ホロライブコラム.02【ジェネレーション・プレミ@ホロライブ1期生】B《先鋒、アキ・ローゼンタール➁VCR:負け犬達のストーリー》include:宝鐘マリン/さくらみこ/ぽこピー/GTAスト鯖

VTuber




【先鋒、アキ・ローゼンタール】Ⅰ「ゲームが好きです。でも男の人はもーーっと好きです///」(続き

✔ 12:06~ 半面VCR世界で男性ストリーマー相手だと途端にコミュ強になって輝くアキロゼ。Arkでのクラッチとの関わりから大体分かっていた事だがアキロゼは女性ではなく男性とのコミュニケーションが上手く、意欲も発揮出来るタイプだ。中高生時代男のクラスメイトとばかりつるんで女子連中から陰口を叩かれていたあの手のタイプだと言えば分かり易いだろうか。

VCRでのゲームプレイ中男性が相手になると声のトーンが急に高くなり喋り方も甘くなって、全部の発言に甘えているニュアンスが付くがこれがとにかくエロく、多分ここに参加している男性陣はその八割方がアキロゼにギンギンだ。ギャングに割り振られたアキロゼが警察役の男性ストリーマーに手錠を掛けられて「この手錠、痛いなァ……////(外して???)」みたいな事を言ったりもしているがこれもエロ過ぎる。実際プライベートでこういうプレイをした経験がないとちょっと出ない台詞なんじゃないだろうか。


✔ ここでアキロゼが犯しているプレミは「それリスナーに向けてやれや」というもの。ホロライブには『➁リスナーとは準・彼氏とでも言うべき距離感で接すべし』というシャドー・ルールがあって、ホロライブで中級以上のライバー達はこの手の恋愛対象だとか恋愛対象としてありな相手にやるような所作を良きタイミングでリスナーに向けてこまめに行う事を欠かさない。


✔ 4:59~ 女性リスナーの特別扱いに拗ねた男一味達をなだめるためストレートに「好きです」と伝える宝鐘。通常配信でもまま観るような光景だがメン限でならもっとで、その所作は彼氏、旦那、恋人未満の男友達、兄、弟、息子、父親等ありとあらゆる親しい男性に向けた趣を行ったり来たりする。

夏色や星街、獅白、常闇、ラプラスのような反骨系のホロメン達はこういった「準・彼氏」とでも呼ぶしかないような親し気な振る舞いを「媚び」と取って見下したり蔑んだり自分はああはなりたくないとか思ったりする訳だが、これもやはり思い違いだ。

男女の関係性の趣旨とかその有様、他人がそれを見た時の外観というのはそれが元々どんな関係であったとしても仲が深まれば深まる程上に挙げたようなあらゆる親しい男女の関係全てをミックスしたような趣になってしまう。誰しも自分の父母や祖父祖母等を思えば腑に落ちる所があるのではないかと思うが、或いは個人勢Vぽこピーなどを見ても分かり易い。

元々兄妹な二人は行動を共にし過ぎたせいで最早カップルだか熟年夫婦だか、要介護老人と女ヘルパーだか息子と母親なんだか何がなんだか分からないような様相を呈していて、場合によっては訳の分からない田舎に籠って生きる中で狂気を育て、込み入った関係に陥ってしまった変態兄妹のようにも見える。リスナー相手に彼氏にするような所作をしている宝鐘を見て媚びててキモいと思うのと大体同じような話だ。


✔ 6:38~ リスナーの手をそっと包み込む形でチャンネル登録者数190万人達成を目指すさくらみこの耐久配信。想像に難くない事だが開幕と同時にその手を放せとリスナーから袖にされ気分を害したと登録解除祭りが起こりさくらみこがかちキれ媚びてまたキれてを繰り返す流れ。

これや上の宝鐘の配信を観れば分かり易いが、Vの配信はリスナーと質の良い殴り合いを繰り広げる事で無限にその完成度を上げていく。上の配信の宝鐘が好きですのワードを選んだのも女性リスナーを特別視する発言をしてそこまでの流れを作ったのも適当に喋っていた結果生まれた偶然ではないし、さくらみこのこの配信など全てが事前に本人が思い描いていた通りに進んでエンディングを迎えている。Vが配信の質を突き詰めたい場合リスナーとの殴り合いを繰り返してその練度を上げていく事は必須条件だし、それをホロライブ一やり込んだ二人は自然リスナーとの距離も極端に近くなり、結果「➁準・彼氏とでも呼ぶしかないような密な関係をリスナーと結ぶ」に至ったという訳だ。


