない、そしていつまで経っても一人ぼっち。当たり前と言えば当たり前の話と言える。


「相性=運命」それが人間関係の全て

✔ 1:37~ AZKiとは対照的な沙花叉とのコラボ。天音から一方的に繋ぎを取る形でコラボを繰り返しているがその中で沙花叉から「もっと攻めてもいいよ」というサインは一回も出ていない。恋愛で言うならこれは「失礼に当たらない範囲内で可及的速やかに撤退すべき状況」だ。


✔ 2:53~ AZKiの「ばくばく」の可愛さに思わずデレる沙花叉。天音といる時には一切創出されない「てぇてぇ」。

先輩ホロメンに対しても強気に毒づくキャラクターの沙花叉だが、紫咲相手程ではなくとも良いと思う相手にはちゃんとこうして肯定的な「サイン」を発する。天音に向けてこれが一回も出ないのは、つまりそういう事だ。

AZKiと沙花叉は天音が「かな建」で引き合わせた二人だが、天音が一人で鼬ごっこをやっているうちに人間関係をオートマで構築出来る、健全な精神を持った二人はこうしてちゃんと距離を詰めている。

引き合わせてくれた天音が病気療養中にも関わらず二人だけで仲良くなるなんて酷いとリスナーによっては思うかも知れないが悪いのは天音一人だ。天音がAZKiからの「もっと仲良くなろうよ」というサインを無視して放置した上に、沙花叉からの「絡みダルいです」「離れるか絡み方を変えるかどっちかにして下さい」というサインも無視してゴリ押しで距離を詰めた結果どちらとの関係性も手に入れられていない。「どちら共と自分が先に知り合っておきながらどちら共が自分を置き去りにし、二人だけで先に結ばれてしまった」この件こそ天音が人との関係構築において重篤な問題を抱えている事の証明と言える。


✔ 人間を十把一絡げに「脅威」と見做してその一人一人を注視しない天音は、恐らくAZKiも沙花叉も概ね同じに見えている。であれば乳がデカくて頭もヨワくてなんかエロくて、ついでにヒールなキャラクターも好きだからこっちを攻めよう、という判断でこれは繰り返されているコラボなのだろう。何と言うか、本当に二十年以上日本社会で生きてきたのか疑いたくなる程レベルの低い人間関係の手繰りだ。

私だって乳とケツをずっと半分見せているような頭の悪いギャルと一発しけこめたらどんなにいいだろうと思う事はこれまでの人生で何度となくあったが、超一般人級の恋愛強者の私にだってそんな自由度の高い人選は出来ない。人間関係は相性が全てで、それをすっ飛ばして思うままにアレコレなど決して出来ないようになっている。神様から押し付けられたかの如く気が付けば目の前にいた噛み合わせの良い相手とやっていくしかない訳だが、そうして神懸かり的に結びつけられた相手を「運命」と判じて丁重に扱う事から全ては始まっていく。これが天音がいい歳こいて全然理解出来ないままでいる「人間関係」の正体だ。

ホロライブ上位の人間関係強者達は「相性」を優先する事も、「サイン」を見逃さず適切に処理する事もオートマで行っている。天音は彼女達に対して「みこてんぱいっ///」などと言いながら下から擦り寄る事を以て「人間関係構築の努力」としているようだが誰彼構わずテンプレパターンで下から擦り寄るならそれは「媚び」でしかない。私ぐらい物の分かる大人なら「こいつ一人だけ媚びてんで頭おかしいんか」と一発で見抜くがホロライブの上位層達はこれを、やはりオートマで「違和感」と判じて放置する形で処理してしまう。かくして天音のぼっち化はどんどん推し進められていく。

ボールを打ち返したいなら言える事は「球をよく見ろ」だ。答えはそこにある。


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