ホロライブコラム.02【ジェネレーション・プレミ@ホロライブ1期生】N《中堅、白上フブキ①「優秀」超えて「危険人物」》include:さくらみこ/宝鐘マリン/フブみこ/BABACORN/驚異、狐の大変化!!

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【中堅、白上フブキ】Ⅰ「驚異、狐の大変化!!」

✔ 14:32~ 2023年さくらみこの口から何度も聞かれた「今年はフブさんとの絆が深まった」。ホラゲを用いたタイマンコラボを軸に前年までと比べ何倍かに跳ね上がった絡みの頻度についてを指すものだが、話を聞いていると「(心理的な)壁を感じなくなった」みたいな説明も多く、白上のさくらみこへの態度が砕けて軟化している背景が窺える。


✔ さくらみこによるホロメンへのプレゼント企画にて(一緒に行く)旅行をプレゼントして欲しいと出来た彼女みたいな事を言う白上(9:13~)。さくらみこが意外そうにしているがそれもその筈白上は元々他のホロメンとは一定の距離を保ったビジネスのスタンスを固持していて、自分から同僚にこういう絡み方はしないタイプだった。さくらみこは元より古株すこん部を始めとしたコアなホロリスや大神のような旧知の同僚もこの変化には密かに驚いている筈。


✔ 2023年中何回繰り返したか分からないフブみこでのホラゲ配信中、PCをおそろっち・・・・・にしようとやはり仲良しカップルみたいな事を言うさくらみこ(7:32)。待ち属性のさくらみこは2023年一杯押され続けた事でどうやら下半期辺りに白上にでれでれに落とされてしまったようだ。上のプレゼント企画もトップバッターはやはりこの人という事で迷うことなく白上に繋いでいる。

何ヶ月か前星街すいせいというここ数年さくらみこのベストバディだった人がアホみたいな理由で自爆して今はすっかり鳴りを潜めている訳だが、もしかするとその座は白上に移りつつあるのかも知れない。


✔ 2023年の特に下半期以降異様な頻度で繰り返された種々多様な面子とのコラボ。これに相手方のチャンネルに出たコラボやフブみこでのものを併せると本当にとんでもない量になり、恐らく今年ホロライブで一番同僚とコラボを行ったのは白上だ。白上は単体での配信もホロライブでトップレベルに多くこなすので総活動量を思うと軽く引く。──「五人居る」とか「正体はAI」は割とマジな話なのかも知れない。


✔ 白上、と言うよりホロライブを追っていた誰もが今年気付いていた事かも知れないが白上は他のホロメンとの関係を深めシナジーやてぇてぇの増産を狙う意識で2023年一杯動いていた。ネタや企画にこだわり他のホロメンとは一定以上に距離を保ったまま一匹狼的に活動するセンス先行型だった2022年までの活動方針を大きく転換し、大神やさくらみこのような元々距離の近かったホロメン達を中心に意図的に距離を詰めフラットでフレンドリーな関わりを繰り返し、上に挙げたように想定していたものに近い成果をしっかりと上げている。ホロライブで活動する上で最も重要なシャドー・ルールの一つ『①他のホロメンと少しでも多く、少しでも太い関係を構築すべし』『その相手はなるべく成功している大きめのホロメンがいい(さくらみこはその筆頭)』を白上は去年一杯をかけクリアした事になる。

「他のホロメンとなるべく仲良くする」と書けば簡単なように見えるのだが、実際のところ白上がやって除けた事はそんな生半可な事ではない。まず「A.活動歴5年を超えるベテランVが自分の活動スタイルを自発的に見直す」というのが稀有な事だし、「B.センス先行型の単独式から集団戦術に切り替えるべき」という判断も的を得ていれば「C.最も優先すべき相手としてさくらみこに白羽の矢を立てる」という選択もクレバー過ぎるし、「D.一年計画で相当な時間と労力をつぎ込み、本当にやり抜いてしまう」という実行力も並大抵の事ではない。

一番恐ろしいのは「E.ドライで淡泊で壁を感じさせる自分の堅さを融解させてから他のホロメンに接する」という同僚と距離を詰める上で一番ネックになる筈だった部分を当たり前かのように自己改造により取り除いて来た点で、これは最早普通の女子ではない。ときのそらやアキロゼ辺りを見ると下の期生の集まりに近寄って来はするもののそもそもそれを阻害していた部分に手を付けないままなのでやはり上手くいかず、結局方々に迷惑をかけるだけで終わってしまう。そこまでを先読みして全部自己解決してしまうのは驚きを通り越して不気味さを感じてしまう。──高機能過ぎて女子としては最早可愛くない訳だが、活動方針を変えても変えなくても結局可愛げがないのはすごく白上らしい。


✔ この赤い人はそうは思っていないらしく、最近は白上をえらく気に入っているご様子だ。ラジオで共演しているお陰か(2:58)辺りのフリートークを聴いても慣れたもので、属性が違い決して相性がいい訳ではない筈の二人だがそれなりのシナジーが感じられる。

一年前の同じ企画辺りと比べてみれば分かる事だが、白上は元々異次元から来た化物でしかなかった宝鐘を恐がっておずおずと立ち回る向きが強かった筈。ラジオ等の絡みを重ねるうちに慣れたのか上を目指す意識の中で宝鐘が自分達全員の上位互換でしかない事実に気付いて気持ちを改めたのか、どちらがこの変化の理由なのかは分からない。

ただハッキリと言えるのは白上が2023年一杯をかけて取り組んだ『①』のシャドー・ルールでさくらみこ以上に最優先対象として選ぶべきなのは宝鐘でそこが天井、それ以上はない相手だという事だ。さくらみこと違い宝鐘と距離が詰まったのが意図的だったのか偶発的なものだったのかは分からないが、意図的だった場合はいよいよ怖い。その場合は「優秀な人」と言うより「危険人物」と呼ぶのが適当だろう。


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