【ホロ些事!@湊あくあ】06-13《失われたニューホープ⑫パラサイティカル・マジョリティー(ホロライブ4期以下)=3/4》include:天音かなた/宝鐘マリン/星街すいせい/さくらみこ/常闇トワ/尾丸ポルカ/兎田ぺこら/大空スバル/しかのこのこのここしたんたん/五大ホロ(宿主)⇔4期以下(寄生虫)の相関関係/マリみこめっと「答えが知りたくてここにいる」/天音「美味しい思いがしたくてここにいるwww」/『あんのうんでぃーば……ってなんでしたっけ』/『純粋心、50万回再生です……つんく♂さん、ゴメンナサイっ』/『一番ヒットしたオリ曲はワンダラダーです!』/←辞めちまえよもう/辞めろ辞めろ/辞めちまえ/生きる事を辞めちまえ/お行儀良過ぎなブラックリスト債務者/その海賊、背中に一切の《逃げ傷》なし!!!/Vあるある【活動が不振のV】→【箱外の身内を拡散しがち】/おしおしお原作のしかのこのこのここしたんたん(←うるさい

VTuber
パラサイティカル・マジョリティー(ホロライブ4期以下)=3/4

✔ 今年3月、今から半年程前にレジェンドプロデューサーにオリ曲の製作を依頼しそれが収録されたアルバムを出して大体的に宣伝活動も行いでVシンガーとして入魂の再スタートを切った天音………だがそこから半年経った今新規のオリ曲はチャンネルに一つも上げられていない。この感じだと恐らくこのアルバムのセールス自体が不調だった感じだと思うが、事務所に話を通して大幅に協力もさせておいてでアルバム一つポシャっただけでシンガーとしての活動を全面的に止めてしまうなんて随分甘い覚悟を以ての着手だったようだ。この前には製作費1000万円のオリ曲を何の脈絡もなく突如投下して当然のように響かずでその後同じように沈黙していた前歴があるが、アーティスト活動をガチャか何かと勘違いしているのだろうか。

「レジェンドプロデューサーに楽曲の製作を依頼出来た事」、「それがTV番組のED曲に採用され一定期間流され続けた事」、「アルバムの大々的な宣伝とそれによる発売と同時の週間ランキング上位入り」、「アルバムに収録された数々のオリ曲に多額の製作費をかけられた事」は全て天音の力ではなく天音がホロライブに所属すると同時に無償で貸し与えられた「ホロライブパワー」によるものだ。また天音はホロ所属以前の歌唱スタイルを(売れたいがために)捨て最大の成功例星街に(売れたいがために)寄せた歌い方でこれに収録された曲の全てを歌い上げているが、であるならこれは「ホロライブパワー」を借りた上で「星街のスタイル」を拝借して作り上げられたアルバム、という事になる。「ホロライブの事務所(ホロライブパワー)」そして「2~3期に当たる五大ホロメン(この場合は星街)」双方から『あやかっている』例としてこれ程分かり易いものも無いだろう。───ついでに『あやかる』つもりで入って来た人間は『あやかる』対象以上に頑張る事は絶対に出来ない、とも書いたがアルバムがたった一枚ポシャっただけで心折れてしまった点がそれを裏付けている。

1000万円のオリ曲にしてもこのアルバムにしても、もちろん天音は歌い手として売れたくてそれをやっている訳だが、それでも天音には星街と同等かそれ以上に売れる気は毛頭ない。最終目標は「さいたまスーパーアリーナに立つ事」だという発言からもそれは見て取れるが、これは天音なりの「遠慮」だ。既に成功が固まっていた事務所に後乗りで入って2~3期のデカいメンバー達が精力的に活動する事によって生み出した利潤と権益を吸って生きているだけの自分が大仰な事を言うべきでも大層な目標を掲げるべきでもなく、でも甲斐甲斐しくも前向きな姿勢ぐらいは示すべきだから「さいたまスーパーアリーナ」ぐらい言っとくのが丁度いい落としどころでしょ、というのが天音の腹積もりだ。

要は「①無償で得た権益を元手にして自分個人が手にする利益が」「➁小さければ」「③上への義理は通せる」という考え方だが、これは根本的な部分で考え違いをした盛大な勘違いだ。仮に消費者金融からの借金に置き換えるなら「①借りた金を」「➁浪費せずに貯蓄しておけば」「③返済はしなくていいんでしょう?」となり、そんなバカな話はない。自分が得る利と貸元から借り受けた金には関係がない。どんなケースであっても最悪でも元金だけは返さなければ貸元は潰れてしまうし、借りた人間は泥棒になってしまう。

