【ホロ些事!@湊あくあ】06-03《失われたニューホープ➁本当の脱退理由を考察していくね^^(後》include:宝鐘マリン/星街すいせい/さくらみこ/桐生ココ/戌神ころね/AZKi/社会経験皆無のV「私の方向性が」/配信ド下手のV「私の方向性が」/これと言ってやりたい事のないV「私の方向性が」/25歳のクソガキ「私の方向性が」/「猛毒キノコのスープを飲んだ時……」/「違う!!!」/10代(&湊)「ワンピースは僕らの教科書」/「ルフィは教祖」/「尾田は神」/「会長(桐生)が辞める時と同じ事言ってる……///」←じゃああかんやん/戌神ころね「方向性……?ww」/AZKi「方向性……?ww」/ただひと時の愛と引き換え

VTuber




【真の脱退理由】仮説その3「愛を感じたかっただけ」説

✔ この説を唱える前にまずその前提になる『湊あくあとはどういうVだったか』『どういう人だったか』についてその特徴をいくつか挙げておきたいのだが、

まず湊は今年25になる歳の若いライバーで、18~19歳という完全に子供だった2018年にホロに所属して以来「①まともな社会経験を一切詰んでいない」。それは社会人として何かしらの一般業にまとまった期間従事するとかいう並の基準ですらなく小遣い稼ぎ目的のバイトや同世代の知人・友人と関わる事すらまともにやらなかったレベルで、言ってみれば半・不登校の引き籠り10代がそのままホロライブの庇護下に入り寄生先を親→会社へと変える事で同じ生活を続けてきたようなもの。湊にとって「社会」とは「ホロライブ」の事で、「日本社会」でも「V業界」でも「YouTube」でもなく、つまり湊はホロを抜けた後の自分の状況を空想により思い描く事は出来ても正しく予想する事は絶対に出来ない。多分今色々と「空想」して思い描いている数多くの「脱退後の自分」について正しいのは「そのへんの個人Vより余程いい数的記録をキープ出来る」という事と「向こう10年食いっぱぐれる事はまずない」というその二点ぐらいのものだろう。

次に湊は2018年のデビューから6年「➁まともに活動してこなかった(活動の頻度が極めて低かった)」。今は脱退前の追い込みで100日連続配信を継続中だがやろうと思えばそれが出来るぐらいには心身共に安定していながら今から一年以上前だと「二ヶ月に三回」とかそういう配信頻度がベースで、それに無言のままの「二か月間配信無し」が追加される等がザラだった。

それ故に湊は「③配信者としての練度がホロ有数に低い」。陰キャでロリ可愛い「キャラ」はホロでも有数に突き抜けていて一にも二にもただそれのみで箱で中級上位相当の人気を博している湊だが、それ以上の域にあるホロメン達の中で湊の配信はとにかく一番、何の引っ掛かりもなく圧倒的に視聴価値を持たない。

「③」に付随する事だが「④コンテンツ作りの際のプロット作成(方針の決定)」や「⑤コラボ周りやその元となる能動的な人付き合い・営業能力」に関しても湊はびっくりするぐらい弱い。「ゲームが得意」→「とりまソロマスチャレンジを前提として行いまして……」→「ゲームがテーマのオリ曲作ったらウケるやろっ」という過程を経て作られた「エイムに愛されしガール」なんかは本当にもう「ええ加減にしなさいよ、ガール」という話だし、拡散力の基となるコラボ、のそのまた基になる「能動的な人付き合い」に関しても本人の人嫌い・エネルギー不足に加えて前記事で挙げた「ウザ過ぎる能動性」が必ず干渉する。「エイムに~」に対する「あくあ色ぱれっと」を始めとしたカマトトアイドルソングはハマっていて大ウケしているがこれは明らかに事務所の大人がプロットを組んだもの、事務所で広がっている人脈も年上のホロメン達が向こうから手を伸ばす形で繋いできたもの、要するに湊は「④単体での配信能力が低い」上「⑤それをフォローし後押しする配信活動周りの些事全般をこなす力もない」。つまり「⑥単体のVTuber・配信者としてそもそも成立していない」。

