【①.【悲報】:大空さん、言ってる事がちょいちょいおかしい】
【➁.大空さん「事務所が違うと友達になれない」】
【③.大空さん「やる気はあるけどいい物を作る気はない」】
【④.大空さん「何そのモデル」】
【⑤.大空さん「ホロライブ命だけど、ホロライブどうでもいい」】
✔ 32:01~ 夜見とのサシトークにて「にじさんじ所属の羨ましいところ」を語る大空。150人の大所帯に「喋った事ない人がたくさんいるってワクワクする」とコミュ強ならではの利点を挙げる。
「俺が喋った事ない奴に会いに行く」と解釈するならストⅡっぽいし、「ワクワクする」に着目するなら悟空っぽいと私は思うが夜見の「ルフィかよ」というのは一体どういう意味だろうか。私が知る限りルフィはこの類の発言をしていない筈だが、フィリピンの方のルフィと掛けていたりするのだろうか。
「喋った事ないVが150人近くいる」という状況に、にじさんじ所属もホロライブ所属もない。150人のにじライバーと知り合いになれる機会にワクワクするなら明日からその一人一人に声をかけて友達になっていけばいいだけの話なのだが意気揚々で自信満々に喋っている様子を見るとこいつはどうやら自分で言っている事の矛盾点に全く気が付いていないようだ。「ホロライブ所属」という肩書はいつしか大空の中で越える事の許されない囲いに置き換えられていて、活動の尺度もいつの間にか勝手にその中に限定されている事が窺える。馬でも牛でも、それこそアヒルでもいいが本当に動物みたいな習性をしている。
そもそも論なのだが、「タレントの活動範囲が所属している事務所の中に限られる」なんてそんなバカな固定概念がV界以外にあるだろうか。大空の座右の銘は「自分こそ最強、自分こそ至高」らしいのでその概念に乗っ取ると大空はお笑い芸人の世界で言えばダウンタウンになる訳だが、ダウンタウンが吉本直営の劇場でだけ活動してその芸歴を全うするケースの異常さが分からないのだろうか。「ホロライブ所属だからホロライブの領域で、ホロメンだけを相手取って活動する」というのはつまるところそういう事だ。
ホロライブは所属タレント全員で一つのアイドルグループを形成しているような体だが、「一つのアイドルグループを形成するアイドルが全員同じ事務所所属」というのも普通あり得ない。本気で質のいいアイドルグループを作るなら業界に存在する全事務所から有志を募って厳正なオーディションにかけた上で玉石を選りすぐるのが当然の話で、タレント事務所というのは新宿や渋谷みたいな場所から玉とも砂利ともつかない原石の原石をかき集めて来るところまでが仕事だ。つんくだとか名前は何といったか忘れてしまったがあの男色趣味の変態クソジジイみたいな藁の山から針を一発で拾い上げるような天才プロデューサーが事務所にいるなら別だが下の期生がゴミばかりのホロライブにそのレベルの社員は絶対に存在していない。それなら本気のVグループはやはり箱の外に様々な領域から優秀なメンバーを募って結成されるべきだ。
その前提に乗っ取るならやはり「これから知り合いになれるVがたくさんいる状況」に惹かれながら「事務所の中だけで取っ付き易い同僚だけを優遇して狭い範囲の活動に終始し、それで満足してしまう」大空の錯乱具合は凄まじい。「これから知り合いになれるVがたくさんいる状況って羨ましい」━うん、今のお前の状況もそうなんだよ誰かに事務所の外で活動するなって洗脳でもされたんかバカと矛盾が行き過ぎて最近のお前ほんと怖いぞ、といったところ。誰にも制限されていないのに勝手に小さな枠の中に納まる習性が働いてしまうというのはその人間自体のスケールの小ささを大抵の場合は表していて、「大空に今以上の展開は望めない」線はやはり濃厚だ。
