
✔ 何故先に売れていて目ぼしい功績もいくつも立てていた星街が後から出て来たアイナ・ジ・エンドにあっさり追い抜かれてしまったのかと言えば、それは星街がキモい人間でアイナ・ジ・エンドがそうじゃないからだ。
画像は先日星街が自身がMCを務めるラジオ番組の100回記念ににじさんじ剣持を呼んだ時のものだが、これに付随して過去(ホロでのデビュー以前、2018年頃)星街が『刀也くん可愛いぃ~/////好き好き』と連呼していたツイート群が発掘されている。要するに「100回記念という特別な場に普段絡まない特別なビッグネームを呼んだ」と見せかけ実は星街は「最推しである男性Vと出会うために仕事の場を利用し」、さらに「その絡みを大衆に向けて自慢するためにもやはり仕事の場を利用していた」、という事だ。
こんな気持ちの悪い事をする人間は人気商売の現場で一般社会・大衆からは絶対に受け入れられない………………ばかりか、星街の現状を見るに〝ネット界隈〟〝ホロライブ〟と範囲を狭く限ってもやはり星街は全く応援されていない。これに限らず、その場限りの欲求を浅ましく叶える行動を繰り返すばかりの星街を推す空気というのは今(星街のホーム中のホームである筈の)ホロライブにすら全く形成されていない。
✔ 対してアイナ・ジ・エンドは星街がデビューから今までの間に繰り返してきたような〝気持ちの悪い行動〟を一切投下していない。動画は半年程前に投稿された友人とただオフモードで雑談するだけのものだが、アイナ・ジ・エンドの歌以外の発信は現状ほぼ全てがこういった毒気が無くただ視聴者からの共感や親近感を稼ぐものばかりだ。「個人的な感情を抱いているビッグネームに出会うために仕事の場を利用する」、「それを大衆に見せびらかして自己顕示欲を満たすためにもやはり仕事の場を利用する」、「ファンを蔑み選別し、折に触れて攻撃し万能感に浸る」、「簡単に調子に乗り頭の悪い言い回しを用いた軽薄な発信を繰り返す」、「同僚にも運営スタッフに対しても(視聴者から見える場所ですら)失礼な態度をとる」みたいな、そういう(星街がよくやっているような)大衆からの信用を損なう要素はアイナ・ジ・エンドの歌以外の発信からは全く見つからない。
星街がデビュー以来延々と繰り返してきたような〝気持ちの悪い行動〟を全く行わないアイナ・ジ・エンドは、一番簡単な言葉を用いて言い表すなら〝可愛い〟。ガスガス声での暑苦しい歌唱が好みに合わなくても〝可愛い〟なら「頑張ってね」「神すぎ」とコメント欄に書くぐらい誰にだって出来るし、友達にチケットが二枚あるからとライブに誘われれば断る理由も特にない。──────言ってみれば今日本にはアイナ・ジ・エンドの「敵」はいないわけだがデビュー以来丹念に〝気持ちの悪い行動〟を繰り返し続けた星街にはごく少数の「信者」とその何倍かの数の「アンチ」しかいない。歌がどれだけ優れていても〝億バズ〟のような功績をいくつ立てようとも何年もの間星街が一向に次のステージに進めない事の理由は偏にこれだ。
✔ 〝気持ち悪い星街〟と〝気持ち悪くないアイナ・ジ・エンド〟の違いは、〝まふまふ〟と〝米津玄師〟の違いによく似ている。
まふまふ(上)と米津玄師(下)は同じ年生まれの同い年同士で、キャリアの初めも「2010年頃ニコニコ動画に歌動画を投稿」という事で非常によく似た二人なのだが、どちら共が売れた今その現状には大きな開きがある。──────言わんとしている事はもう大体お察しだと思うが、要するにまふまふは星街と同じでネットの限られた界隈でのみカリスマとして機能していて日本の一般社会への浸透度がゼロ、大衆受けするような仕事を振られるような事はまず無いのに対して米津玄師はアイナ・ジ・エンドと同じパターンで世の中に広く愛されていて大衆受けする仕事しか寧ろ振られない、これはまふまふが星街と同じで〝気持ちが悪い〟せいで米津玄師はアイナ・ジ・エンドと同じく〝気持ちが悪くない〟からだよ、という話だ。
米津玄師が〝気持ちが悪くない〟話に関してはもう大体誰でも分かるところだと思うので省くが、まふまふは(星街と同じパターンで)確実に〝気持ちが悪い〟タイプだ。私はもう本当に目に入れるのも苦痛なのでここにそれは載せないがこいつの修正バリバリのカラコン舌出し自撮りなんてもう本当に見れたもんじゃないし、あのみけねこと付き合うばかりか結婚してたなんて本当に正気の沙汰じゃないし、なよなよしたメスホモムーブには吐き気しか催さないし、絡んでる相手は西村ひろゆきだとかVCRの連中だとかで気っ色が悪いしでもう本当に〝気持ちが悪い〟。チャンネルに上がっている歌系コンテンツの回りは優秀(=星街に少し劣る程度)だし紅白に出演していたりもするがここまで異常行動を繰り返す〝気持ちが悪い〟タイプだとそれも効果を発揮しない。どれだけ優れたモノを持っていたとしてもそもそも「耳に入れたくない」「触れたくない」と大衆に思わせてしまうような行動を本人が取り続けるのだからそれは仕方のない話だ。
星街とかまふまふの敗因は大衆に「歌はよく分からないけど応援はしたい」「どんな人かよく知らないけど印象は良い」と思わせる事が出来なかった事だし、またそう思われるような自分であるよう努めなかった事だ。ろくすっぽ努力や苦労をしないうちから下手に売れてしまった二人は(地頭が良くない事も手伝って)自身の活動主旨を〝自由気ままに振る舞う事〟だと勘違いしてしまい、それが歌い手としての最高到達地点を大幅に低下させてしまった。
〝何かしらの秀でた能力〟を持った者が〝世間から嫌われる行動〟を繰り返した場合〝新興宗教を彷彿とさせる局所界隈の教祖的存在〟になると相場は決まっているが、星街はデビュー後すぐ手にしたその立場から今後も動く事が出来ない。
今回星街を抜いたのは同世代のアイナ・ジ・エンドだったが今既に彼女と旧知の仲で同じアイドル出身の〝あのちゃん(=星街と同い年)〟に(向こうはTVバラエティが主戦場のコミックシンガーであるにも関わらず)歌い手としての認知度で負けているし、数年以内にまた同じ形で誰かに抜き去られるのは確実で、しかもその流れは今後星街の活動期間一杯止む事が無い。
今年ももう秋アニメが始まっているが、その中の人気作のテーマ曲に名曲を見つける度に、また来年も再来年も続いていくアニメ作品群の中に名作のテーマ曲を見つける度に、あるいは〝コナン〟〝鬼滅〟みたいな日本を揺るがす大作アニメ映画の名曲主題歌を耳にする度に是非考えてみて欲しい、『なんですいちゃんじゃないんだろう』と。そしてそれが誰のせいで、何が原因だったのかについても。
どんな逆境・抵抗に遭っても「上等だよww」で押し切ってきたのが星街だったが、〝日本の一般社会〟はそれで押し切れる程甘い世界ではなかった。──────どんな天才であってもマイナスを作って生き残る事は必ず不可能、そんな世界が今星街を確実に拒んでいる。