「④」「⑤」の合わせ技で「⑥」を叩き出してしまっていても星街のようにプロも震え上がる「歌唱」の能力で押していくだとか宝鐘のようなイカれたギャグセンスを出来過ぎたトークスキルに乗せ聴衆を沸かせていくだとか、さくらみこのように飽くなき「配信」への探求心で今後自分を高め続けるだとかが出来ればいいのだが、湊には「⑦さしたる一芸もなければ目を見張る特徴、この活動にかける熱意も何も、並みの基準を超えては何もない」。陰キャでロリ可愛い「キャラ」は洗練されていて切れ味鋭い星街の「キャラ」と大体同価値だが星街がそれだけで今の地位を築けた筈がなく、元々センスがあってトークスキルもギャグセンスもそれなりではあるものの宝鐘には全く及ばず、脱退前の感極まっての「100日配信」が関の山の奴が配信者としての練度を高め突出していく事などとても出来ない。

強いて言えば以前はAPEX、現在は格ゲーで見せている「業界最高クラスのゲームスキル」は湊の最たる特徴として一つあると思うが、こんなものには何の意味もない。無くても湊のファンは一人もその数を減らさないだろうし、反対にPONでド下手だったとしたならそっちの方がアドになったぐらいだろう。そもそも湊はゲームが「得意」であっても「好き」ではない。「これしかない」「これをやるためにこの業界に来た」という意志を持たぬままここに居る湊が他の大型V達と同じかそれ以上に突出する事など出来る訳がない。

最後に湊は「⑧現在25歳(になる年)」だ。25と言えば相当特殊な人物でもなければ学生気分のまま社会の片隅(湊の場合「ホロライブの片隅」)にお試し参加しているような状態で、そこで慣れ・学び・模索をして社会人として(湊の場合「ホロメン」「VTuber」「配信者」として)の「自分」を固めその後一生貫く「生き方」を形作る作業の真っ最中の歳だ。

だから当然いつまで学生気分だてめェと一喝したくなるようなバカで非常識なミスも犯すし自分に全く適性のない明後日の何かしらに取り組んでみたり、やる前からそうと分かり切っている無駄な努力に手を付けてみたりもする。───前記事で触れた「ウザ過ぎる能動性」などは正にそれだし、配信がド下手な癖に「100日配信」で自分の活動の最後を飾ろうとした事だとか絵が下手な癖に「あてぃし、漫画家になる」と言い出した数年前のあのエピソードにしても同じ事、25の歳相応に湊が学びと模索を繰り返す過程の最中さなかに居る事実を示している。


✔ 15:56~ 湊が学びと模索の過程の真っ只中に居る事を示す例としてこれも分かり易いものの一つ。(15:56~)辺りから始まる宝鐘による「自分の話ばっかなのよあんたは」「もっと人に話を振るだとかしてサービス精神を見せなさい」というお説教を受け(16:08~)辺りですぐ聴き入れてすぐ実行に移すこの感じ、「学び」「模索」と同様若い世代に特徴的な「追従」の姿勢だ。何が正解か分からず手探りで「学び」「模索」する過程で年上で成功していて華や覇気もある、つまり「正解っぽい誰か」にもっともらしい指示を筋道立てた上で突きつけられると一も二もなく「はぃ」と従ってしまうこの感じは20代後半以降の人間が固まってしばらく経った年代にはなかなか見られない。

25歳以下の社会人達の大方は皆「従う」形をしている。学生時代と何も変わらない精神性の中「嫌だ」と「やらなきゃ」の葛藤の傍ら安易な正解とそれをもたらしてくれる上手の誰かの存在を常に意識の端で求めている。人生は「トライアンドエラー」と「極めて緩慢で低速な理解」そして「慣れ」以外何もない、という事も当然分からない彼らは「騙し騙される事こそ社会の本質」という事実も当然知らない。だから華があって元気があって見てくれが良くて、耳障りの良い肩書もたくさん持ってて知り合いも多くてみたいな表面的な、多くの場合「人を騙すために存在している」要素に簡単に騙され妄信してしまう人間の大半は20代中盤以下の若い世代ばかりだ。

