✔ 今がげんたろう事変以前だったとしても男性ストリーマーと距離を詰め固定のコラボ相手とするやり方は得策ではない。彼らはゲームの腕前や見識に特化しているだけで、例えそれが日本を代表する有名プレイヤーであっても配信者としては極端にレベルが低く、ホロライブで言えば姫森や獅白未満相当、プロ意識も何もあったものではない。
繋がったホロメンの情報をいとも容易くリークする不手際の連発がそれを証明しているが、ホロメンとしてマシになっていきたい、プロ然とした配信者として向上していきたいと思うのなら彼らとの関わりは慎重に結んでいくべきだし、コラボ相手として表で絡む事に関してはやめておいた方がいい。アキロゼに類するような底辺ホロメンが箱のルールを学んでちゃんとしたホロメンに成長していく事があった場合彼らと組んでシナジーを生む事はどんどん出来なくなっていく筈だし、ほぼ全員がコーン売りを選択している事務所上層のホロメン達との互換性も損なわれてしまう。
箱の空気を学び上位のライバーを手本にホロメンの流儀を一つずつ身に付けていく事でしか底辺ホロメンは向上していけない訳だが、それをすると男性ストリーマー/YouTuberはどうしても排除する流れになってしまう。ホロメンとしての成功と彼らとの繋がりは相反するもので、どう足掻いても両立させる事は出来ないと考えて間違いない。──ホロライブの上位層で男性との共演をありにしているのは星街だけだが、今回の炎上がそれが成立しない手である事を裏付けてしまっている。
またクラッチも言う通り、アキロゼは正味の話エロい。中の人が30代後半の───優しい表現を使えばお姉さんライバーと言えるホロメンは他にも何人かいるが、それを全て挙げてみると「①戌神→面白いおばちゃん」「➁大神→大人しいおばちゃん」「③角巻→色気がない」「④不知火→?」「⑤獅白→イヤアァァァァーーー!!!」といった形で、30代後半以上のお姉さんライバーの中でセックスシンボルとして一番機能するのは間違いなくアキロゼだし、年上女性好きだとか、ママショタ・おねショタ系の需要を本当の意味で満たせるのは事務所規模で見てもほぼほぼアキロゼしかいない。大神や戌神ですら選択していない男性との共演ありのスタイルを性的な魅力に秀でていてガチ恋の量産を狙えるアキロゼがコラボ相手の選択肢が増えるからというだけの理由で選ぶのは下策としか言い様がない。
ホロライブに所属していて男性との共演をありにしているのは、例えるならApexをプレイするのにコンソールをプラットフォームとして選択するようなものだ。安くて汚らしいガビガビとした世界の中(=男女の性的な生臭さ漂う配信空間の中)60fpsの低出力(=乏しいライバーとしての技量)にエイムアシスト0.6とかいう素人向けの補助輪(=女と見ればとりま甘やかす男性ストリーマー)を備え、条件が違い過ぎるためトッププレイヤー達(=事務所上位の模範的なホロメン達)の手練手管を参考にする事は出来ず、何年取り組もうがいつまで経っても本格的なゲームプレイ(=ホロメンとしての正しい立ち居振る舞い)は身に付かない。その場限りで自分を満足させて気を紛らわせる事は出来ても一定以上の領域(=事務所の中級以上の位置)に進む事は決して出来ない、利点は導入が安くて(媚びればすぐ釣れるから)プレイ難度が低い(姫プだから)事だけ……ApexをプレイするのにPS4を選択するプレイヤーはApexにガチで取り組んで向上していく気自体がないか、若しくは激しく勉強不足であるかのどちらかだが、ホロライブに所属していて非・コーン営業を選択するホロメンの実態も要するにそれと同じだ。
✔ 8:11~ では年下のゲーマー君にムワムワとした熱情を浴びせかける代わりにアキロゼがやるべき事は何だったのかと言うと、それはARKストリーマー鯖で出会った中から今後いい関係を築けそうな女性VTuberを見繕う事だった。切り抜きは一緒にプレイしていたにじさんじ本間だが、一連の会話を聴くと今後もアキロゼと関係を継続したがっている強めの意志が感じ取れる。
✔ 4:15~ 癒月とも絡んでいた本間。りっちしょこらを話題に上げ、そこにゲストとして呼んで欲しいと頼んでいる状況だが、体当たり的に癒月をクエストに誘い無理矢理にこの話題を振っている様子からこちらでも上と同じ意識が感じ取れる。アキロゼと癒月の両方に対し同じ動きをしている事から分かるのは特定の相手というより外のVと絡んで新しい可能性を探る事に今本間は意欲的になっているという事だ。
本間には兎田やラプラス、加えてApexやVALORANTを擦っている事を考えれば常闇や獅白、百鬼、ロボ子のような選択肢もあるのだが、そこを突き抜けてシナジー薄めのこの二人にこの熱量で迫っている様子を観ると恐らくそちらへのアプローチは既にある程度済ませている状態だろう。上手くいっているのかどうかは知らないがこの判断は極めて正しく、にじさんじという枯れて形骸化した箱の中のそのまた下位に付けている本間に出来る事はこれしかないし、今後の可能性もその先にしかない。どちらへの擦り寄り方も強引で下手過ぎて観ていられないが、兎にも角にもやろうとしている事だけは正しい。
問題は箱一やる気のない癒月はさておき火が付いている筈のアキロゼが本間のそのアクションをスルーしてしまっている事だ。ボス戦を終えて絶対にまた何かしようと懇願に近い姿勢で迫っている本間の言葉をアキロゼはどう観ても社交辞令にしか受け取っていない──多分頭の中はクラッチを中心とした男性ストリーマー達と今後どう関係を維持していくかの模索で一杯の状態だろう。
男性ストリーマー・男性YouTuber、加えて男性Vでもなく同業で同種の女性Vと優先的に繋がった方がいい理由は先程挙げた①ホロメンとして今よりマシな状況になりたいのなら結局は、少なくとも表向きは疎遠になる以外の結末がない相手だから、という事と➁本来アキロゼにとって主武器である筈のガチ恋勢の獲得を阻害してしまう事、さらに言うなら③繋がったところで箱の内側まで引き入れる事が出来ないため今後箱内の同僚を巻き込んでの伸びのある展開が望めない事、等。
例えば大空スバルが独自に繋がり箱の内側まで引き込んだ女性Vはしぐれういだが、①´活動期間の最後までよき仕事仲間として協力し合い、アドを与え合い続ける事が出来る、➁´大空としぐれがどれだけ距離を詰めても何の弊害も生じない。関係性オタクの餌が生まれ続けるだけ、③´箱の内側まで引き込んだ上で同僚を巻き込む形でのコラボを繰り返した結果外部のVでありながらしぐれはホロライブに顔パスで出入り出来る状態に。癒月、角巻のような他のホロメンとも連鎖して繋がり続け今では宝鐘と親密な状態に、といった形で、男性と繋がった場合とは比べ物にならない程のアドと成果と、新しい展開を獲得する事が出来ている。だから活動に向き合っていてその仕組みを熟知しているホロメン程男性との共演をNGにしていて、結果事務所上位は軒並みコーン営業組で占められる事と相成っている。