ホロライブコラム.03【求められない日々の果てに@不知火フレア】B《慟哭、悲壮に満ち》include:宝鐘マリン/マリフレ/ホロライブ3期生/パイナップルくん(怨霊/次は、もっと。

VTuber




「求められているから」(続き

✔ また今回不知火が弓を引いている宝鐘は、Vとしての不知火の生命線だ。不知火みたいな単体のVとして見た時にいい所が一つもないような人間が3期という環境のど真ん中の世代に所属出来た上宝鐘みたいな最も拡散力を持ったライバーに公私に渡りベタベタに張り付いて貰う事で得られるアドは計り知れない。自分で行う単体配信の10倍近い視聴回数を記録する宝鐘の配信に出てぷれあぷれあと持ち上げて貰う事の宣伝効果は甚大で、例えば2023年は中級以下のホロメン達が軒並み配信の視聴回数のアベレージを落とした年だったのだが、不知火だけはその中にあって宝鐘との関係が今のように親密になった頃からそれを盛っている。前記事で触れた幼稚園児の落書きみたいな専門の切り抜きチャンネルとは次元の違う箱規模の手描き切り抜きに上げて貰う時もそのほとんどが宝鐘関連だし、宝鐘のコラボ相手として(単体のVとしては見向きもされないにも関わらず)トップに名を挙げて貰える事で箱全体で通用する属性を手に入れ大きく存在価値を稼いでいる。


11:30~ 昨年箱内で流行った「美魔女の真実」のプレイ中、宝鐘が虐げられる展開に耐え兼ねガチ泣きを始める不知火。宝鐘がテーマのゲームなだけあって当時これを配信で扱ったホロメンは数多くいたが、同格のホロメンと比べても不知火のプレイ配信だけ明らかに回りがよく、その数普段の単体配信の三倍は堅い19万回再生。──それを引き合いに出すまでもなく、他より明らかに宝鐘に肩入れして泣くこの姿がホロメンとしての不知火の存在価値を上げていない訳がない。

ちなみにこの切り抜きの再生回数は43万回で他のどのホロメンがこれをプレイした切り抜きより圧倒的に回っていて、宝鐘本人がこれをプレイしたものと同程度。ここから分かるのは不知火は「宝鐘に関連した活動を行う事で数字と存在価値の両方を他のホロメンと比べ圧倒的に盛る事が出来る」という事で、前記事で紹介したパイナップルくん関連で一番回っている切り抜きと比べても再生回数はやはりこちらの方が多い。

同僚に嫌がられどう見ても醜態でしかないパイナップルくんを自分により多くのアドを恵んでくれている宝鐘に反抗してまで何故無理矢理押し通そうとするのか、今回はそこが重要なポイントになっていく。


✔ 「A.不知火にとって活動上最も大きなアドを与えてくれる存在は間違いなく宝鐘だが拒否感を配信で口にする程嫌がっても強行するという形で宝鐘よりパイナップルくんを優先」、「B.他のホロメンからも拒否感を示されながら【求められてる】の一本鎗、つまり同僚よりリスナーを優先する形で強行」「C.他人のチャンネルでチャンネル主が拒否しても強行(恐らく拡散力のある場で擦りたい目的」「D.ほとんどの同僚に加え観ていて拒否感を覚えているリスナーがいる事を自覚した上で肯定派の意見だけを100%受け入れる(一定数を不快にさせてまで押し通したい」「E.そもそもどう見ても醜態でしかないキャラに自分のこれまでのブランディングを壊してまで全力投球」パイナップルくんを押す不知火はどの角度から見ても異常だ。冷静でまともな人格者の位置付けで通してきたこれまでと照らし合わせると正気を失っていると言っていい。


慟哭、悲壮に満ち

✔ 要するにどういう事かと言うと、不知火は2019年のデビューから延々と続く成績不振でおかしくなってしまったという事だ。箱基準で見れば極めて凡庸なバズりに全身でしがみ付き同僚との関係や一定数のリスナーの気分を害してでも守り抜かんとする、その異常行動が不知火の求められる事への執着を物語っている。今の不知火にとっては宝鐘よりパイナップルくんの方が大事だし、白上やしら建のメンバーと面白いものを作るよりパイナップルくんを一回でも多く擦る事の方が大事だ。