宝鐘にお説教されてすぐ言う事を聞いた上の例に加えデラックスさんに「DMの返信が遅い」とお説教を食らってすぐ直したというエピソードもあったりで、湊もその世代のご多分に漏れず「追従する世代」の真っ只中にいた訳だが、ではそんな未成熟な若者に必要だったのは「脱退します」と言った時に「君が決めた事なら」「応援してるね」と言って尊重の姿勢をとる対等な同僚だったのか、という話になる。「あくたぁ~ん……////」「仲間って言うより推しが卒業するっていう感覚が強くて……///」などと言いつつ泣き落としの姿勢をとるパターンのホロメンも居たが果たして本当に必要だったのはそれだったのか、という話にもなる。

簡単に言えば湊に本当に必要だった同僚は「(正しく)支配しつつ」「(取り返しのつかない道へと踏み出さぬよう)守ってくれる」、そうされても湊自身納得のいく、寧ろそうされる事で安心感と誇らしさを覚えるような「年上の」「誰か」だ。

確かホロライブには彼女の母を自称している人物がいた筈で「母」というのは正しく娘に対してそういう姿勢で関わる事こそ本文で責務なのだが、どうやらその重責が恐くなったのか湊の脱退が確定した後は「格好いい先輩」とか言い出していて「母」の立場から「至らない後輩」へと自分を降格、ほとんど実姉だった星街は自分はしがみついて離すつもりのないホロ在籍のアドを湊が手放す事を易々と「納得」し、大空は「ちょっと飛ぶ(脱退する)の今度にしませんか」と「対等な立場」から「エアリプ気味に歌で打診」という事で湊にとっての「年上の」「誰か」は本当にどいつもどうしようもない。───「器が小さい」「愛がない」とは正にこういう時に言うのだろうが、事もあろうにホロライブにて所属ライバー達のそういう実態が露呈する度本当に残念な気持ちにさせられる。


✔ 1:30~ 中の人はVを続けても今目にしている湊あくあというVには今後二度とお目に掛かれなくなる、つまり「死んでしまう」という主旨のコメントに「本当の死ぬって」「人の心から」「忘れッツ(噛んだ)…去られてしまった時だと」「私は思ってる」と語る湊。知っている人も多いと思うがこれはワンピースでチョッパーが仲間になった章でDr.ヒルルクが言っていた言葉そのままだ。───ここでの湊の喋り方が全体的に低速で慎重なのと「忘れッツ…」と軽く噛んだのはコミックのそのシーンを思い出しつつ活字でしたためられたヒルルクの台詞を頭の中でなぞっていたからだ。

今回の脱退に関して「(会社に反して)自分の方向性を貫く」事を湊は「正義を貫く」と繰り返し言っているがこれも作中何度も繰り返されつつ海軍将校の制服の背中にでかでかと書かれるなどしてワンピースで擦られまくっている言葉で、今回とにかく自分の脱退の責任を一から十まで全て会社のせいにしたがっている湊は「会社は理不尽」「利は全部自分の側にある」趣を暗に強調したくてこの言葉をそこから引用して来ているのだと思うが「正義」は「力で押し勝った側が自分達を正当化するために勝手に言っているだけ」という事で作中明確に「虚言」として定義付けられている。いかにも子供らしく都合よくそこを読み飛ばした湊は自分十分の状況を作りたいがために「正義」を度々引用してきているようだがこれでは「拡散力」「発言力」「好感度」という「暴力」で勝ちをもぎ取った上で相手方を貶めるやり口になり、海軍とやっている事が変わらない。

同じように「私は生きる」「(他のホロメンに対して)生きてね」などと「生きる」という言葉を繰り返しているのもいかにもワンピースライクだが、ここ20年程の10代ぐらいの子供の非常に顕著な特徴として『ワンピースから引用したワード・構文をここ一番の勝負所で持って来る』というものがある。「何を言っていいか分からない」「どう考えるのが正解か分からない」「大人や身の回りの社会に盾突くための武器・拠り所が欲しい」「良い事を言って自分を大きく良い様に見せたい」という10代の子供の実情を叶える教科書的な役割にワンピースはなっている訳だが、今回この失敗の許されない大一番で彼らと同じようにワンピースワードを引用する事を繰り返している湊は今年25歳のいい大人だ。明らかに精神面の発育が遅れ過ぎているが、理由は既に書いた「10代のうちからホロに属した事による世間からの隔絶」だろう。


