【ホロライブレビュー.03】D-2《あぅあー(^q^)》include:大空スバル、ハコス・ベールズ

VTuber


【①.「英語は地道に勉強するしかない」は嘘。恐らく担当講師からの洗脳】

【➁.ライバーが活動に使える英語を学べるのは英語圏の文化、もしくはENからのみ】

【③.「あぅあー(^q^)」状態の人間に英会話教室など片腹痛い】



英語学習のチート技

✔ 7:23~ 「英語の勉強にチート技とかはない。地道にやるしかない」と言っているが、英語の習得に楽して使えるチート技は普通にある。例えば大空も継続的にサブスク契約している、Netflixを使う手だ。

Netflixで洋画を観る場合、大空は恐らく日本語吹き替えを選択し日本語音声で鑑賞していると思うが、鑑賞中「これENとの会話とか雑談配信で海外ニキ相手に使えそうだな」と思う単語や言い回しが出た瞬間に「10秒巻き戻し」のボタンを押して英語音声・英語字幕に設定を変え、もう一度鑑賞する。すると配信で明日にでも使える単語や言い回しが英語音声・英語字幕付き・さらにネイティブ(俳優)がそれを使用する際の映像も付いていて、使用するのに適したシチュエーションも映画の流れを観ていれば分かるという、言語の習得に必要な物を全て取り揃えた豪華な状態で接種する事が出来る。

その際習得する単語やセンテンスはあくまで映画の一台詞に過ぎないので負担はほぼゼロ、にも関わらずすぐにでも配信で使える英語をネイティブと同じノリで使用出来る形でマスター出来る。単語を毎日五十個覚える苦行を続けるより遥かに楽で、しかもずっと実践的な形で英語が身に付くこれは立派なチート技と言えるだろう。

例えばレオナルド・ディカプリオ主演のとあるNetflix映画には「空気を読め」という、IDのゾンビのアイツと絡む時にでも重宝しそうなセリフが登場する。日本語の「空気を読め」をそのまま英語に直すと「Read the air」になるが、英語の「空気を読め」は、airの代わりに別のある単語(○○)を用いて「Read the ○○」と言う。○○は空気と同じように、その場にいる全員を取り囲んでいるとある物だが、日本語・英語という壁があるにも関わらず発想と言い回しが完全に共通している点には驚きを隠せない。

彼らの発想と感性は日本人と大差無いのだ。「好き勝手やるなよ、全体の事を考えろよ」と言いたい時、日本人も欧米人もそうは言わず、「一旦落ち着いて、今の我々のこの雰囲気を感じ取ってくれよ」と相手にアプローチする。その構え方と発想の道筋は完全に同じで使用する単語もほぼ同じ、そこまで理解すると「こいつらうちらとあんまり変わんないな」という事が感覚で理解出来、英語に対する苦手意識が薄れる。そもそも欧米に「空気を読む」という概念が存在している事自体が多くの日本人にとって驚きの事実で、「こいつらも空気とか気にする生き物なんだ」と理解する事が欧米人・引いては英語に対する構えを解いていく。

さらに魚人間と女性が恋に落ち、勢い余ってヤっちゃうところまでもを直接的に描写し、さらにその上アカデミー賞まで獲ってしまうという、どうかしているとある映画には、ひと悶着あって血液の飛び散ったトイレを黒人女性の清掃員が掃除するシーンがある。そこでその女性は「I can handle pee. I can handle poo. But I can not stand this(blood」と愚痴をこぼすのだが、これは意訳すると「小は平気だよ(掃除するの嫌じゃないよ)、大もね。でもこれ(血液)は無理(見るのも嫌)」となる。

この言い回しを大空が当該の映画を観がてらマスターしたとすれば、いつか必ずENに投げかけられるであろう「マリン先輩と仲悪いんですか?」という質問を「I can handle Hachama. I can handle Nene. But I can not stand Marine」という、100点満点の返しで迎え撃つことが出来る。
英語の分かる日本人リスナーもENも、海外ニキですら満点大笑い間違いなしのフレーズだが、これをマスターするのに大空がやらなければならないのは有名映画をサブスクで観る事と黒人のおばちゃんのアクセントや語調をモノマネの要領で真似て覚える事の二点ぐらいで、おまけにpeeとpooという、Vライバーの活動に欠かせない単語とその発音まで覚えられるという特典まで付いてくる。このセリフを言っている人物は巨乳の黒人のおばちゃん(old black woman with big tits)だが、いずれの単語もライバーの配信でよく登場するのでついでに覚えてしまってもいい。