天音はこの手の勘違いを各所で繰り返していて、例えば既に挙げた湊の脱退の件に触れ号泣していたシーンでもそう、そこでのスタンスは「自分が出る幕じゃない」「でもちょっとならいいでしょ?」だ。宝鐘やさくらみこ、大空みたいなデカいメンバーが気に留めてくれ構ってくれても「行儀よく愛想よくしてればいいんでしょ?」で何かを返す事はない訳だがホロメン達の手ぐすねの引き方を見れば分かる通り女子が率先して人を誘って段取りを付けてという行為にはそれなりに高いハードルが伴う。イニシアチブを取るのは基本的に男性の仕事だからだが、自分より数倍はあるかという拡散力を持った、箱でも有数に強い存在感を(天音とは違って自力で)確保している、それも先輩に口火を切らせておいて自分からはそれをし返さない、というのは全くフェアじゃない。いつか「(自分は同僚と絡むのではなく)ソロでの活動をメインにやっていくつもりだ」みたいな事を言っていたように記憶しているがそんな選択肢を考える権利自体天音にはなく、同様にリスクや体面を危惧して発足当初のかな健や、姫森相手のコラボのような形でランクの低いメンバーと底面近くでパチャパチャやって体裁を取り繕い、保身ベースの活動に勤しむ道を選ぶ権利もない。

要はこういった形で、4期以下は悪意なくホロの事務所、並びに五大ホロを中心とした2期~(2.5期)~3期の大きめの先輩達から利潤と権益をちょろまかし続けている。彼女達並みに頑張らないし身を切らないし、矢面にも立たなければ手柄も上げない事の理由を4期以下は「自分はそういう性格じゃないから」「顔じゃないから」「(能力不足で)出来ないから」と決まって説明するが、じゃあ既に受け取っている立場もネームバリューも人脈も収益も全部返せや、という話になる。事務所も五大ホロも慈善事業で今の仕事をやっていないし、4期以下の親でも親戚でも何でもない。出来れば上乗せして、ごく一部の何人かであってもいいから返して欲しいな、という淡い期待と共に上もそういったものを纏めて一括で貸し出している訳だがそれをしないどころか借りたもの自体相当の何か、借金の例え話で言うなら元金に当たる部分すらをも返さず「偉ぶらないから偉いでしょ」と居直るのは厚顔無恥も甚だしい。

先に言った通り、天音は4期以下の中では相当自分の立場を弁えている部類だし、地の能力もその中では突出した部類で、借り受けた権益の返済度・・・は中でも高い方と言える。という事はつまり残りの17名の事務所+五大ホロに対するぶら下がりはそれ以上で、総勢18名でこれかこれ以上のしがみ方をしているのだから事務所が停滞して五大ホロが枯れていくのも当たり前の話だろう。18名の居直り泥棒によって「事務所+五大ホロ」の合同貸元が潰されてしまった構図だ。

「売れたい」「歌い手系のVとして認知されたい」だけの気持ちで気安く事務所に協力を願い出て手を煩わせてはいけない、煩わせたからには何が何でも成功させなければいけない、湊の卒業に関して自分が出る幕じゃないと思うなら出ない、或いは出ても筋が通る程に事前から誘って尽くして近付いてでそれをやってもおかしくない程の関係をただ自分の力のみで作っておく、声をかけて貰ったのなら同じだけかけ返す、拡散力があって存在感もあって声をかけるだけでこちらに利を分け与える事の出来るような大きめの存在がその相手だったならかけ返す声の質を高めるか頻度を高めるかで釣り合いを持たせる…………受けた恩の「返済」を考えるならそれが妥当だし、「公平な関係」も「義理を通す」事もそれをして初めてその第一歩が踏み出せる。


✔ 宝鐘が近々で出した二つのオリ曲だが、どちら共が天音のアルバムに収録されているオリ曲やそれに纏わる音楽活動と比べると趣が全く違う。二つのうち上の曲に内包されたテーマは「停滞して久しい活動を迷い苦しみながらも前に進め新しい段階に進みたい」というもので「不退転の意志」を謳った曲だ。ほとんど事務所の力でその全てが成立していたアルバムが一枚ポシャっただけで即撤退した天音と正反対の精神性だがそれ以上に、宝鐘と天音ではデビュー以来ここまでに成した功績も、同僚を始めとした周りに与えた恩恵も桁が違う。もう今まで十分やったよね、もう折れてもいいよね、自分を赦していいよね……となってもいいところだがそれでもそこに留まり続ける辺り宝鐘にとって「引く」という選択肢はこの活動上に存在していないのだろう。

