→【ホロライブ・アフターライフ】01-03 に続く
✔ これは(私はもうホロライブを観ていないので定かではないのだが恐らく)珍しく配信でリスナーにキレる天音を切り抜いたものだが、そのキレ方は物凄く異様だ。
主に後半部分で顕著だがキレている筈なのに妙にソフトな発声で何故か口を歪め「バチェモンがちょだちちゅぎたっ/////」「ビャキャヤロー、いい加減にしゅろっ/////」みたいなぶりっ子なのか何なのかよく分からない変な発声・言い回しをしていて、物凄く気持ちが悪い。吐き気を催すのではなく全身がザワザワと総毛立つような気持ちの悪さで、内容が全く入って来ないし天音自体が(アンチ)リスナーに対してこの件でどの程度腹を立てているのか、実際は何をどの程度思っていてこうしてキレているのかが全く伝わって来ない。──────たまたまこの日機嫌が悪くて八つ当たり的にキレたのか確かな信念をもってリスナーに物申していくスタンスにこの日ここで切り替えたのか、この映像から及び知れるリスナーは一人もいないだろう。
✔ 最近世間では「親ガチャ」「子ガチャ」みたいな発想から始まって「毒親」なる概念が浸透しつつあるが、その毒親による(大小・物理心理を問わない)虐待を受け性格や精神を歪めてしまった子供は総じてAC(アダルトチルドレン)と呼ばれる。
毒親の種類や担い手(父や母、あるいは祖父母の場合もある)、そして子供に対して行う虐待の種類は様々なれどACが発症する症状や性格上の特徴はある程度共通していて、その差はおおむね度の強弱に留まる。
以前からここに書いている通り、天音は明確なACで上の一場面も天音がACの本懐を発揮している瞬間を正に切り抜いたものだ。
普通人間は『キレるならキレるし』、『キレないならキレない』。『キレるスタンスをとって物申しながら』→『口や舌を(まるで自らの口を塞ぐように)丸めてワシャワシャと発声し』→『ちょっとぶりっ子みたいなニュアンスも付け足す』なんて尋常じゃない。他のホロメンがキレた場面も目にしたことはあると思うがその時そいつらが手心を加えているのは「どのくらいキレるか」についてのみの筈だ。3フレーズシャウトしたいところを1フレーズ半に留める、喉を開いて腹から声を吐き出したいところを声を低くしてガチ感を出す程度に留める、ホロメンもそうだが普通の健全な人間が『キレる』という行為に関して加減するのはその点で、『ぶりっ子のニュアンスを付け足す』とか『舌を丸めてワシャワシャと発声する』とかは明らかに異常だ。
天音はこの時【本音を言おうとする自分の口】を→【舌を丸め顎をしゃくれさせることで塞ごうとしている】し、【怒りの感情を吐き出している事実】を→【やわらかい発声とぶりっ子によりボカそうとしている】。
何も考えずに見ると「何か分かりにくい人だなぁ」「ハッキリものも言わないし」「ビビってんのか?」という印象だと思うがその通り、天音は【本音を言うこと】と【感情を発露させること】に関して心底ビビり倒している。
何故かと言えばその二つをやるごとに親にド突かれる子供時代を過ごしてきたからだ。手でか口でかは分からないがそれらをやるごとに『知るか』『黙れ』『迷惑だから二度とやんな』と罰を受ける日々を物心つく前から都合20年弱過ごすうち天音の中で【人前で本音を言うこと】と【生の感情を発露させること】は『危険な行為だ』と定義付けられてしまった。
大体20年も生きれば誰でも分かることだと思うが、【人前で本音を言うこと】と【生の感情を発露させること】が出来ない人間は非常に損だし、人間関係においても多大な不備を発生させる。そんな重大な機能を「自分が子供に迷惑をかけられたくないから」という理由で押し潰した天音の母親は明確な毒親で、天音はその被害者の可哀想なACだ、という話だ。
この記事では天音の他に最近世間を賑わせた二人のACを紹介しつつ、その全員の過ごした過酷な子供時代と辿った末路について紹介していく。