ホロライブコラム.04【メルのいる場所@夜空メル】K《よぞメ脱退事案の胸糞ポイントその③頑張ろうとしてたんだよなぁww@メル、最期の60日(後》include:白上フブキ/さくらみこ/星街すいせい/みこめっと/届かなかったラブ・コール/上気した声、虚しく──/「あの人でよかったんじゃない」/自己防衛のエクスキューズ/白けた上にフブくとくらぁ笑/ずっと独りだった女/「ごめんなさい(残念で仕方がない)」

VTuber




誰も知らないメルの話(続き

2:00:51~ 最後の配信は海外も含めたホロメン全員との相関図配信。相関図と言うよりメッセージに近い事、また一人一人に対して非常に丁寧に書き込んでいる事から翌日脱退する夜空が別れのメッセージのつもりで書いたという見られ方があるようだがこれも違う。この配信だけを観ても夜空が直後に切られる事を知らないのは明らかで、それを踏まえるとこれはホロメン全員と今後積極的に関わっていきたい旨をしたためた意志表明だ。

他のホロメンが同時期にやっていた相関図配信は近しいホロメンだけを挙げて自分を中心とした図を描いていく形式がメインだったし、夜空と同じパターンでも海外ホロまで含めて丹念に書き込んだ例はない。不器用な夜空は「皆と関わっていきたい」の「皆」を本当にその言葉のまま実行してしまったようだ。


✔ 今年は年明けに1期がデビュー以来初のオフコラボをやっていたが、夜空はそれ終わりに勢い余って裏垢でゲリラ配信を行っている。テンションも珍しく高く、これは恐らく飲み会終わりに昂って眠れなくなる「飲み会ハイ」とでも言うべき状態で、1期でのコラボを相当楽しみ、またデビュー5年半で初めての体験に興奮している胸の内が窺える。

恐らく夏色か白上辺りがここ数ヵ月主導して行っている1期の集まりをホロメンとの関わりを推し進めていきたかった夜空は喜んでいた筈で、今後それは夜空の活動を支えるアドの一つになる筈でもあった。

夜空が解雇通知を受け取るほんの一週間前───このゲリラ配信の上気した声を聴くと無念だったろうなと思えてならない。


✔ こういった解雇される前数ヵ月の夜空の様子を事細かに洗っていくと、夜空が非常に真っ当な手段でどうしようもなかった自分の成績不振を是正しようとしていた事、またもう一度活動に真正面から向き合おうとしていた事、そしてホロメン達と広く関わっていきたがっていた事、そういった背景が浮き彫りになってくる。2023年10月の末頃その意志を固めたのだとしたらたった二ヵ月、迷いながらやっと今後の方針を組み立てこれからというそのタイミングで夜空は首を切られた事になる。

その時やろうとしていた事、もう一度ちゃんとやりたいという純粋な意志、無い訳ではなかった成功の可能性も全ては夜空の元に解雇通知が届くと同時に寸断されて今は形も残っていない。そしてこれから夜空が行く場所でその全ては再現出来ず、実行に移す事も出来ない。夜空がやろうとしていた事やそれをやる意志を持てた事自体全ては「ホロライブに所属している」という前提条件がなければ成り立たないからだ。配信者・VTuberとしての夜空、と言うより中の人の人生は今回の件を境に完全に終わりだし、本人もそれに関してはもうとっくに気が付いている。

夜空の脱退数ヵ月前からの気持ちの変遷と密かに実行し始めていた試みについて知っている人間はきっとほとんどいない。それは癒月のようにオフでも関わりのあったホロメンや夏色、大神、桃鈴のような素直に夜空の喪失を悼んだホロメン達ですら勘付いてもいない事で、夜空は彼女を知っているほぼ全員の中で「クビになる最後の最後まで成績が悪くてやる気もない人だった」という認識のままだ。「可哀想だけどどうしようもない人だったしまあいいんじゃない」「あの人でまだよかったんじゃない」とホロリスはもちろんホロメンですら結構な数の人間が一度はそう思った筈。

自分のVとしての死を報された時夜空が受けた衝撃がどんな種類のものだったか、何を一番残念に思ったか、また何を諦めたか、その全てが本人をどれだけ、どういった形で今も苦しめ続けているか知っている人間はどこにもいない。今回ホロメン達がこの件に無反応なのは夜空の実情を正しく知る者がその中に一人も居ないからだ。だから関わりのあった者もそのほとんどがそんな事よりPalる事の方に夢中だし、胸を痛めた者も自分の傷を癒す事しか考えていない。


