ホロライブコラム.01【蟻には蟻の、象には象の@宝鐘マリン】P《お前に社長は無理なんだワ。(7)小さな計画➁動画じゃなくて計画を作れ》include:天音かなた/星街すいせい/兎田ぺこら/湊あくあ/みこめっと/あくしお

VTuber




一つの動画の保ち時間

✔ 例えば前記事で挙げた【インスピレーションの産物その➁.星川とのコラボ動画】に関してその製作過程を言えば、宝鐘は「①星川が湊を好きな感じ面白いな」というインスピレーションを得た後「➁それを使って何か面白いコラボ出来ないかな」と考えて「③企画を組み立て」「④動画に落とし込んでいる」。「①」のインスピレーションを「④動画」という形式に投射して作品とした訳だが、これにはいくつか問題がある。

まず一本の企画動画を上げた場合、それがどんなに良質な物であっても界隈のリスナーが騒いで宝鐘の元に反響が届き続ける期間は持ってせいぜい3、4日の間だ。宝鐘が上げたどの動画も初めの3、4日、短ければ一日二日の間だけ界隈を賑わせ後は下火になり、コメントは更新されなくなり1万回追加で回るのに何週間もかかるようなペースでしか再生されなくなる。同様にそのコンテンツが持っている何かしらの効果にしてもそれを上げた事により宝鐘が感じる充足感・達成感にしてもそれが一本の動画の形式をとっている限り持つのはせいぜい3、4日の間だけで、その数日後、つまりコンテンツを上げてから一週間もすれば宝鐘はそろそろ次の何かを考えなきゃなというノルマと向き合わなければならなくなる。この動画の企画構成と共演者との打ち合わせには結構な時間と手間がかかっている筈だし、編集作業をスタッフに投げるのにも纏まった額の金を支払っている筈。それがたったの一週間であらゆる効果を失うのならその繰り返しが苦痛になるのは想像に難くなく、ただ伏してヘラってしまう流れが生まれるのは寧ろ当然の流れと言えるのかも知れない。


数日の命の名作達

✔ 昭和歌謡祭で発表されたオリジナル曲。曲・MV共に高品質な事に疑いの余地はないが上げられてから二週間経った今、界隈でこれについて触れる者は一人もいない。当然宝鐘の元にこれ関連で反響が届き続けている訳もなく、これだけ力の込められた作品でもたった数週間で過去の物だ。

天音の別世界がMV込みで総製作費1000万円を超えていた話を参考にするとこれにも最低でもそれくらいの金がかけられている筈だが、それがせいぜい数日しか騒がれないのはさすがにもったいなさ過ぎるし、同じような活動を延々繰り返す事を強いられている事を想うとアホらし過ぎて虚し過ぎる。歌謡祭本編と併せると総費用は2000万か3000万か……いずれにせよ同じ額を投げるにしてももう少し賢いやり方はある筈だ。

余談を一つ差し込んでおくと、天音の別世界は上げられてからそろそろ一年経つが現時点で再生回数150万にも届いていない。自身による入魂の作詞作曲でも1000万円の製作費をかけようとも流れも前提も何もない単一の曲がこの界隈でウケる訳がそもそもなかったのだが、天音もそれを身を以て理解している頃だろうか。

これに懲りたら二度と金で遊ぶんじゃねーぞ、このKU☆SO☆GA☆KI☆


✔ 天音の別世界と違い年増キャラというちゃんとした前提を汲んだ歌みただが意外とウケなかったようで、再生回数は上の昭和歌謡のオリ曲と変わらない。これは現時点で上げられてから5日程度だがやはり既に話題には上がっておらず、すっかり過去の物だ。MVの製作費に関しても恐らく三桁万円は下らない。


✔ 3ヶ月程前に行われたホロライブオールスターズとでも言うべきメンバー(当時)によるオフコラボ。向かって左から二番目に男関係でヘマやってオワコン化した人が映っているので今だとちょっとそうは見えないが、これだけ華々しく話題性に富んだコラボはホロライブでも年に数度あるかないか程度。アーカイブの視聴回数は90万超え、同接は平日夜にも関わらず9万人を切る程度でさすがさすがと言ったところだが今このコラボは箱に何の余韻も残していない。少なくとも当時ではホロライブ最強と言っていいメンバーによるオフコラボで、つまり公式が絡まない中ではホロライブで最強の出力を持つ配信とも言える訳だが、それが単一の配信の形をとっている限りやはりあらゆる効力はごく短期間しか発揮されない。本人達もこのコラボの事などやった事自体忘れているような状態だろう。


✔ 少し前に行われたみこめっと×あくしおの大型コラボ。上の超大型コラボに負けず劣らずキャッチーな豪華コラボで予告~配信終了直後ぐらいまでは随分騒がれたものだが、敢行から一週間程経った今やはり誰もこの件を覚えていない。発案はさくらみこか湊か、いずれだったにせよこれ以上ない程センスが良く箱にも大きく響く組み合わせだが、やはり単一の配信の持つ効力というのはごく一時的なものだ。


小さな計画

✔ 企画動画、配信、歌みた&オリ曲のMV、ショート動画、コラボ、箱外のVとのコラボ、周年記念ライブ……例えどれだけ優れたインスピレーションが湧いたとしてもそれを投射する先がそういった単一のカテゴリーだった場合、仕上がった作品が持つ効力は極めて一時的なものになってしまう。「①良質なインスピレーションを獲得」→「➁動画・配信・MV等単一のカテゴリーに落とし込む」→「③効果や余韻、反響はもってせいぜい3、4日」→「④その数日後には次の企画に向き合う必要性に迫られる」→「⑤その繰り返しでモチベが失われる」→「⑥活動に向き合えなくなり、比例してインスピレーションも湧かなくなる」→「⑦それでも①以下の流れを繰り返す事を強いられる」そうしてVの本質的な部分は死んでいく。病み期間が延長され微妙な仕事を上げる事の増えた宝鐘もその流れに乗り始めている事は明らかだ。

それを堰き止める方法は一つで、「①湧いたインスピレーション」を投射する先を「➁動画・配信・MV等の従来の小カテゴリー」ではなく「➁´広義の小プロジェクト」に格上げする事しかない。「①インスピレーションが湧く」→「➁動画・配信等に落とし込む」ではなく達成までにより多くの労力と時間を要する代わりに得られる物も大きい「➁´小プロジェクトに落とし込む」という流れに変更した場合上記「③」以降の流れは起こらなくなり、「①」に戻る地獄のループも、それを辿りながら落ちていく下向きの螺旋にも乗らなくて済むという事になる。


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