✔ 19:22~ 10代のガキ共が猿知恵で用いるだけあって、この『ワンピースワード・構文の引用』、引いては『漫画ワード・構文の引用』は本当にクソの役にも立たない。

例えば湊の「本当に死ぬって……」は「会長(桐生)が辞める時と同じこと言ってる…///」という事で少しリスナーを喜ばせたりもしたのだが、その「VTuber桐生ココ」はホロメンにもホロリスにも全く忘れられないままに現在しっかりと「死んでいる」。この薄ら寒いTENGAマンのモデルを着た桐生を一目見ればそれは立ち処に分かると思うが、箱を出た後桐生は身内・リスナー全てからの期待を下回り続け、下降に迷走を重ねた今あの大ホロメン「桐生ココ」の面影は一切感じられない。───彼女の現状を正しく知っているなら「桐生ココは生きている」とは誰も表現しないだろう。

箱を後にするホロメン達が皆共通で抱える大きな問題があって、それは箱が担っていたプロデュース能力を自分一人の力では到底担えず、在籍当時の価値や魅力、「らしさ」を損ない勢いを失ってしまう事、つまり「死んでしまう事」だ。

実写の自分をベースにしたモデルに「総長」とかいう苦笑いするしかない設定を重ねた痛々し過ぎるkson以上に脱退を機に急速に呪物化を進めたみけねこの例を見ても、俺のメルメルがつまんねーモブモデル(しかも動いていない)を着て利香とかいうお祖母ちゃんみたいな名前で活動を始めたのも全ては「忘れ去られないままに」「死んでしまった例」だ。言ってみれば『自分(のプロデュース能力不足)で自分を殺してしまう』という課題に晒される訳で、湊もこれから先必ずこの課題に行く手を阻まれ、そして十中八九その戦いには負けてどう足掻こうが戻る事の叶わないバッドルートに入る。───「忘れられない限り生きてる」なんてうわ言を言って自己陶酔してる場合かという話だが、要するに25以下のガキというのはどう頑張ってもこの程度が関の山だという事だ。

いい歳してワンピース構文を引用して良い事が言えた気になってご満悦なこのガキの発言に厚意から添削を加えてやるとするなら、「ホロメンが死ぬ時」は「人(ファン)から忘れられた時」ではなく『ホロライブの箱を出た時』だ。ぺこマリや星街みたいな「そいつこそがホロライブ」と言えるようなホロメンでもない限り、ホロメン(及びその中の人)の死はホロの箱を出た後確実かつ迅速に訪れる。───これは漫画のような創作物の類ではなくこれまで実際に起こった事実を冷静に観測する事によって導き出した定理だが、そういう事が出来る程に成熟して初めて人は自分一人の力でまともな選択をする事が出来るし、まともな事も話せるのだという事も併せて誰かこのバカのワンピースキッズ(アラサー)に教えてやって欲しい。


✔ 以上をまとめると湊は「①まともな社会経験を積んでいない」ため独りで個人勢Vとしてやっていく事が具体的にどういう事なのかを理解出来ていないどころか予想する事すら出来ておらず、「➁6年間まともに活動してこなかった」ため「③単体配信が今年デビューの素人並みに下手」で「④活動に付随するあれこれを取り回す力もなく」「⑤営業活動やコラボ相手の獲得も自分一人の力では全く出来ない」ため「⑥一人の配信者・一体のVTuberとしてそもそも成立出来ておらず」、おまけに活動における「武器」にカウント出来るような「⑦突出した要素は何も持っておらず」、「⑧現在25歳」という迷いと学びの最中さなかにいる赤ちゃんな訳だが、そんな人物の言う活動上の『方向性』とは一体何なんだろう、と少し思わないだろうか。