✔ 1:40~ 夜空の脱退後はみこめっとにメンタルを支えられ活動を続ける事が出来た背景を話す白上。やはり自分のメンタルについてのみ触れていて切られた夜空がどんな実情を抱えていたかについては全く知らず、思いを馳せてもいない様子だ。

この切り抜きに関しては言いたい事が二点あるのだが、まず白上が夜空の脱退によってメンタルを崩す危機にあったという話は嘘だ。みこめっとが思い遣りを以て支えてくれたのは事実かも知れないがそんなものがなくても白上が夜空の脱退以降自分の活動のペースを乱していた筈がない。ライバー同士の交流が極めて盛んなこの箱でデビューから五年同僚から距離を取り自分のチャンネルに引き籠る事をしていた人間が夜空ぐらい関係性の希薄だった同期が一人いなくなったぐらいでメンタルに支障を来す訳がない。ここでの白上の話は突如同期を失ったにしては平常運転でここまで来過ぎてしまった事に対するヘイトを逸らすためのエクスキューズだ。

もう一つは「みこめっとが平気過ぎる」という事。白上を支える側に回ったという話だが星街は夜空をプライベートで度々外に連れ出し自宅にも招いた事のあるような間柄で、さくらみこは言うに及ばず桃鈴家で一緒、今残っている夜空との切り抜きを観ても明らかに夜空を気に入っていた様子。他人を支える余裕があるならやはり夜空を内心どうでもいいと思っていた事になるし、どうでもよくないなら立ち居振る舞いを間違え過ぎている。───長い事やってる奴が三人雁首揃えてんだから誰か一人ぐらいちゃんとやれ

と言うか、夜空の脱退でメンタルにダメージを負ったという話が本当なら一番関係値の高い大神が一人で歌枠のお葬式をやっていたのだからそこに参加して二人で泣きながら別れの歌を歌えばいい話じゃないだろうか。リスナーと一緒に涙の別れを済ませてけじめをつければ次の日からどれだけPalってもどこからもヘイトなど発生する筈がなく、こんな後付けの言い訳もしなくてよくなる。やる事もやらないで後から自分のメンタルの話だけ(しかも嘘で建前)とは、その名の通り本当にクソサブい奴だ。


✔ 今回同僚を失ったこちら側ではなく、夜空側の実情を知っている人間が遂に一人もいないままなのは、恐らく夜空が「辛い事があった時に外部の信頼できる人に話してしまった」事で情報漏洩が起きた流れと同じだ。自分の気持ちを表に出す事の苦手な夜空はおバカ属性も手伝ってただ何も考えていないだけの人に取られてしまい、近しい者も含めて同僚からの助けが得難かったようだが、それにより外の人間を頼るしかなくなった事で「情報漏洩」が起こり、脱退にまつわる実情を知って貰えない事で箱から悼んで貰えないという「死体蹴り」の憂き目に遭っている。

ホロライブはライバー同士の人間関係で魅せる「てぇてぇの殿堂」だが、今そこに広がっているのは夜空が本当はどんな人間で何を思い何をしようとしていて、首を切られた時一番残念に思った事は何だったのか、今どんな気持ちでいるのかその全てを知りもしない、夜空を取り囲んでいた筈の世界だ。彼女達の中にはランク意識があり、各々どうでもいいメンバーとよくないメンバーがいる。悲惨な目に遭っても誰からも思い遣って貰えず、一緒に泣いて貰えないメンバーもいる。そこに「てぇてぇの殿堂」はもうない。

もう一度立ち向かおうと夜空が振り絞ったなけなしの勇気も、健気に組み立てた今後のプランも全ては誰にも知られないままもう間もなく無に還る。───ありもしなかったかのように、それをする必要自体なかったかのように、夜空メルというVTuberなどそもそも存在していなかったかのように、もう間もなく全てが無に帰し全員の記憶から消し去られる。

脱退の際最後に残したメッセージで夜空は「ごめんなさい」「申し訳ない」と何度も繰り返しているが、これは「ごめん」という謝罪の意ではなく「残念で仕方がない」という後悔の念だ。やっと活動に向き合う気になれたこのタイミングでこんな事になって「ごめんなさい(残念で仕方がない)」。やりたい事がたくさんあったのに全部やれなくなってしまって「ごめんなさい(残念で仕方がない)」。ファンをがっかりさせてしまって「ごめんなさい(残念で仕方がない)」。こんな私で「ごめんなさい(残念で仕方がない)」。

「残念だ」「残念だ」と繰り返しながら死んでいったのが夜空だが、一番残念なのはホロライブにその事実に気付ける人間が一人も居なかった事と、ホロライブの箱自体の高が知れた事だ。至らないアホ共の代わりに私が言っておこう───夜空、こんなホロライブでごめん(残念だよな)。


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