【ホロ些事!】01-C《SorAZ界隈、確立の是非①ホロリス全員、うわのそら》include:ときのそら/夏色まつり

VTuber




まだ頑張ってるオワコン

✔ 3:24~ ビッグゴッドミオーンの占いにて日々の活動で感じる焦燥感を吐露するときのそら。朗らかな日々の配信の様子からは想像もつかない切迫した胸の内を知ったホロリス達は全員白目を剥いてうわのそら──涙を流したのだった…

ホロメンの始祖にして事務所最底辺の不人気ライバーというこの腫れ物は、驚くべきことにまだ活動を諦めていないようだ。素人占い師が発したSiri未満のペラッペラな励ましの言葉に涙をスプラッシュさせてしまう必死な様子からもそれは分かるが私は寧ろ今までとはあまりに趣の違う、この立ち絵でも着ているキャップに黒ベースの、ダンサーみたいな新モデルが気になる。「今までとは違う自分になりたい」「ダークで鬱々とした本性を解放していきたい」「スポーティーなモデルでアグレッシブな活動に取り組みたい」といった意志が感じ取れる。申し遅れたが私にも生まれ持った占いの素質があり、それはビッグゴッドミオーンにも勝るとも劣らない程だ。


色々頑張ってるんだね…(ドバッ

✔ これまではせいぜいAZKiか角巻辺りに限定されていた事を思うと余りに趣の違う最近のコラボ。「ホロライブの中心メンバーと絡んでいきたい」という思惑が見て取れる。

絡み辛いときのそらを相手取って皆四苦八苦のどれも本当にしんどいコラボだったが、唯一ときのそらを怖がっていない大空との絡みはそれなりに観れる。大空は雑に適当に絡んで馴れ合えるホロメンが好きで、今一つそうでないときのそらとのコラボでテンションは低めだが「怖がらず強めにツッコんでイジっていく」という自分で開発したときのそらマニュアルをフル活用していてまあ悪くない。他のホロメンもときのそらとの絡みはこれを参考に行っていくべきだろう。


✔ 3:08~ かなりイイ最新のモデル。私の癖に刺さっているだけかも知れないが意表を突いているしスタイリッシュだし、誰が見てもいいテコ入れなのではないだろうか。

そもそも「一番好きな漫画は最遊記」とか言っちゃう外連味ガールが清純派とかレジェンドアイドルの肩書を背負うなど無理がある。Vの成功は「本当の自分をリスナーの前で解放した上で、支障を来す部分のみ剪定していく」という道の上にしかあり得ない。秘めたるダークな部分とサバサバとした人となりを全面に押し出したこの新モデルはやはり相当芯を食ったテコ入れだ。決して頭がキレる訳ではないときのそらがこれを行ったという点に相当な熱量を感じる。


「やらなきゃ」と思える幸運

✔ ときのそらはデビューからもう少しで6年を迎える、現存する中では最古参のVでしかもオワコンな訳だが、それに近いステータスの他のVは「なんとかしなきゃと焦燥感にかられる」「芯を食ったテコ入れを行う」「ほぼ毎日活動する」など誰もやっていない。ほぼ同期の富士葵や活動開始から5年半のぽこピーを見ても分かる事だがこれだけ長く活動しているVは皆Vとしての自分に折り合いをつけ、気持ちに負担がかからない範囲で置きに行った活動を行っている。オワコンであれば猶の事惨めな自分を今更どうこうしようとせず、腐っていくのを感じながら天井を眺めているだとかキズナアイやミライアカリのように去り際を汚して残念な最後を迎えたりしている訳だが、この占い企画のときのそらはそういった様子と余りに対照的だ。

ただ自分を締め付ける切迫感に襲われてここでは泣いているのだと思うが、多分ときのそらは「なんとかしなきゃと焦れる事」にもっと感謝した方がいい。「なんとかしなきゃ」は「なんとかなるかも」という希望が無ければ湧かない気持ちで、今ときのそらが居る環境は他だととっくに死んでいる筈の彼女に僅かばかりの希望を見せ、選択肢と活力を与えている。そんな物には最後まで恵まれず辞めてしまったキズナアイやミライアカリのVとしてのポテンシャルはときのそらに何も劣っていない。違うのは只々運によって振り分けられた居場所のみだ。

希望ややる気があってもやはりそれだけでは如何ともならず、結局ときのそらは今もゴリゴリの成績不振な訳だが、それでもやっぱホロライブって面白いなというのが正直な感想だ。才能も能力も、運も人望も何も無い人間がこうしてなりふり構わず戦っている姿は、やはり色んな意味で面白い。人間どんな逆境に晒されたとしてもやっぱり「死ぬときは前のめり」だ。──分かったか、大空スバルと変な田舎の変態兄妹。


そら様、お気を確かに!

✔ 5:39~ ファッション雑誌の真ん中の方の白黒のページで紹介されているような恋愛術を身に付けて実践する事が好きだという夏色に異を唱えるときのそら。ガチで諭しているのか(配信中に、しかも冗談半分の発言に対して)切って捨てるノリのつもりなのか不快感を露にしているのか判然としない様子でまちゅりもガン萎え。観ている方としてはどのパターンなのか本当によく分からないが多分本人もどの対応でいくか決め切らないまま喋り始めていて、それが一番問題。

ときのそらは恐らく今活動を本気で頑張っていてこのコラボも本人的には全力なのだと思うが、それでもやはりこのクオリティだ。観ているだけでも絡み辛い程だが、はっきりしているのは「バラエティや笑い方面のセンスは一切無く(と言うよりマイナス。夏色の邪魔をしているので)、コラボで必要十分レベルの絡みをする能力は無い」という事。


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