【真・ぽこピー批評.04】《FINALにする勇気もない》H【「人間関係」に泣いたお祭り配信】include:ぽこピー/健屋花那/友人A/富士葵/クレイジー・オリー/キクノジョー

VTuber




世にも珍しいホロライブ

✔ 2:44:22~ シークレットゲストがまさかのホロライブカラーだった驚きの「異世界転生ゾンビ」。企画の内容はひたすら運ゲーを繰り返すしかも死にゲーというイカれっぷりで、まあ面白い。ホロライブカラーのコーナーを設けるのはいい心掛けだと思うがAちゃんやオリ―を呼んだのがぽんぽこなのかしぐれなのかで話は変わってくる。

このコーナーに出ている「ホロライブカラーのゲスト」とはAちゃん、しぐれうい、そして後ろにいるクレイジー・オリーの事だが、この三人の属性は「スタッフ」「ホロライブと親しい関係の部外者」「海外ホロメン」という事で全員「ホロライブ」としては外角ギリギリいっぱいのメンバーばかりだ。「今年はホロライブコーナーを作ろう」と意気込みはしたものの「でもガチのメンバーは怖いから」と同時に尻込みもしている事になる。

しぐれはさておきAちゃんとオリ―は「外角いっぱい」にしては悪くないメンバーだ。オリ―は似たようなのが多い海外ホロメンの中ではそれなりに目立つ存在で、海外Vのたしなみ「ニッポン万歳運動(日本文化を好み擦り寄るムーブ)」を繰り返す事でJPリスナーからの好感度も高い。海外ホロメンとJPホロメンの領域、そして持ちリスナーは完全に断絶していて結局仲良くなっても先々どうにもならないのだが、まあぽこピーにしてはよくやった方だと言えるだろう。

Aちゃんは箱の中では下手なホロメンより遥かに存在感を発揮しているスタッフで、同クラスのホロメンだと男性共演者NGの所謂「コーン営業」を選択している者も多い中でこの人選は上手い。ホロライブ公式の配信アーカイブ一覧を見れば分かる事だがAちゃんが一人でやっている配信のアーカイブは軒並み10万回再生辺りをキープしていて、これは中級のホロメンとほぼ並ぶ数字だ。Aちゃんの人気のみで勝ち取った数字という訳ではないが、それでも箱推しリスナーから全く受け入れられていない存在が一人で配信を行って出せる数字ではない。

それなりに観れる出来になっているのは企画が分かり易い事とキャストにそれなりの華がある事のお陰だが、改心の出来には物凄く程遠い。この6人の中でリスナーにウケるような関係性を結んでいる組み合わせがないし、関係性など関係なしに単体でただそこに居るだけで場を爆発させてしまうような大物も居ない。何度も言うようだが大事なのは「何をするか」ではなく「誰(と誰)がするか」だ。

しかし世にも珍しいホロライブパートなら何故タイムスケジュール発表の時点でシークレットゲストとして伏せたのだろうか。公開しておけば配信の開始前から業界全体からの注目度が違っただろうし、このパートでこちらを観に来たホロリスの何割かが運が良ければその後も居残って観続けてくれたかも知れないのに、その後の企画が余りにクソだから最初から諦めていたのだろうか。


シナジー殺してグダグダ見せる

✔ 2:25~ この24時間配信で唯一ぽこピーとシナジーがあると言えるV、富士葵&キクノジョーとの朝パート。(2:32)の「3文=現在の価値で90円」は物凄く面白い。多分ここがこのぽんぽこ24vol.7で一番面白かった所だろう。

シナジーがあるVとのコラボにも関わらずこのパートが全く盛り上がらなかったのは4人の関係性やシナジーを押し出すのではなく4人共を難易度の高い企画に集中させる作りになっているからだ。本当にゾッとする話だが、この4人の頭はVのリスナーが企画の質に注目していた時代で止まっているのだ。


