【真・ぽこピー批評.01】【業界初、廃人VTuber爆誕!!】E:エゴイスティック慈善活動(2

VTuber



④.羽ばたいてしまった天才(びわ湖くん

✔ 「○○(大手チェーン店等)で安く食べられる理由」というショート動画シリーズがバズりチャンネルを急成長させたびわ湖くん。昔から繋がりのあったぽこピーは当然彼の成功に一枚噛んでいない。

このご時世YouTubeを拠点に単体で売れるのはほとんど不可能だ。びわ湖くんは2018年の前期には既に活動を開始しているが「理由シリーズ」が投稿されたのは2021年の後期で、その間少なくとも3年半は日の目を見ない期間が続いていたことになる。単身YouTubeで売れるのはほぼ無理だが長期間見て貰えなかった者が自力で浮かび上がるのはそれ以上に難しい。レッドオーシャン超えてクリムゾンオーシャンと化したYouTubeで彼は単身それをやってのけたのだ。「理由シリーズ」の内容はほぼ迷惑系だし上げている動画は薄っぺらくて奥行きのない物ばかりだし、岡崎体育を意識したようなMVは全部その10分の1のセンスも感じさせないしでクリエイターとしては普通に才能無しだと思うがそうだったとしても今のYouTubeで単身成り上がれてしまえる事だけは尋常ではない。彼は間違いなく「持ってる側の人間」だ。

デビュー1年目から既に売れ始めていたぽこピーが知り合った時点からびわ湖くんを頻繁に自分達のチャンネルに登場させ活動を後押しし、彼が売れるまでの期間を短縮出来ていたならぽこピーは今頃飽和状態のYouTubeでゆるキャラなんて時代遅れのふざけた形式を採った上で成功してしまえる天才を自分達の陣営に一人加える事に成功していたのだ。思い出したようにちびちびと、愛情のないコラボを数年置きに重ねるだけのぽこピーにびわ湖くんが今知り合い以上の感情を抱いている筈がなく、どの角度から見ても彼はぽこピーの味方でも持ち札でも何でもない。こんな取りこぼしを5年の間幾つも重ねて来た結果が今のぽんぽこちゃんねるの侘しい有様だ。

ゆるキャラという文化が下火になり始めた数年前の時点でびわ湖くんのベストな選択は段ボールのガワを捨てて3Dモデルを被り、個人勢VTuberに成り代わってぽこピーの悪友のような立ち位置で常々一緒に活動する事だったと思うが、ぽこピーがびわ湖くんの才能を見抜き、味方に加えた上で売れさせる事を本気で考えていた場合そのくらいの事はやはりすぐ思い付いていた筈で、結局この二人は5年の活動歴で徹頭徹尾自分達の事しか考えていなかったのだという事が分かる。

びわ湖くんにあてがうモデルを売れている自分達が全額負担してやってその依頼先をさえきやひろにすれば彼女にも仕事が入るしさえきとびわ湖くんの間に新しい関係性を構築出来るし、その過程を逐一動画にすればネタ元も増え、実際売れさせることに成功すれば自分達を恩人と崇める天才の手札が一枚手に入る、YouTuberのような自由業はこのようにして広がりある業務を展開して初めて先々が明るくなる訳だが町中華が、100均が、mocopiがと何を喋ろうとも結局自分達二人で完結してしまうネタしか出てこない田舎者の小市民にはどうしても荷が勝ち過ぎるのかも知れない。


⑤.4年放っておかれた男(コモラ

✔ ぽんぽこをデビューさせた半年程後の2018年夏、ピーナッツくんが自分のゲーム実況用チャンネルを引き継がせる形でデビューさせたのがコモラだ。節目節目でたまにコラボはしているようだがピーナッツくんではなくチャンチョの体をとって出向いている事とどこでも宣伝してやらないせいでコラボした動画でも再生回数は5000にも届かない。ピーナッツくんが出演した動画は他所のチャンネルに上がっても常々再生回数2万以上は堅いのでこれはかなり特殊な例だ。くぐもった声でだらしない喋りしか出来ないコモラのこの職への不向きとピーナッツくんの彼への見放しのせいで彼のチャンネルは4年間高頻度で動画投稿が行われているにも関わらず全く成長していない。

コモラがぽこピーとまともに衆目を浴びる場で絡ませて貰えるのはほぼぽんぽこ24のゲームコーナーでだけだが、そこで見せる彼のゲームの腕は並大抵ではない。日々の配信でゲーム慣れしている大手所属のVや大舞台で何とか爪痕を残したい無名のV等が揃って一蹴されてしまうような無理ゲーでもコモラだけは大トリでやってきて涼しい顔で易々とクリアしてしまう。あまりのプレイスキルの差に他のVが手を抜いていたかのような画になってしまい、彼は多分もうちょっと空気を読むべきなのだが、ゲームに関して彼がVの中で抜きんでている事だけは間違いない。

