【ホロ些事!@湊あくあ】06-10《失われたニューホープ⑨柱の折れた箱の行く末》include:宝鐘マリン/星街すいせい/兎田ぺこら/さくらみこ/大空スバル/月ノ美兎/剣持刀也/壱百満天原サロメ/リゼ・ヘルエスタ/アンジュ・カトリーナ/あくあマリン/Startend/ホロライブ2期生/にじさんじ/花は桜、肉なら神戸、ホロライブなら2~3期/「船長、もっと上を目指してよ(遺言)」鬼畜海賊「嫌です」/あくたんとリスナーの一体感(ビビデッバビデッ)ぶっ壊したるマン(♀)/100万円のキ〇ガイ幼稚園/「いつの間にやらアラフォーだにぇ…」(←化け物)/体育会系の成れの果ておばさん/ホロライブ2期生って全員辞めたんだっけ?/断罪のニューホープ、にわかに去りて終わりを告ぐ/にじさんじと何が違うの?/すいちゃんはどうしようもない。/人語は無理ぺこ、兎だもの/大空スバルは馴れ合いたい。

VTuber
にじさんじと何が違うの?

✔ 湊の卒業ライブ直後に行われた白上&猫又のホラゲコラボ。視聴回数は70万回超えでこの二人にしては異例中の異例。

これに限らず湊の脱退の前後はホロの箱自体に注目が集まり色んなホロメンの配信の視聴回数がこういった形で大幅に跳ね上がっていたが、そんな形でしか数字が盛れないなんて本当に情けない。ホロライブでは今やメンバーの脱退が何よりも注目を集めるイベント事だ。

ホロライブが好きだった頃、私はホロライブが「他の箱」特に『にじさんじなんかとは違う事』が何より誇らしかった。「モデルが綺麗な事」はこの職においてそれ程重きを占めない表面的な長所に過ぎず「女子ばかりで構成されている事」は私個人の個人的な趣味、ぺこマリみたいな天才は実は向こうの箱にもちらほらとは居て、だからこそ唯一無二の『所属ライバー同士の家族のような絆』と『どこまでも前向きな活動姿勢』は一層輝いて見えた。血の繋がりを感じさせる程に強く手を取り合い迷いなく今に全力投球する姿には羨ましさを覚えたし、尊敬の念すら抱いていた。

でも今はホロライブが他の箱、特ににじさんじと何が違うのかもう分からない。今年に入ってから所属ライバーが脱退する頻度はそう変わらず出て行ったライバーの質を見ると失ったものは明らかにこちらの方が多い。箱一の天才は倦み果てて一人でどこか遠い所へ、有能なカリスマはリスナー蔑視・会社への敵視に加えて同僚すらをも踏みつけキャラ的魅力を愛され人気を博したかつての売れっ子はゴミワードを止め処なく吐き散らすだけのbotに、保身のため同じ活動を只々自分の為だけに続ける萎びた小物が居たりブスな化け物が会社に守られている安心感からいよいよ正視に耐えないレベルの怪物に変異したりで本当ににじさんじとそっくりだが(月ノ・剣持・壱百満天原・リゼ・アンジュの順)、本当に残念な類似点は『後輩を守れなかった事』だ。『後輩に正しい道を示してやれない』『(何かと攻撃に晒されがちな厳しいこの職において)大切に扱い守ってやる事が出来ない』『(今までサボり過ぎてきて)後輩をサポートしてやる能力がない』『またそのつもりも毛頭ない』は『絆』『活動に全力』のホロライブに対してにじさんじが有史以来抱える最も特徴的にして顕著な汚点の一つだ。

先にダメになったにじさんじ・個人勢に対して異質な存在のままであり続けたホロライブだが、どうやら時間差で追いついただけの話のようだ。であれば今後ホロライブがどうなっていくかは特ににじさんじを見れば大方察しが付くところだが、先行していた筈のあちらを避けてこちらを観に来ているリスナー、つまりホロリスにとって今後のホロライブを追う事に意味は当然ない。かくして今後ホロライブからは人離れが止まらない訳だが、その流れを決定付けたのは湊のように見えて湊ではない。湊はその身を以て、特にホロメン達に向けて既に始まって久しかったその流れを視覚化し明確化してくれただけだ。

ホロメンは皆「あくたんは有能」と言うがその通り、湊はとても有能だ(だった)。


タイトルとURLをコピーしました