さらにそれを言っている黒人のおばちゃんの様子を繰り返し見ていると「なんか日本のおばちゃんとあんまり変わんないな」という事にも気付き始めるだろう。表情や身振り、感情の揺れ動き等も含めて、英語圏の人間は意外と日本人と変わらない。ネイティブや英語圏の文化と直に触れ合う事は、それらに対する苦手意識を和らげハードルを下げる効果を持つ。だから仕事に使える英語を身に付けたい場合、ライバーが行うのは洋画や洋楽等を積極的な姿勢で鑑賞する事の習慣化と、ENと絡む頻度を上げる事の二つになる。

このように映画の脇役として登場した黒人女性の清掃員が発した何気ないセリフ一つからも学べる英語は数知れない訳だが、こんなにもたくさんの事を教えてくれる黒人や清掃員のどちら共を差別して侮辱するホロメンとかいう奴ら、正しくゲスの極みである。


✔ 12:48~ とても有名なババドナのバンジーガムの切り抜き。ここで大空は「やめろ」という趣旨の言葉を都合十回程発しているが、例えばENから同じような絡み方をされた場合、反射的にその全てを適切な英語に変えて発言する事が出来るだろうか。毎日五十個の単語を暗記し、日本人講師からスパルタな座学を受ける事でそれが出来るようになるイメージが湧くだろうか。

「やめろ」を英語で言った場合、「Don’t do that」「Don’t」「Stop it」「Stop」「Could you stop that?」「I mean it」「Please don’t」「Please」「Don’t even think about it」「Think about it. This is live stream」「You’re crossing the line」等山のようにバリエーションがあり、その中から配信の流れに合った物を選んだ上で、さらにアクセントや語調も適切な形であてがう必要があるが、今の勉強法を何年続けても大空にそれが出来る日は来ないだろう。それは中学・高校と少なくとも六年間は英語を勉強したにも関わらず、日本人のほぼ全員がネイティブと生きた会話を交わす事が出来ないのと同じ理屈だ。英会話教室で絞られて毎日五十の単語を覚え続けたとしても大空がENにダル絡みされた時に言える言葉は「Don’t do that」の一語のみ、それを「どんと!どぅー!ざっと!」と江戸っ子英語の発音でbotのように五回も十回も繰り返すのが関の山、それで配信が出来ていると言えるだろうか。

宝鐘にバンジーガムで引き寄せられている大空は、「サイアク」「やめろお前マジで」「気持ち悪い」「ヒソカやめろ」「疲れた」「エイリアンだ」等と言っているが、こういう面白フレーズは、英会話教室で習う知識の中に含まれない。「こういうノリを英語でやるにはどうすればいいんだろう。同じ状況でネイティブならどんな言葉を使ってどんなリアクションをするんだろう」という問いかけと模索が必要だが、その答えを学べるのもENとの絡みと洋画等英語圏の文化に触れる事、この二つの方法からのみだ。


英語の勉強はENの切り抜きで十分、お前には

✔ 0:28~ 来日&コラボウィークを経てホロライブJP領域でも存在感を強めつつあるハコス・ベールズ。動画28秒辺りで「ワダライドゥ」みたいな日本人には聞き取れない英語をやたらと連呼しているが、動画の流れとテロップを見ると「(予期せぬ異常事態を受けて)私何かマズい事した?」という意味の言葉だと分かる。同じ状況でJPライバーだと「待ってなんかおかしい」「やったわ。多分なんかやった」みたいなリアクションになると思うが、ハコスの「ワダライドゥ」の正体を突き止め、アクセントと取り回しごと覚えてしまえばENとのコラボ中に似たような状況に直面した時そのまま流用する事が出来る。