✔ ここまでが分かるとじゃあなんで夏色・星街以下の反骨系ホロメン達はそうなっていないばかりかそれを忌避する思想まで持ってるの?という話になってくるのだが答えは簡単、宝鐘やさくらみこのように配信というものに対して真摯に向き合いその質の向上を心掛けた事が今までにないからだ。これは今後この記事シリーズで何度も言っていく事になると思うが、ホロライブの前提的なルールや空気を進んで壊しに行くホロメン達はそのことごとくが配信のようなVとしての活動の基本的な要素一つ一つに全く正面から向き合っていない。

それは本来リスナーに向けてやっておけば配信の質を上げ自分の付加価値も爆上げしてくれるお色気ムーブ・媚びムーブを男性共演者とかいう明後日の方向に向けて放っているアキロゼも同じ事。デビューと同時にそもそも与えられていたお題にこの5年余りで一度もまともに向き合った事がないのは確定的に明らかだ。

夏色・星街のようなライバー達がリスナーの事をキモい、信用出来ない、何なら敵と思っているとするならアキロゼはどうなのかと言えば、嘘泣き・ローゼンタールの一件を見るに長年「自分を励まし活動を続ける意志を保たせてくれる人達」、つまりボランティア的に一方的に尽くして然るべき存在だと思っていたようだ。──女性相手にこういう言葉はあまり使いたくないのだが、どいつもこいつも頭が悪過ぎて本当にキモい。本当に嫌い。

ついでにモデルも三人共ブス過ぎる。本当に嫌い。


【先鋒、アキ・ローゼンタール】Ⅱ「VCRの人:負け犬達のストーリー」

✔ Arkに引き続きGTAでもスト鯖に参加しているアキロゼ。毎日10時間前後がスタンダードとかいうイカれた配信時間は今回も健在で、Arkでなくともオープンワールド系の多人数参加型ゲーなら結構なんでもいいような感じだ。GTAスト鯖での配信の視聴回数は20~30万回の間を行ったり来たりしていてこれはさくらみこ辺りと同等の数字、つまり事務所で三本の指に入る配信強者と同等の数字になる。

GTAスト鯖には同期の二人を始めとした他のホロメン達もそれなりの数参加しているが、誰の配信にも視聴回数の意味でここまでのバフはかかっていない。夜空やReGLOSSだと各配信5万回前後、それ以外は大体10万回前後で調子が良くて15万辺りをうろつく程。頻度はともかく一回一回の配信時間は皆アキロゼとそこまで大差ないのでやはりアキロゼだけが別格で、界隈における「VCRの人」の認識がアキロゼに付き始めている事が分かる。ここ最近でアキロゼが上げた唯一にして最大の功績は間違いなくこれだし、もしかするとデビュー以来の尺度で見てもそうなのかもしれない。

しかしこんな事を言わなければならないのは本当に胸が痛んでしまうのだが、アキロゼがVCRで上げている功績や稼いでいる話題性、配信の視聴回数、そこで構築しつつある人脈等には全て何の意味もない。VCRはうだるような成績不振の果てにやる事が無くなったライバー達が逃げるように行き着く先で、そんな掃き溜めで何をどれだけかき集めてもそんな物は他所では使えないゴミでしかないという事だ。

ホロライブのトップ層に並ぶ数字を期間限定で稼いでアキロゼは気持ち良くなっている事だと思うが、VCRが終わってホロライブの中でホロリスを対象に、ホロメンと共に行う活動に帰って来た時、アキロゼの配信の視聴回数が伸びている画が想像出来るだろうか。宝鐘やフブみこのような勝ち組ホロメン達がアキロゼに対する認識を改め前記事で挙げたような冷めた扱いを改める運びになるだろうか。リスナー達がアキロゼを彼女達と同列と認めて優先的に視聴する可能性に関してはどうだろうか。

VCRは負け犬ライバー達に一時の気休めを与える為の娯楽施設でしかない。そこで上げた功績、稼いだ話題性、築いた人間関係、紡いだ物語はサーバー終了後各々が自箱に持ち帰ると同時にガラクタと化してしまう。

現実が辛いからゲームに逃げる、顔がだめだからVとしてやっていく道を選ぶ、そこですら戦う意志を持てなくてさらに別領域に逃げた彼らを現実は赦してくれない。負け犬達が寄り集まって傷を舐め合う事で紡いだストーリー、それはやはり一時の夢にしかならないという事だ。


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