下の曲はキャッツ・アイだとかキューティーハニーだとか、峰不二子だとかドロンジョ様みたいな大昔の女性のアニメキャラとその出演作のノリを混ぜ合わせたようなコンセプトだが、宝鐘がこれを今回のオリ曲のテーマに設定したのは「年増」「古臭い」の自分のベースキャラへの解釈一致と共に「リスナーに楽しんで貰いたいから」だ。天音が自作のオリ曲に1000万円を投入したりだとか事務所に打診してアルバムの製作に協力させたりだとか、星街に歌い方のスタイルを寄せたりした理由は「歌い手系のVとして(自分が)売れたいから」だが、これも完全に正反対の精神性だ。オリ曲を通して「リスナーに楽しんで貰う」事をこれまで何度となく繰り返すも猶それをやめる気がない宝鐘と今まで音楽シーンでのヒットはゼロ(ワンダラダーが軽く当たったぐらい)にして「ただ自分の成功のみを念頭に」音楽活動を行った天音の対比が分かり易い。

『自分と言うよりリスナーを楽しませるため』『引いては良い物を作るため』『不退転の意志と共に良質なヒット作を度々世に出す』『宝鐘』と【自分が歌い手系のVとして認知されたいがために】【自分に箔が付いて格式高く見えるような方向性の曲ばかり収録した音楽アルバムを】【事務所の威と力を借りて製作し】【それすら一度の試みで好感触が得られなければあっさりと止めてしまう】【天音】を比べるとその余りにも正反対な精神性と行動規範が確認出来るだろう。宝鐘にとってこういった楽曲製作を含む活動全般はただ自分の力と責任において全力で振り抜き確実に結果を出すべきもの、天音にとっては社や先輩の力を借りて食指が動いたものにだけ手を出し結果が出れば良し、出なければ自分が削られない範囲で早々に引くべきもの───プロアスリートと実家暮らしのアルバイターぐらいの差がそこにはある。

宝鐘と比較するとクリエイター・活動者としての天音は控え目に言っても最低だが、何度も言うように、天音以外の4期以下のメンバー達はその全員が天音と同じ精神性にして質で言えばもっと低劣だ。


✔ 13:02~ 配信活動には萎えて感情の死んだ長編ゲームのプレイ配信を励行(天音はそもそもゲームが好きではない)しつつ、アルバムがコケて以降音楽活動も停止していた天音がある日行った「しかのこ配信」。この配信の一月後に初回放送が迫った、モデルの担当絵師原作のアニメ作品を宣伝する配信だ。

Vの界隈で近年よく見かけるあるあるに、【活動が不振のV】【箱外の身内を拡散しがち】というものがある。にじさんじだと成績がどうしようもなくて辞めたVをお前がやってどうすんのというようなやはり底辺の、当人が所属時懇意にしていた元同僚が新アカウントの立ち上げと同時にフォローしたりする姿がよく見られる。辞めた側はさておき拡散した側に関して確かなのはそいつにとっての内なる重要度が「元同僚」>「所属事務所(にじさんじ)」の構図を描いている事。事務所側からの心証を損ねようが同僚の中で浮こうが、リスナーから不信を買おうがどうでもいい、だって活動自体がどうでも良くなってるから、そんな事より俺は仲間を立てるんだよ、というのがその胸の内だという事だ。

天音のこの「しかのこ」のアニメを宣伝する行為はイコール「自分の担当絵師を箱内に向けて拡散する」という行為だが、これを例えばそれぞれが同じように担当絵師を持っている五大ホロが行うかと言えば、行わない。ショート動画の製作をきちんと有料で依頼して自分のチャンネルに上げたりVとしても活動している担当絵師とコラボしたりといった形で自分の活動に自然な形で組み込む事はあっても宣伝目的の宣伝、それも配信枠を丸々一本使っての宣伝、というのはまずやらない。

五大ホロと天音のその違いはホロの箱及びホロメンとしての活動をそれぞれがどう捉えているか、の違いだろう。五大ホロにとって活動はそれ自体が最大の軸であり最優先事項、天音にとって活動は自分(次いで身内)が利を得るための手段でしかない。だからその完成度を上げるために協力し合える実力派の同僚を選んで関係を結びに行く事を天音は絶対にしないし、歌い手系として成功出来ないと分かるやすぐ投げ出して一番楽な長編ゲーの連打に逃げたし、何もかもが上手くいかないのならせめて、とこうやって身内の拡散のために立場を利用して配信の質・面白さを後回しに宣伝配信など行ってしまう。天音は4期以下の中では一番まともだがその天音にとってすら配信やそれを含む活動全般、ホロに所属している事により与えられているアドはその全てが「自分(次いで身内)が利を得るために利用するためのもの」だ。

デビューしたばかりで活動自体に前向きで、そこで出会った人生最良の友と肩を組み二人三脚で自前の企画配信を軸にした活動に取り組む天音はそれはもう、「こいつこそがホロの未来か」と思わせる程に輝いていたものだがそれも今は昔、今ではこの有様だ。

───あたしゃ悲しい。

───本当に悲しいよ。


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