字幕をオンにしてみると「ワダライドゥ」の正体は「What did I do」を崩した物で、予期せぬ事態に見舞われてテンパった時海外の若者は「What did I do(私なんかした?)」を連呼するのだという事が分かる。動画54秒の「What is going on!?(何が起きてんの!?)」と併せて「What did I do×3→What is going on!?」と繋げれば「何何何どうなってんのこれーっ!?」という正に大空がゲーム中にシャウトしそうなフレーズが出来上がる。これを覚えていつでも出せるようにしておけばENと合同でゲーム配信でも行う時にすぐさま使える。

予期せぬ事態に見舞われた際に「何が起きてるの?」と英語で言いたい場合、大空はまず「何が起きてるの?」という日本語を思い浮かべてそれを「何→What」「起きる→happening」と訳して「What’s happening?」という英文をえーとうーんとと言いながら組み立て、居住まいを正した上で「ワッツハップニング!(ドヤァ)」と披露するような英語の運用をしているが、そんなんなら辞めちまえと言いたくなる。

英語の「何が起きてるの?」をマスターする方法は「①.ハコスが切り抜きでWhat is going on!?とシャウトしているのを見かける」→「➁.敵がわらわら湧いてきてテンパったりした時にはこれを使えばいいんだ、と覚える」→「③.ワァイズゴーインオーン!という発音とアクセントを繰り返し聴き、繰り返し口に出して反射的に出せるレベルでマスターする」これだ。

これでENに英語で締め出しを食った時、ゲーム配信でカラスが山ほど湧いて出た時、「ベジータって緑の人だよね」と言った後にコメント欄が延々とDBの話題でザワつき続けた時、全部の場合に「What did I do? What is going on?」このワンフレーズで対応出来る。これがライバーにとっての実用的な英語の「暗記」だ。英会話教室で出された単語なんか一日何十個覚えてもこれ一回の足元程の効果にも及ばない。

この他にもハコスは①「gain one holocoin for every five targets defeated=五体の敵を倒す毎にホロコインを一つ獲得する(○○する毎に××するという汎用性の高い言い回し。どのステージもボスを三体倒すとクリアになる、シールドセル一つ使用でシールドを一つ回復出来る、等)」、➁「yes please(ええ、お願いするわ。若干ふざけた、皮肉ったようなフォーマルな言い回し)」、③「did I do something stupid?=私何かバカな事した?(something○○=○○な事、で汎用性が高い。did I say something rude?=私何か失言した?等)」、④「ok I get it now=よし、もう分かった(大空が大好きな単語アンダァスタンドの常用版。日常会話では普通こちらを使う)」等々数えきれない程のライバー英語・若者英語・ネイティブの常用英語をたった二分の動画の中でこれでもかと、使用する状況の解説と正しい発音・取り回しの方法までセットにした上で多用している。恐らくオタクでもなければ若者でもない、Vライバーの配信なんか見た事も無い、それも日本人の講師が教える授業とそこで取り扱っている教材がこの切り抜き動画に勝っている筈がない。


あぅあー(^q^)

✔ 7:22~ 「私達(の)」という意味の「our」という単語を「あぅあー」と発音する大空。大空が学生時代、英語を一度もまともに勉強しなかった事が露呈したワンシーン。中学生であってもourが読めない生徒は通知表1、良くても2が確定するレベル。博衣もお察しの苦笑い(7:37)

中学生の平均にも劣る学力の奴が一丁前に英会話教室なんか片腹痛い、もっとその前に自分一人でやる事あるだろ、という話以上に講師が「アワーではなくアー(巻き舌で)と読みます」と教えたというエピソードがポイント。そんな発音の些事を今この段階で教えてそれが大空の活動のどこでどんな風に生きますか先生、という話だ。この調子で大空が今通っている英会話教室で習っている事の大半は大空の活動に活きない無駄な知識ばかりだろう。

英会話教室の講師は大空が授業料を払って通って来る限りもっともらしい顔でベストな知識の教授を行っている体を取り繕わなければならない。大空の担当講師はその意味ではプロに徹しているのだと思うが、実際大空の身になる授業が出来ているのかと言えばそれは絶対に違う。「アワー」を「アー」と読むんですよと「あぅあー(^q^)」状態の女ライバーに教えても、その知識が何がしかの効果を生む事は絶対にない。