✔ 12:26~ 寝起き&徹夜のしんどい状態でハードなエクササイズに挑戦するパート。4人共終始ヒーヒー言っているが、これだとどんな組み合わせの4人にやらせても同じ画になってしまう。この4人ならではのシナジーを壊してしまう最悪の企画選択だ。


✔ 19:46~ 二問目は「小さい文字で書かれた問題を解くパート」。普通に会話していればそれだけでいい絡みが生まれる4人が押し黙って個人個人で作業に集中する展開に………頭ワルーーイwww

このパートの三つの問題を考えたのはぽんぽこだと思うがそのどれもがV自身の持ち味やV同士の組み合わせの良さを引き立てる事を度外視した物ばかりで本当にどうしようもない。そういう時代じゃないんよ今は


✔ 39:41~ 4人のシナジーを見せずに素人の大喜利センスを見せるコーナー。頭が痛い。

この時代全てのVのやるべき事は「①シナジーのある同業者との関係性の温め」→「➁互いの活動で互いを拡散し合う」→「③定期的にその組み合わせで、シナジーを邪魔しない範囲の企画を行う」これに尽きる。この4人のジジババVは今でも企画力で勝負しようとしているがどんな天才だったとしても企画のアイデアというのは尽きるし、時勢に合わせてインプットし続けなければならない事を考えると燃費が悪過ぎるし、「質」より「好感度」で勝負した方が伸びるし持ちがいいに決まっている。本当に全員頭が悪い。


資格を取っておいて正解だった女

✔ ついでに言うと最初のエクササイズのパートで真ん中に映っている健屋も頭が悪い。にじさんじの低級ライバーがこの類の企画力を試す活動を、それも一人で行っても今さら何かが変わる訳がない。久しぶりに見たが相変わらず何も分かっていないようで、ただ偏差値が高いだけの無能のままのようだ。

VTuber全体が今活動において留意すべき事は上記の通りだが今業界に存在している全ての女性Vが意識すべきなのは「ホロライブとのパイプの確立」唯一つになる。個人勢とにじさんじが同時に崩れ始めている今まともに機能しているのはホロライブ一つだけで、先の見通しが立つのもここに所属しているVのみ──それ以外の場所にいる女性Vは彼女達に繋がっておく事でしか先の保証は得られない。それに気付いてかここ最近ホロライブとコラボするそれ以外の場所所属の女性Vの数は目に見えて増加している。

こんなにも分かり易い兆候を見逃して一人で完結する活動に力を入れるなど現実逃避以外の何でもない。健屋は2019年後期のデビューで宝鐘や兎田と同期に当たるが、情勢を読んで課題に真正面から挑む事をせず、こうやって現実逃避を繰り返した結果この差の開き様だ。最近配信の視聴回数が1万を割る事が増えたようでいよいよにじさんじの最低ラインが近付いて来ているようだがこれも完全なる自業自得。──まあ今後は医療の仕事頑張ってねとだけ言っておこう


「人間関係」に泣いた佳作パート

✔ この記事で挙げたのは凄惨極まるガン萎え配信24時の中ではまだマシなパート二つだが、どちら共が出演しているV同士の「人間関係」「シナジー」を軽視した結果微妙な仕上がりになってしまった形だ。一つ前の記事で挙げたのは「ゲストの面子」「企画の方向性」に問題がある物がほとんどだが、それを適切な形で叶えた上でさらにその上に練られた人間関係やシナジーが上乗せされていないとVはこのご時世いい物を作る事は出来ないという事になる。

その意識を持てないVの成れの果てが健屋だ。低学歴のサブカル人間しか存在していない業界に単身乗り込んだ高学歴女が、その人間関係構築の齟齬を解消しないまま意地を張り続けた結果当然の帰結として事務所の最底辺にまで落ち込んでしまった。VTuberは人間関係で後れを取ると芯を食った企画を行えないどころか満足に存在する事も許されない、これはその証明と言えるだろう。

──本当に、医療のお仕事頑張ってね😊😊😊


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