にじにもホロにもそれ以下の弱小事務所にも、必ずゲームをしっかりとやり込んで一般人とは格の違う結果を出す「ゲーム系V」というのが存在する。YouTuberのトレンドに乗っているタイトルを扱ったゲーム配信は常々視聴回数が安定するし、昨今ではVTuber主催の「V最強決定戦」なるFPSの大会もあり、そこで結果を残す事で参加したVやその所属事務所が得る恩恵はとかく大きい。VTuberにとって「ゲーム」とは最早無視する事の叶わない最重要ジャンルの一つと言えるのだ。

ぽこピーとその周辺にいるVをまとめて「チームぽこピー」と仮定するならその中にもゲーム専門のVが一人はいて損はない。YouTubeのトレンドに乗っているゲームを軒並押さえAPEXを始めとしたFPSの腕をV界有数クラスに磨き大会で定期的に名を上げる事でぽこピーだけでは興味を引けない視聴者層を引き込む存在…ぽんぽこ24でのプレイスキルを見る限りコモラにならそれが可能だ。

V界でダントツの存在感を放つAPEXを例に挙げるなら、ランク「ソロマスター(チームを組まずに野良でマスターランク入りを達成する事)」まで行けたら上出来だ。V界でこれを達成出来た人間はほとんどおらず、有名どころだとホロライブ湊あくあぐらいだがどう見ても平時一般人なふにゃっふにゃの人見知り陰キャ女子が数ヵ月本腰を入れただけで達成出来てしまったこのラインはコモラなら多分もっと早くに越えられる。あまりに常軌を逸していたぽんぽこ24でのプレイスキルに震えた私はプレデターランクまで到達して渋谷ハル主催の大会で暴れ回るコモラを是が非にでも見てみたいものだが彼も多分結構いい歳なので多くは望むまい。

ちなみににじさんじで散々玄人ゲーマー面して「戦わなきゃ渇いちまうんだよォ…(かっこいい)」とか言っている葛葉を筆頭とした三人組はチームを組んでいながらマスターランク入りすら出来ておらず(かっこわるい)、大会でも湊に瞬殺されて苦笑いで世辞を口にしお茶を濁す始末だ(かっこわるい)。マスターランクの下はダイヤランクだがそれクラスの者はV界にも掃いて捨てる程いるのでこの程度までしかいけないのなら基本的にお話にならない。

APEXの大会は3人でチームを組んだ上で出場する事が前提だが、チーム内にマスターのような猛者が一人いた場合残りの二人はゴールドランク以下(ダイヤの二つ下、素人中の素人のランク)レベルのプレイヤーで構成しなければならない筈なので、そこはミミックやふぇありす(出場経験あり)でもねじ込んでおけばいい。ミミックやふぇありす等を繋いでチーム化しておくとこういうちょっとした局面で非常に便利だ。

APEXでのソロでの高ランク入りやVTuberの大会でのグランプリのような目に見えた結果を残せた時、コモラの声の悪さやトークスキルの無さは完全に無視され、ゲーム好きの視聴者達は手のひらを返したように彼を支持するだろう。声やトークはからっきしでもライバーとして非常に成功しているにじさんじイブラヒムがその為に要したのは「葛叶との繋がり」と「ゲームの腕前」の二つのみだ。「ぽこピーとの繋がり」を強化して「ゲームの腕前」を磨けば彼にもきっとイブラヒムと同じ成功が掴める。

コモラがピーナッツくんと地元が同じな昔馴染みだとするなら、彼も推定30代中頃の結構いい歳した大人だ。本当なら毎回1000か2000しか回らないゲーム実況チャンネルなんか捨てて自分のこの先の人生を考えてちゃんと生きなければならない年頃だがそんな彼に、彼にしか歩めない夢のある人生を送らせるか散々振り回した挙句に一般の会社員としての人生を送らせるのか、全てはピーナッツくん次第だ。コモラによると二人はもう何年も直接には会っていないらしいがこれは余りに薄情だし、無責任に過ぎるではないか。

才能のある者には補助金を与えて生活を保障しながらでも能力を磨かせ自分もその恩恵に預かる、成功した団体の長はそうあるべきだが彼は多分今自分の老後の蓄えを守る事で頭が一杯だ。