見れば分かるように、不知火には単体のVTuberとしてリスナーに観せるに足る要素が一つもない。声は聴いた通り一般人女性としても残念レベル、歌もホロライブ基準で普通未満、トークは普通の話を普通にするだけ、ギャグセンスはパイナップルくんがマックス(笑)、モデルもホロ基準ではブス、ゲームは上手いと言ってもパンピーレベル、絵も微妙、声優スキルも微妙、博衣や白上のように爆発的な作業量を叩き出す訳でもなく、活動上特定の何かを成したいという確たる意志もなく、今回の件を見れば分かるように愚鈍で単細胞で頭も決して良い方ではなくセンスもやはり同様………とにかく人前に立たせる程の器ではない。それは不知火の個人チャンネルのデビュー以来続く事務所最底辺の成績不振という極めて分かり易い形でこの四年示され続けているが、ときのそらやロボ子等のあの辺りや鷹嶺やReGLOSSみたいな同等の成績不振を記録しているホロメン達と不知火とで大きく違うのは、不知火はホロメンが売れる為に是が非にでも押さえておきたいバフ要素をほぼ全て押さえた上でこの有様、という事だ。

ホロライブコラム.02ではホロメンがホロライブで成功するためのシャドー・ルールとでも言うべき多数の項目について触れているが、『①.成功しているホロメンと一人でも多く、公私に渡る仕事以上の関係を築くべし』『➁.リスナーとは準・彼氏とでも言うべき距離感で接する事』『③.ノープランでコーン売りを解くな』等の重要なバフ要素を、それも3期という事務所のド真ん中にどっしりと腰を落ち着けた状態で不知火は事務所最多レベルで履行している。その上で最底辺という現状が不知火が他のどのホロメンと比べても圧倒的に才能の面で劣っているという事実、そしてこれ以上何をどう頑張っても単体で求められる存在には永劫なり得ないという事実を二つ同時に示している。単体のVTuber・ホロメンとして見た時不知火はどう足掻いても使いようがなく、また救いようもないゴミだ。

それを他でもない不知火本人が気付いていない訳がなかったのだが、(夏色みたいに)擦れるでもなく(ロボ子みたいに)腐るでもなく、(姫森や白銀のように)いじけて自分のチャンネルに閉じ籠る訳でもなく大らかに飄々として自分に出来るベストな活動を淡々と続けていた不知火はどう見てもそれについては平気で、受け入れている様子だった。自分みたいに才能のない人間はここに居させて貰っているだけで幸運、それに感謝しつつ日々の活動を大事に仲間はもっと大切にして、その中で出来る事をコツコツと試していこう、例えばそんな風に………何せ不知火はホロいちの人格者で、皆の心のオアシスなのだから。

しかし実際は圧倒的に華々しく輝く同期達の陰に隠れて誰にも見向きもされなかった不知火の求められない人・・・・・・・としてのコンプレックスは不知火の精神の根幹を四年かけて蝕み続け、パイナップルくんのショボいバズりを切っ掛けにとうとう不知火を壊してしまった。パイナップルくんは求められたかった不知火の心が生み出した怨霊だし、その声の一つ一つが求められなかった自分のこれまでを想って発する絶望の声だが、その吠え声の一つ一つまでもが汚く寒々しいのがまた哀しい。同僚の、それも自分より立場が上で頑張ってもいるホロメンの仕事を邪魔する奴だとか、箱のイメージに傷を入れる奴だとか、同僚よりリスナーより仕事より自分を優先する奴だとかは本当の意味で死ねと思ってしまう私だが、今回ばかりはただただ粗相した側が可哀想だ。こんな可哀想な生き物は見た事がない。───「生まれなければ良かったのに」憎しみの感情抜きでそう思ったのは人生で初めてだ。

人とのコラボ配信を平気で荒し自分自身のキャライメージも壊し、宝鐘よりパイナップルくんを取り「おどけてる=面白い」「バズってる=価値がある」が判断基準の虫みたいな人間達を親友達より、仕事の質より優先するまでに壊れた不知火はVとしては元より人としてももう終わっている。今後出来る事はないだろうし、元に戻る事もないだろう。死ねとかキモいとかではなく、今回ばかりは哀悼の意を示したい───次はもっといい人生だといいね、と。


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