【 05.フレン・E・ルスタリオ:78点 】(前編) – VTuberレビュー(にじさんじ) –

VTuber



【 YouTubeチャンネル:フレン・E・ルスタリオ
【 所属:にじさんじ 】
【 活動開始:2020年2月1日 】
【 チャンネル登録者数:43.4万人 】
【 直近再生回数(一ヶ月平均):6.88万回/day 】

【①おバカ×可愛いを両立させた良質なボケ役。余裕で業界最高品質】
【➁太鼓持ちLv.9999。先輩ライバーの扱いが天才的に上手い】
【③人が好きで堪らないコミュ猛者。溢れ出る愛情に萌える】
【④教養はないが地頭がよく、器用。地道に改善・向上を行えるタイプ】
【⑤おバカと太鼓持ちで隠れがちだが笑いの能力にも長ける。最低戌亥クラス】
【⑥反射神経が強くムチャぶりもヒットで返す。受け時の対応力と処理能力が高い】
【⑦ライバーには珍しい「現実にいそうなイイ女」。「頭の緩い美人」というおじさん殺し】

【①脊髄反射でコメを拾って場を白けさせる雑な単体配信】
【➁育ちが悪く、根はDQNじみて口も態度も悪い。ネチネチとした笑えない悪態】
【③相手によって大きく態度を変える二面性。電波に乗る場でそれをやってしまう思慮の欠如】

批評

✔ フレン・E・ルスタリオは2020年初頭にデビューしたにじさんじのバーチャルライバー。同期にメリッサ・キンレンカイブラヒムがいる。埋もれてしまいがちな2019年後期以降にデビューしたライバーでありながらバラエティ畑で毎動画10万回再生前後を記録するやり手。新世代のバラエティ系にじライバーは彼女が最有力で間違いないだろう。

人好きで他のライバー達と関係を築くのが上手く、特にさんばかを始めとした先輩の転がし方が天才的に上手い。溢れんばかりの愛情で擦り寄り、やる事なす事全てを肯定して褒めちぎる様子は明らかにおかしいが戌亥にしてもリゼにしてもどうしても気持ちよくなってしまうらしく、フレンといる時の二人は本当に楽しそうだ。紛う事無きおバカキャラだが器用でハートが強く、どうイジっても面白く返してしまうのでフレンを叩き台にしておけば一時間でも二時間でも場を盛り上げ続ける事が出来る。ずっと低姿勢で太鼓を持ち続けるが突然正気に戻ったかのように先輩を刺す事があり、その緩急がまた面白い。やられた先輩ライバーも気持ちがいいのかただ楽しそうに「お前いい加減にしろよ~w」と笑っているだけだ。

29:36~ 「ビタミンウォーター」。戌亥がとにかく好きなフレン

43:49~ リスナー」。フレンと一緒で楽しくなり過ぎているリゼ

3:44~ 可愛くないです」。刺す時は刺すフレン

恐ろしいのはフレンはこの先輩転がしを計算や媚びでやっていない、という点だ。彼女の記事を書くにあたって私も結構な数の動画を観たがフレンが打算を下敷きに動いている様子は結局一度も確認出来なかった。雑談もゲームも先輩とのじゃれ合いもフレンは全部自分の気持ちに正直に動いているだけなのだ。私はその素直さとおバカが入り混じる彼女のホラゲ実況が特に好きなのだが、何もない所に急に現れる幽霊に「ズルすんな!」と注意し、不安感を煽るBGMに「怖がらせるのはもうやめて貰えませんか」と半べそで説得を試みるという新し過ぎる立ち回りは必見だ。感情の振れ幅が大きい事や常識のラインが見えていないあたりまだ大学生ぐらいの歳だと思うが、この面白さは若い今が旬だろう。

おめがリオにしても銀河アリスにしてもバラエティ担当のおバカと言えば女感が無くなるものだがフレンはその点も抜かりなく、クールビューティーの正統派なモデルは中の人の「偏差値の低そうな美人」というキャラに綺麗に合致していて、どんな場面においてもイイ女感が崩れない。モデルを脱いでも巨乳である事や「セクハラも度を超さなければ別にいい」と簡単に言ってしまうガードの緩さを見てグラつかない男はいまい。現実にいそうなイイ女でバラエティ的な能力も高いというのは業界で他にいないのではないだろうか。アンジュが「お前も私と同じ(干物の)人生を歩むんだよ」とフレンに言っているツイートを見た事があるが残念ながらそれはないだろう。中の人が相当残念な見た目をしていたとしてもこの手の女性が男にあぶれる事はそうそう無く、質の良し悪しはさておき色恋の頻度は高く、結婚やその他諸々も他より早いのが常だ。


先輩を反射的に立てる習慣や可愛い系の地声にも関わらず低めの発声で抑え気味に話す様子、教養はないが礼儀正しく、しかし下の者(視聴者)を前にすると態度が崩れてDQNぽくなる粗、これは関係ないかも知れないが鶏肉は高たんぱくな胸肉を好むという特徴を見るにフレンは体育会系の出身で、学生時代は相当上下関係に厳しい部活か何かに属していたのだろう。そういう所出身のモテる女はやはりセクハラや下ネタに対して寛容な者が多く、精悍なスポーツマンタイプの男がタイプである事もその特徴に合致する。Vタレントと言えばオタク、若しくは文化系出身の人間を中の人にあてがうのが一般的だったが、にじさんじは近年フレンや早瀬のようなそこから逸脱した人間をあえて採用する事を意識的に行っているようだ。早瀬のようにやはりV視聴者に受け入れて貰えないパターンもあるがフレンのようなスマッシュヒットが起こる事もあり、にじさんじは彼女のような例を狙って今後増々バラエティに富んだライバー達を生み出していく事だろう。



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