例えばホロメンとして湊と大体同ランクに居る戌神は以前箱所属の身分についてリスナーに尋ねられた時「(我とか都合とか方針とか細かい齟齬は常々色々ありつつも)会社とは先々まで良い関係でやっていきたい」と述べた。これが言ってみれば戌神がVとしてやっていく上での『方向性』な訳だが、これは「①´バイトを複数掛け持ちしつつ家族を養うような厳しい社会経験を(おまけに職場で虐められながら)積んだ」事から現在与えられている身分の価値を正しく客観的に、実感を持って理解した上で「➁´配信活動も約6年間自分の力で出来得る限りゴリゴリと推し進め」「③´それなりに熟練度を上げる事には成功」し「④´オリ曲を始めとしたコンテンツ作りも自分に合ったスタイルを自分の力でそれなりに開発」「⑤´人間関係についても自分の力で安定した協力関係をホロメン達との間に作り」「⑥´ただ自分の力のみで箱所属のVとしてしっかり成立する事に成功」、しかし「⑦´狂気的な個性・感性、異常な長時間ゲーム配信という武器」だけでやっていけるのは所詮箱の中でのみという事実を「⑧´今年39」になる戌神は客観的かつ冷静に理解出来ており、その結果導き出した『方向性』が「会社とは先々まで良い関係でやっていきたい」だという事になる。若い期間一杯をかけて自分に(現実的に)出来るあらゆる努力を長年行った過程で自分自身と世のあらゆる事物を正しく客観的に理解するに至りその結果極めて実用的で利に富んだ『方向性』を構築した訳だが、「①」~「⑧」の全てを踏襲していない湊に戌神と同じ形で『方向性』を組み立てる事は出来ない。

この二人と同ランクのホロメンをもう一人挙げるとするならAZKiだが、AZKiは2022年前期のイノナカミュージックの終了と共に元々活動を終える気でいた。2022年4月にホロライブに移り活動を継続する事を決めたのは当時AZKiが新たに打ち立てた『方向性』だった訳だが、「⑧´当時既に31」のいい歳でおまけに2018年から4年「➁´出来得る限りの活動を全力で続けて」「③´練度もそれなりに上げた」にも関わらず鳴かず飛ばずだった苦い経験から「⑦´どうしても継続したい、このままでは終わるに終われない歌い手活動」に活路を見出すにはホロ所属以外に道はない旨判断、うだつの上がらない活動の中でホロを中心とした女性Vの活動シーンをつぶさに観察するうち「④´自分に合ったキャラ付けや覚えて貰い易い特技・活動方針の打ち立てが重要」と気付いた事でモデルを刷新してGeoGuessrを活動上押し出し「右手にマイク~」みたいな挨拶まで用意して新たなビジネスモデルの確立を、「⑤´人間関係はもっと重要」という事も読み取り地はサバサバとしていて男っぽいにも関わらずそれを包み隠して愛想良過ぎで感じ良過ぎな人付き合いを積極的に積み重ね箱内での存在感・拡散力を高める事に成功している。AZKiの自己リブートを成功させた礎こそ長年に渡る苦行とも言える活動と冷静にして真摯なこの職への向き合いとそれを基にした試行錯誤、そして「歌だけはやめられない」「そこだけは譲れない」という年を追うごとに確度を高め「意志」から「信念」へと形を変えていった重大要素から成るものだが、やはり「①」~「⑧」を踏襲していない湊にAZKiと同じ形で自身を成功に導く『方向性』を打ち立てる事は出来ない。

今年25になる(特に湊のように過保護すぎる環境に居て成長の止まってしまった)人間に

『方向性』はない。

と言うか、

持ち様がない。

「まだ半分子供だから」「未熟だから」「甘えてるから」とかではなく

その材料になる「条件」「経験」といった部品や柱となる「思想」「信念」が

その身の中に存在していない。

し様がない。

百歩譲ってごく少数の25歳以下がそういうものを持っていたとしても湊だけは絶対にそうではない。

「現実社会に居場所が無かったから」とかいう消去法でホロ所属の道を選びまだ倍率の低かった初期に労せずして受かり、

それ以降社と年上の同僚に守られ助けられてただ人の力のみによって自分の活動を成り立たせて貰っておいて

それすら低速で嫌々に、サボりながらにしかやって来なかった湊に

『方向性』なんかある訳がない。

湊、つまり大半の世の25歳にあって彼らがそうだと主張するそれは大抵の場合『方向性』ではなく『気持ち』『感情』『好き好み』『楽か得かの損得勘定』だ。

ここまでが前提なのだが、これを基にして湊が今回事務所を辞める事にした本当の理由はこれなんじゃないかという本命の仮説があるのでどうか一つ聞いて欲しい。

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