ライバーの英語学習は3ステップ

✔ 以上の観点から、英会話教室に通う形で英語をマスターしようとする大空の動きは、完全に的外れで無駄な努力と言える。「何年続くか分からない」「いつまでやれるか分からない」が前提のライバーという仕事に従事していてこんな無駄な時間の使い方をしている余裕が果たして大空にあるだろうか。

大空が仕事に活かす目的で英語を学ぶ場合、踏むべきステップの一つ目は「①桃鈴や白上が使用しているような、補助的なガジェット、ソフトの導入」になる。ENとの会話にも海外ニキに配信の内容を伝える目的でも、即戦力として明日からでも使えるこれらの導入は最優先で行われるべきだ。

そしてその次にやるべきなのは「➁補助的なガジェットを複数個フル活用してENと少しでも長い時間絡む」事になる。ライバーに必要な英語は配信で使う英語、ENとの会話で使う英語、海外ニキに意志を伝達する為の英語の三つで、これらは全てEN達が知っている。付き合い易くて合わせてくれる、優しいENを一人見繕ってその全てをノリやニュアンスやアクセントごとモノマネの要領で吸収し、自分で使えるようになるまで配信とプライベートの両方で重点的に絡み続ける。ライバーが英語を習得する場合、それが最も効率的な方法だ。

さしずめ「APEXはENのこいつとだけやる」みたいな感じで定番化して、定期的にAPEX配信、必ず相手は特定のEN、会話は英語のみ、ゲーム自体も英語音声・英語字幕に設定しておく、みたいな感じで縛りを設けた上で週一回は必ずAPEX配信をやる、みたいな形で固定企画化するのがいいのではないだろうか。ゲームはAPEXでも何でもいいのだが、APEXにした場合ピンポイントで常闇や夏色等を呼んで通訳を務める事で英語力の腕試しが出来るし、ENとJPの交流の場にもなる。最初は翻訳機やスマホでのGoogle翻訳が手放せない筈だが、考えて構えて準備して、身になる行動の一つも取らないまま時間が過ぎていくよりずっといい。「どうせ完成度の高い事なんか出来ないんだから一つでも多くアクションを起こせ」というのは英会話教室の講師が大空を教える際問題の回答を急く理由と同じだ。

次に必要なのは「③自分が触れた英語の復習」になる。コラボでENと絡んで英語で置き去りにされた時、裏で連絡を取り合って理解不能な英語を使われた時、海外ニキに英語で何か伝えようとするも適切な単語が浮かばなかった時、それらは全てアーカイブ等の各種履歴に残っている筈なので、その全てを必要なら文字に起こし、必要なら繰り返し聴き、単語と文法を全て洗い直し、ノリやニュアンスやアクセントをモノマネの要領で取り込み、記憶していく作業を行うのを習慣化するのがいい。

Vライバーが活動で使用する英語は限られている。最初はその洗い直しに結構な時間がかかる筈だが繰り返し登場する単語や文法は当然そのうち覚えるので、この習慣を繰り返すうちに見直さなければならない事(=知らない英語)はどんどん減っていき、最後にはほぼ時間を取らなくて済むようになるだろう。これまでの英語に関しての反省点がそのまま残っているアーカイブ等各種履歴は、ライバーにとって最も速攻性が見込める教材だ。それをほったらかして関係のないテキストで英語を教え、関係の無い常用英単語を覚えさせる英会話教室で習うなど本末転倒が過ぎる。こんな無駄な習い事は自分の活動を見直す形で英語を学習する事と入れ替えで、さっさと辞めてしまった方がいい。

ステップ①~③を行う上で意識しなければならないのは「次の配信で即使える英語を覚える、それを延々繰り返す」という事と「英語圏の文化、もしくはENから直接ノリやニュアンスやアクセント付きの英語をモノマネの要領で取り込み、即座に使用出来るレベルになるまで練習する」という事だ。英文法を学ぶ座学や単語の丸暗記は受験や英検等のテストで高得点を取る為の勉強法で、リアルタイムの英会話、ましてやVライバーが活動で使用する英語の習得には全く役立たない。そんな簡単な事を体感で気付かない、考えようともしないバカ丸出しの大空先輩、ガチでカッコ悪いッス。


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