エゴイスティック慈善活動

✔ ここまでに挙げた5名のVTuberは全員がぽこピーから十分な形でサポートを受けた場合、ぽこピーへ実のあるリターンをもたらすポテンシャルを秘めている。

肩書をあてがえば二人を忙殺する裏方仕事の肩代わりを、コネクションをお裾分けすれば視聴者にウケのいいコンテンツの提供を、拡散してやれば天才的な能力を、能力の向上を奨励し費用を補助すれば自分達では攻略出来ない視聴者層の誘引を、誰かを正しくサポートし押し上げる事で得られるリターンを束ねる以外にぽこピーが次の段階へ進む道はないが、二人の他Vへのサポートはいつもリターンを望める程の水準に達していない。自分のチャンネルに出演させる事は極めて低頻度、対象を絞らずまばらな相手にやってはやめ、やってはやめを繰り返し、思い出したタイミングで軽く名前を出して触れる事でいい事をした気分になって終わるだけのサポートが相手方の境遇を改善した事など唯の一度もない。


何も成せない活動頻度

✔ ミミック、ふぇありす、もちひよこの命運を握る「パラレルウォーカー」。活動頻度は極めて低く、二ヶ月近く前に上がったこの動画(案件)を最後に更新は滞っている。理想的な活動頻度は言わずもがな「毎日」だ。

「暇なときに適当に集まって遊ぶだけ」というハードルを下げる為に保険をかけまくった守りの姿勢で挑んで改善する現状などある筈が無い。もちひよこやミミックあたりはぽこピーが参加出来ない時に三人だけで活動する事も考えた事がありそうだがプライベートでの絡みも低頻度過ぎてぽこピーとの関係値が高まっていない二人には多分そういった案を面と向かって打診する事が出来ない。「プライベートでの絡みの頻度の低さ」×「活動頻度の低さ」という二重苦でパラレルウォーカーは完全に無用の長物だ。

もう一度言うがパラレルウォーカーがミミック、ふぇありす、もちひよこの地位を向上させるという本来の目標を達成するのに必要な活動頻度は最悪ぽこピーが居ない状態でも構わないからほぼ毎日何かしらの活動をパラレルウォーカーのチャンネル内で行う事だ。そのレベルで動き続けなければ視聴者が三人を「ぽこピーの身内」と認識してそれぞれの個人チャンネルまで習慣的に見に行く流れは作れないし、それが出来ないならこのユニットに存在意義は無い。


✔ もちひよこの生命線「もちぽこ」での配信が数ヵ月に一回程度しか行われていない事について言及する一幕。もちひよこは恐らくホロライブを習慣的に見る事でその成功の秘訣の一端を掴んでいて、「もちぽこ」の頻度について言及する口ぶりから「これでは効果が薄い」という事を話したかったのだと思うが横の頭の悪い女が「めちゃくちゃ会ってるじゃん」とプライベートで飯に行っている話にすり替える暴挙に出ていて、マジでガチの殺意を禁じ得ない。「もちぽこ」と言ってプライベートで飯に行く話な訳がねえだろボケがと壁ドンの姿勢で問い詰めたい衝動に駆られる。

結局「もちぽこは3ヶ月に一回は活動を行っている」という事で話は落ち着いているが、これは女性V同士がカップリングで活動して効果を望める頻度を全く満たしていない。二人がプライベートで会っている頻度を仮に「月三回」程度だとして、その度にコラボをしたとしても少な過ぎる。

ぽこピーは他Vとコラボする際やれVRChatでゲームだキャンプだフルトラスタジオだと豪華なシチュエーションを用意しようとするがコラボやカップリングの効果を生むのにそんな物はいらない。本当にシナジーのある者同士なら企画などポケモンやマイクラ、スプラトゥーン等流行りの物を適当に扱って簡単に合同配信を行うだけで十分だ。互いの関係値を深める為には一回を重くするより頻度の方が圧倒的に大事だし、リスナーに「こいつらはセットの存在」と認識して貰う為にもそれが一番重要になる。毎日のように裏で絡み続け最低週一、二回程の頻度で合同配信を行い、関係値が高まりそれがリスナーに十分認知された時、合同配信の企画は「雑談」「トランプ」でも大いに盛り上がり切り抜きが量産されるようになる。