✔ スキンが実装されてピキった勢いに乗って開催したソセレ大会。大会のアナウンスから参加者を募集して実際に開催するまでをほんの数日で進めた突貫イベントだが、それにしても集まった面子が本当に酷い。サムネの左上に誰も知らない同じような金髪が二人並んでいるがこの辺も配慮が足りない。せめてどちらかを右側中段の金髪の横にでも移動させろやと思ってしまうがこっちはこっちでデブのツーペアが出来上がっていてもう何が何だか分からない。
「準備期間数日の突貫工事で進めた」という事は参加メンバーを見れば「主催者の本当の(人脈上の)手持ちカードが分かる」という事でもある。大空が「近々で大会やるから集まって」と呼び掛けてさっと集まるのは①落ち着いた関係の昔からの友人(猫又・尾丸)、➁大空との関係性が活動上の命綱になっているホロメン(獅白・白銀)、③大会と聞けばとりあえず腰を上げる、活動に積極的なホロメン(白上・博衣)、④事務所で窓際化していて大会ぐらいには出ておかないとマズいホロメン(アキロゼ・夜空・沙花叉)といった具合だが、「大空がやるから」という理由で集まったのは①と➁(猫又・尾丸・獅白・白銀)で、それが大空の現在の持ちカードという事になる。
言うまでもなくこの面子は本当に酷い。ホロライブを少しでも知っているなら誰にでも分かる事だがこんな手札では何も出来ない。事務所の外で通用するレベルの力を何も持たない昔馴染み二人と活動の目的が金や利権になってしまっている二人の構成だがその時点で組んでいい物が作れる筈がない。この企画一つを見ただけでも大空が自分の行う活動の質の向上、またその為に不可欠である有能な共演者の獲得を心掛けていない事が分かる。
✔ 見よやこの華々しきサムネの吸引力!これぞリスナーを沸き立たせる正しきコラボのあり方だ。兎田は宝鐘の、宝鐘は兎田の人脈の手持ちカードの一軍で一声かければすぐさま呼び出すことが出来る。本気で質のいい仕事がしたいならこれクラスの相手と「大空がやるなら」と脊髄反射で飛んでくる関係を作っていなければ話にならない。
✔ 兎田と星街主催のぷよテト大会。これも素晴らしい組み合わせ。兎田と星街という二人のカリスマがタッグを組んだ画に興味を引かれないホロリスはいないだろう。
兎田と星街は大して仲がいい訳ではなく、あくまで職場の同僚の関係だが「組むと面白い事になりそう」という意見の一致でこの大会を共同主催している。そしてその読みは極めて正しく、この大会はここ最近で行われたホロライブの大会の中で群を抜いた盛り上がりを見せた。
配信にしてもその他の活動にしても、「仲がいいから」とかいう理由だけで協力相手を決めるのは出役として意識が低すぎる。「この組み合わせ面白いかな」「この画リスナーから見るとどうかな」という目線を持てないのなら当然いつまでも二流ライバーのままだ。
✔ ダメな例。常闇とかいう誰も認めていない、誰も期待していないライバーがど真ん中に立つ構図は違和感がえげつなく、このサムネ自体病的な仕上がり。企画したのが常闇であっても五大ホロメンの誰かに主催と進行を譲るべきだった案件。
✔ これもダメな例。デビュー以来名実共にザコ期生のイメージを払拭出来ない6期が主催しているという時点で誰が出ようが数段観る気がそがれてしまう。イベントの主催としては最悪の人選。
✔ 41:00~ 「華」で言うなら大空自体モデルのプロット、ではなくデザインがパッとしなくてよろしくない。過日の新衣装公開ではしきりにかわいいかわいい言っているが、可愛いかどうか以前に程度が低い。黒髪ショートのあえて地味なキャラクターでいく、というプロット自体は悪くないがそれを元に作られた実際のモデルは何とも言えないヌルっとした仕上がり。これで地上波みたいな他所の大舞台にも出ているのだと思うと背筋が寒くなる。
そもそも大空はスポーティな方向で攻めるべきだ。デカ過ぎる声とパワータイプな人となりはいかにも体育会系だし、本人も学生時代そうだった事を度々話題に上げているし、「普段ジャージで行動している」というのもスポーティなイメージに拍車をかけている。
