【真・ぽこピー批評.03】《テレビの歴史をなぞるが如く》C【コラボがもうだめ(富士葵&キクノジョー編】include:ぽこピー、富士葵、AZKi

VTuber


【①.ぽこピー+富士葵&キクノジョーのコラボはシナジー満載、にも関わらず全く擦られない】

【➁.富士葵とキクノジョーの組み合わせにシナジーはない】

【③.キクノジョーの企画は富士葵以外にやらせても仕上がりに違いは出ない】

【④.裏を返せばコラボに適している企画とも言える、がコラボ自体が行われない】

【⑤.アイドルなんだから見た目には気を遣いなさい】

【⑥.せめてピーナッツくんよりは気を遣いなさい】

【⑦.勉強して情勢に付いて行く事が出来ないのならいくら努力しても独立独歩は無理。分解してぽこピーの部品になるのが吉】




➁.「コラボがもうだめ(富士葵&キクノジョー編」

✔ おめシスを取り除いた「ぽこピー+富士葵&キクノジョー」の四人コラボは文句なしにシナジーが強く、ぽこピーのチャンネルにコラボ動画を上げれば40万回以上回る。40万はにじさんじのトップと個人勢最強を同時に連れて来ても出せない数字で、ぽこピー最大のキラーコンテンツ「グルメ」と並ぶ程なのだが、ぽこピーはこの形式でのコラボを既に半年以上放置している。

視聴者からもGoogleからも再生回数という分かり易い形でゴーサインを出されている富士葵&キクノジョーとのコラボを半年以上も放置するぽこピー、狂っとんのか?この項で言いたい事は唯々それに尽きる。

この四人でのコラボをよくよく見てみると、キクノジョーと富士葵・キクノジョーとぽんぽこの間に仕事の関わり以上の関係性が存在していない事が分かる。組んで円滑に仕事をこなせるいいビジネスパートナーではあってもシナジーを生んでてぇてぇ売りが出来るコラボ相手同士にこの組み合わせは絶対になれない。

分解して詳しく並べるなら四人のうちシナジーがある組み合わせは「ピーナッツくん+ぽんぽこ」に加えて「ピーナッツくん+キクノジョー」、「ピーナッツくん+富士葵」、「富士葵+ぽんぽこ」の四つで極めて多く、四人というそれを薄めない絶妙な人数構成のお陰で「ぽこピー+富士葵&キクノジョー」のコラボは視聴者にウケている。

シナジーを生む組み合わせがこれだけあるという事は、動画・配信に当たるフォーマットがその分増えるという事でもある。ぽこピーを除いた三つに加えて前記事のおめシス+ぽんぽこの三つを加えればぽこピーは六つの有力フォーマットを新しく得た事になり、その全てを均等に回すとなればネタ切れとは無縁になる。

形式のほとんどは配信でいいし、ネタはマイクラでもスプラでもフリートークでも何でもいい。大事なのは全ての組み合わせを視聴者の目の前で擦って「育てる」事で、相性のいい相手とのストレスフリーな活動と、それに反して勢いよく伸びる再生回数が活動へのモチベをキープしてくれるだろう。


✔ 3月に上がった「ピーナッツくん+キクノジョー」のサシコラボ。5年余り自他共に認める名コンビでありながらサシコラボがついこの前上がったこれ一本だけな時点で頭がおかし過ぎる。旅行に行くにしてもサウナに行くにしてもこの二人は二人だけの組み合わせで動いてリスナーの目の前で関係性を育てていくべきなのだが、どっちもそういう事が分からない人でどうしようもない。


✔ VTuberとかいう発展途上な分野の片隅にいる一介の運営が作ったとは思えないレベルのコント動画。前回と比べると薄味でキレが悪いが、それでも信じられないクオリティ。

その反面、これに限らずキクノジョーが富士葵にやらせている企画はほぼほぼ全部が「富士葵でなくても出来てしまう企画」ばかりだ。動画のテイストや仕上がりを維持する事を意識したとしてもときのそらやAZKi、白上、百鬼、角巻、博衣等ホロライブに限定しても代わりを務められる人間は何人もいるし、実際富士葵とすげ変えて撮影しても動画の出来栄えは変わらないだろう。


✔ 1:51~ 「色んなチーズを食べ比べる企画」。取り揃えたチーズの紹介をしていくさわりの部分からもう面白くない。唯々台本に従いお互いにターンを守って丁寧に会話をしていくのはシナジーがない証拠。富士葵ではない他の女性Vにやらせても出来栄えはほとんど変わらない。


✔ これらに始まり、富士葵のチャンネルの中には「富士葵でなくてはならないコンテンツ」「富士葵だけが持つ長所を売り込む活動方針」が存在しない。キクノジョーは富士葵個人に限定される長所を一つも把握出来ていないし、その売り方も根本的に分かっていない。ここまで噛み合わない二人は分解してぽこピーとのコラボ活動に当たらせた方がずっと成果が見込める。

「富士葵以外にも代わりを務められる企画ばかり」という事は、さらに裏返してみれば「汎用性の高い企画」という見方も出来る。上に挙げたホロライブの清楚系、富士葵と相性がいい筈の同じカラーのV達を招いて企画に組み込んでもまとめられる可能性が高いという事で、「コラボ向きの企画」という事も出来る…のだがキクノジョーと富士葵はどちらも外部のVと繋ぎを取ってコラボをセッティングする事に消極的だ。

一時期と比べると数的な部分で相当巻き返し、今はおめシスに少し負けているぐらいの数字だがこの差はぽこピーやにじさんじと自発的なコラボが出来ているかいないかの差である可能性が高い。富士葵はキャラクター的にホロライブの綺麗めライバーに近く、そこと絡んで親和性が望める点はぽこピーやおめシスにはない大きなアドなのだが、やはりキクノジョー・富士葵共にそれには気付かない。


✔ 22:09~ 半年ほど前のやべぇコラボ動画。頭数を集める事で何とか再生回数の低迷を回避しているMZMとその多諸々の集まりに混ざる富士葵だが、輩系ばかり集まった中に清楚系一人で世界観がもう滅茶苦茶。

このコラボへの参加を直接的に進めたのが富士葵とキクノジョーのどちらなのか知らないが、進めた方もブレーキをかけなかった方もどちらも頭がおかしい。パッと見の世界観のズレもヤバいがこの顔ぶれに富士葵が混ざっても何も生まれない事が何故予想出来ないのだろうか。どちら共が「とりあえずコラボしとけばいい」というぽんぽこと同じ勘違いをしている訳だがそれで上手くいくなら今頃V業界は成功者で埋め尽くされている計算になる。


タイトルとURLをコピーしました