✔ つまりどういうことかというと、今回さくらみこが昨年秋頃から続いていたさくらみこ叩きにより失った数字は箱の中の他の誰のチャンネルにも移動せず、単純にホロライブから失われてしまったということだ。〝失われた数字〟の内訳は「ホロリスを辞めたリスナーの数」だったり「ホロリス一人当たりがホロライブの視聴に消費する時間」だったり「ホロリスがホロライブを推すに当たっての熱量」だったり色々だが、いずれにしてもホロライブにとっては大損失だ。その三つを失って業績が回復するわけがないし、社や事務所の評判が良くなるわけもなければホロメン達の意欲面が高まるわけもない。だから昨今地の底まで落ちたホロライブは今後地底を掘り進む形でさらに落ち続けるし、今年は去年までより更に酷い年になる。〝ホロメンの脱退〟に関しては現状諦めの気持ちで残り続けることにしたホロメンが大半を占めているようなのでそちらのペースは一旦落ちる筈だが彼女達の総合的な発信内容は確実に今までより更に落ちるし、業績も(ブラックな方法でも用いなければ)また確実に落ち込む。
つまり、今回さくらみこ叩きを受けてカバーが行った〝アンチ狩り〟は一見ホロアンに対するホロライブ側の大勝利、のように見えてホロライブ側の大敗でしかなかったということだ。アンチ狩りそのものはアンチ大跋扈のあの状況では運営会社として当然やらなければならなかったし、それ自体は成功しているのだがその前段階となったさくらみこ叩きが起きた時点でホロライブ側の負けは決まっていた。
その大方が消されてしまったホロアン達は(消されたのだから当然)さぞ悔しがっていることだろうが今回のさくらみこ叩きを通じたホロライブvsホロアンの戦いはホロアン側の大勝利だ。(最終的にはそれを通してもっと儲けたい、知名度を上げたい、発言力を持ちたい等になっていた向きはあるものの)彼等の当初の目的は「ホロライブを壊したい」「奴等の足を引っ張りたい」「一時的ではなく長期に渡るダメージを」だった筈で、それらは見事達成されている。逆にホロライブを運営するカバーの義務はそれらを未然に防ぐことなので、それを履行出来ず相手方のいい様にされてしまった時点でやっぱり大負けに負けている。
考えてもみて欲しいのだが今回さくらみこ叩きへとリスナー達を駆り立てた「メンバーの連続脱退問題」「運営やそれと密接な関係にある〝派閥〟への不信感」「赤井はあと&天音かなたの内部告発」「さくらみこの暴走と失言、事後対応の失敗」等の問題の全てがそもそもカバーの運営力不足によって引き起こされたものだ。それによって燃えに燃え広がったさくらみこ叩きにより(さくらみこが独占していた)ライト層のホロリスを大幅に失い鎮火のために(数千万円は絶対に下らない)巨額の運営資金を消費して、など敗北以外の何でもないし、アンチ狩りに使った金が(運営ではなく)ホロメン達が稼いで来てくれたリスナー達の金だということを考えるとやっぱりこんなクソ会社他にないなという話になる。本来自分達が守り導いていかなければならないタレント達が稼いでくれた金を自分達の不始末の後始末のために大量消費するのもクソなら潰す相手がその出し元であるリスナー達であるのもクソ、そんな非生産極まるガラクタ会社がまともな運用をやっていけるわけがない。一体何を目的としていてどんな名目で存在している会社なんですかという話になってしまう。
✔ 今回のさくらみこ叩きとそれによる数字の失いで確定したのは〝ホロライブの一般化の不可能化〟だ。星街のオリ曲動画の再生回数の落ちに一番顕著に表れているが、ここまで数字が落ち込んでしまうと一般社会の興味を引くのはもう無理だ。星街は本人が一般化し得ないキャラクターをしていて数字だけが最後の砦だったのだが、オリ曲が数百万回しか回らないようなネット界隈の歌い手などいよいよ誰も相手にしない。
さくらみこの数字の失いは言わばホロリスの〝ライト層の失い〟と同義で、一般社会との架け橋の役割をする筈だった彼らを失ったこれ自体が〝一般化の不可能化〟を象徴している。残ったリスナーはそこに所属することで自身の存在意義を見出したいようなコア(と言うより信者)リスナーばかりなのでホロライブは今後いよいよ宗教法人との境を失っていく。そのカテゴリーに属す団体が一般社会に受け入れられた例がないように、ホロライブも今後一般社会に広く受け入れられる大衆エンタメには絶対にならない。
これからのホロライブは兎田・宝鐘・星街のような外で通用する筈だったタレント達が枯れてその可能性を無に還していくのをただ眺めるだけのコンテンツだ。萎びて輝きを失っていく彼女達とそれを彼女達にさせたカバー社員とかいうゴミ社会人達の今後が気になる方は是非継続してこの箱を推すのがいい。
→【ホロライブ・アフターライフ】09-02 に続く