まず普段着ているというジャージ姿のモデルを用意していないのは手抜かりが過ぎる。あえて首元までファスナーを上げて着込んでいる質素な黒ジャージのモデルを作り、場合によりファスナーを腹ぐらいまで下げられる仕様にしておけばリスナー大歓喜間違いなしだ。オプションで首からホイッスルをかけるだとかクリップボードを持てるようにしておけば授業以外もジャージで校内をうろつく若手体育教師みたいですごくいい。体育会系な大空のイメージ、そして黒髪ショートのシンプルなデザインを最大限活かせるのがこの類のアプローチで、少し前Twitterで何やらごちゃごちゃ言っていた水着の話もガチめな競泳水着一択だろうがボケという話だ。それを差し置いて現実だと絶対ブスしか着ないようなこんな変なモデルを作って喜ぶなどどうかしている。
この問題に関して誰が悪いのかと言えば、それはしぐれとかいう人脈構築の力だけでここまできた三流イラストレーターが悪い。AZKiの例を見ても分かる通り、モデルのクオリティを上げることはそのVの活動の流れをガラリと変えてしまう程重大な要素だ。本気で上を目指すならしぐれみたいな三流ママは角の立たない適当な理由をこしらえて逆勘当し、早急に新たなパパママを探す必要がある。大空がこんな変なモデルをいつまでも着込んでいる理由はしぐれに対する思い入れからだと思うが、情に向上心が負けている人間が次のステージに上がれる道理はない。
現実の親同様、VTuberの親にも絵が下手クソだったりデザインの引き出しが少なかったりで我が子をブスにしか仕上げられない毒親が存在する。毒親から与えられる損失は毒親を切る事でしか防げない。一度産み出されたらその親の描くモデルしか着てはならないという窮屈な前提はそろそろ払拭されてもいい頃だ。
例えば「2期生 モデルシャッフル週間」みたいな企画を行う。2期生の五人の親がそれぞれ普段担当していない別の2期生用のモデルを作成し、いつもと違う趣の五人でオフコラでもすればその配信は物珍しさもあってそれなりに盛り上がるだろう。そしてその企画で大空のモデルを担当したのが湊の親であるがおう氏だった場合、しぐれ担当のオリジナル版より数段出来の良いモデルが一つ手に入る事になる。似たような企画を繰り返して手に入れた複数の「非・しぐれ版」のモデルを日替わりで着て日頃の配信を行えば「大空と言えばしぐれのモデル」というイメージが薄まり、変なタッチのダサいモデルが醸す華のないイメージも同時に薄まっていく。年スパンでそれを続ければVTuberが生みの親以外に気軽にモデルを発注出来る自由な気風が生まれるだろう。そうでなくてはならない理由など本来は一つもない「モデルは生みの親にのみ描いて貰っていい」というバカな暗黙の了解がこれで払拭される。
✔ 大空のソセレ大会がしょうもない参加者ばかり集まった意気消沈イベントになってしまった理由は大空が仕事の質にこだわらず、「友情」とか「仲良し」とかそういう事しか考えずに日々活動しているからだし、人付き合いもその尺度に従って行っているからだ。
会社でも学校のクラスでも、バイトでも部活でも家族でさえも、トップが「好き・嫌い」「合う・合わない」だけで人間関係を構築する集団は大抵大した成果を残せないし、規模が大きくなるにつれて必ず腐っていき、新人はその異様な有様を見て組織に根を張る事を嫌がる。このソセレ大会は参加している面子の割に短時間でコンパクトにまとまっている事と白上や白銀の奮闘のお陰でそれなりに観れる仕上がりにはなっているのだが、やはり大空が好き嫌いに従って繋がった人間達は何の貢献もしてくれていない。
「ソーセージ=肉棒」にかけて一番面白い発言が出来るのは間違いなく宝鐘だが、宝鐘は大空がパッと招集をかけて即座に駆けつけてくれる位置にいない。それは他でもない大空が「合わない」という理由で宝鐘を忌避し、長年前蹴りを喰らわせ続けた結果だ。