【ホロライブコラム@星街すいせい】06-024《星街ぃーー????SEッ☆ちゅ~しよ!????》include:さくらみこ/宝鐘マリン/大空スバル/お前、ビジネスおバカしてね?/やっぱビジネスおバカしてるよな/千昭くんです/アイ・サクリファイス・マイセルフ・ソー・プリーズ/「メンタル任せ」「モチベ任せ」の限界/みこめっとの対立構造

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『片手落ち方式』<『折衷方式』その➁.さくらみこの場合(続き

✔ 6:55~ 「活動は趣味の感覚でやってる?仕事の感覚でやってる?」というリスナーからの質問に「《自分がやりたい好きな事(→趣味)》と【みんなが観たいと思うもの(→仕事)】を半々ずつで擦り合わせる感じ」と答えるさくらみこ。活動上の全てのアクションが『折衷方式』を基に組み立てられていた事がやはり偶然ではなく意図的であった事が分かるシーン。

何気ない回答のようだが生まれ持った素質に乏しいさくらみこの活動が今極めて上手く回っている事の理由は一重にこれのお陰だし、ピエロのような新衣装含め星街が近年積み重ねたプレミの理由もこの思考を欠いていたが故だ。


アイ・サクリファイス・マイセルフ・ソー・プリーズ.S2

✔ 星街のような『片手落ち方式』ではなく『折衷方式』を用いて活動している中級以上のホロメン達と比べてすらさくらみこが特異なのは【リスナー側の条件】と付き合わせる《自分側の条件》に《自分》を設定していない事だ。

【バカで間抜けなみこちが観たい】に出会えば自分をブスに、【垢抜けなくてロリ可愛い】に会えば見栄えと華を損なってでもそのイメージ通りの新衣装を、【みこ虐が観たい】なら楽しみも喜びも捨て一週間も岩を転がし続け【俺らも配信に参加したい】という要望を見れば「リスナー参加型」ではなく「リスナーが主人公」の企画配信を……他のホロメン達なら《良く思われたい》《リスナーなんかに負けたくない》《やりたい事をやっていたい》《しんどい事はしたくない》みたいな自分を守り立てる類の《自分側の条件》と折衷する事で選択肢から消してしまうような地獄の一手をさくらみこは活動期間一杯当たり前のように打ち続けている。


✔ 先日登録者数300万人記念配信を行い祝杯ムード冷めやらぬ宝鐘だが今年に入ってからこの配信を行うまでの配信頻度は極めて緩慢で内容も精彩を欠き、全体的な質もこれまでで最悪。それについての申し開きはやはり「メンタル」だが、「メンタル」は当然《自分自身》に当たる条件で、《メンタルが不安定で(と言うか単純にやる気が出なくて)配信が出来ない》×【リスナーは高頻度な配信を望む】で折衷した結果「質・頻度共に今までで最悪なここ半年の配信活動」が導き出されている状態だ。───ここで言う《メンタル》とはつまり《やる気》の事だが、《やる気》は活動歴の長さに反比例する形で落ちていくのでこの半年が今までで最悪になったのは当然の話。

詰まる所星街などとは違い『折衷方式』を用いている宝鐘も《自分側の条件》に《自分自身》を入れている事で活動の質を著しく落としている。


✔ 同じく活動上『折衷方式』を多用する大空も《自分側の条件》に《楽に済ませたい》《新しい事をするのは億劫だ》《自然にやりたいと思った事をやりたい》といった《自分自身》に当たる条件を設定しているが故に日々の配信が「長編ゲーム」×「同時視聴」×「エピソード弱々の雑談配信」×「申し開き程度のコラボ企画」のガン萎え構成に……誰が見ても明らかな事だがこんな構成だと時と共にリスナーが飽きて離れるしそもそも多大な対価を受け取って行っている活動に相対する姿勢がこんな怠惰なものであっていい訳がない。

これも上の宝鐘と同じような話だが《自分側の条件》に設定した《楽に済ませたい》《自然にやりたいと思った事をやりたい》の「楽」や「自然にやりたいと思う事」は活動歴がかさむ事による活動への飽きでどんどん基準値が下がっていく。《自分側の条件》に《自分自身》を設定する事はこういった形で非常に危険だ。


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