留意しなければならないのは合同で活動に当たる頻度が今のもちぽこのように「数カ月に一回」程度だとリスナーには「てぇてぇ」どころか「不仲」と取られかねない、という事だ。実際もちひよこの節目節目のイベントにのみ駆けつけるぽんぽこは「常々絡むのは時間がもったいなくて嫌だけど晴れ舞台ぐらいは顔立てに行っとくか」にしか見えず、これでは「てぇてぇ」など生まれる訳がない。「関東と関西で遠いから」みたいな言い訳を常々使っているように見受けられるがそれは頭の悪いお前が必要もないのに滋賀とかいう訳の分からない田舎に籠る選択をしているからだろうという話で、クソみたいなコピー動画しか作れなくなっているんだから兄なんか置いてとっとと東京に出ればいいだけだし何なら兄も滋賀に籠っている必要なんかないんだから一緒に出てくればいいだけの話だし、そもそももちぽこが合同配信を行うのに直接会う必要なんかないだろバカが、という話だ。

もちぽこに限らずシナジーのあるVと組んで相乗効果を出したいなら企画の内容などなんでもいいからとにかく高頻度で合同配信を行う事だ。常々(オンライン上で)一緒に居すぎて絡みの練度が高まりトランプをやっているだけでも大盛り上がりするようになった時、もちぽこというカップリングは初めて存在意義を生む。距離は関係ないし、時間が無いのは編集をいつまでも自分の手一つでやってるからだし、コラボ頻度の重要性に気付いていないのは業界研究が足りていないからだ。何もかも全部ぽんぽこが悪い、以上。


「てぇてぇ」の極致:《企画なんかいらねえ》

✔ 13:36~ 大神の革命→常闇の革命返しの流れが面白過ぎる大空のホーム的ユニット「常MOS」の大富豪配信(アソビ大全)。参加している4人のホロメンもコメント欄も大いに盛り上がり切り抜きまで量産されたこの配信だが、冷静に考えてみるとこの4人はズブズブのいつメンで集まって大富豪をやっているだけなのだ。「てぇてぇ」が高まると企画なんかなくても十分面白い、この配信こそその証明だ。

「てぇてぇが高まった状態」とはシナジーのあるV同士が常日頃表でも裏でも絡み続け、その結果生まれた独自の関係性をリスナーが十分に認知している状態を指す。

①大空にとって母兼姉のような存在である大神が革命で名物ノリ「ス虐」から大空を救う→➁大神にデレて甘える大空→③大空の悪友で「ス虐」の第一人者常闇がそれを許さず革命返し→④常闇に虐められた大空、母(大神)の名を呼びながら泣く、という一連の流れはリスナーもよく知っているそれぞれのキャラと関係性を綺麗に踏襲した物で、フリが効いている分起こる笑いもやはり大きい。

常MOSは大空以外皆ザコライバーで女性的な魅力でもちひよこに勝っている者などいないし、ぽんぽこと同じ男役の猫又は笑っているだけで何も機能していないし、ユニットの目玉の大空も声で笑わせにかかっているだけでお笑いスキルはぽこピーの足元にも及ばないが、「てぇてぇ」はそんな個々人の力量の粗など物ともせずに絡みの面白さを天井まで跳ね上げてしまう。これはもう念能力とかそういう類の代物だ。

大切なのは「うちら裏では仲いいもんねー」ではなく具体的にどんな風に仲が良いのか、どんな関係性を築いているのか、力関係はどうなのか等をそれぞれのキャラも含めて事細かにリスナーが認知するまで頻繁にコラボを重ね続ける事だ。それが完了した時リスナーは企画や情報ではなくV同士の絡みに注目するようになり、結果この動画のような企画とも言えない企画でも大いに盛り上がる、言わば確変状態に突入する事となる。


何も成せないコラボ動画

✔ やってはやめ、やってはやめを繰り返した他Vとのコラボ。ぽんぽこ24に呼びつけたksonやコラボウィークで山のようにコラボを重ねた多数のV達との関係も今は綺麗に切れている。

ぽこピーは他Vとの関わりを明確な結果を導き出せるまでやり通さないので誰とコラボをしても結局何の成果も上げられていない。うだつの上がらない者の格が上がるまで、若しくは先行き明るいVといい関係が築けるまでといった明確な目標を持ってやらないのならコラボをする事に大した意味はない。多分彼らにとって「コラボ」とは「再生回数飽食をするか、させるか」ぐらいの意味合いしか持たないのだろう。


誰かに施しをした時、そのリターンは大抵の場合望む形以上には返ってこない。だからこそこれと思う人物を目ざとく見つけて十分な補助を行う事を少しでも多く、時間を惜しんでやらなければならない。必要なのはアンテナを張る事と資金力だがどちらも今のぽこピーになら叶えられる範疇だ。

私が列挙した他Vを補助する案と自分達のチャンネルに閉じこもって同じ企画ばかり繰り返すぽこピーの活動模様を対比してみて欲しい。どちらに実があってどちらに将来性があるか、誰が見たって明らかではないか。


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