【ホロ些事!@湊あくあ】06-18《失われたニューホープ⑰甘々タマネギ、黒歴史の真っ最中》include:[湊あくあ]/星街すいせい/兎田ぺこら/宝鐘マリン/桃鈴ねね/ONE PIECE/「あてぃし、(他人の力で)伝説になるっ///」/「あてぃしの方向性」=「サボりたい」/「本当の社会」という「地獄」からお前達を守っている「ホロライブ」という名の「温室」/最後の配信、見所は「桃鈴」/「誰かが覚えていてくれたら、人って…」⇔「人は〇ぬぞ」/さよなら、あくたん

VTuber
さよなら、あくたん

✔ 卒業する最後の最後まで一人では本当に何も出来ていなかった湊だが、じゃああんなに魅力的で華と才気に溢れ、目にする者全ての心を掴んで離さなかった湊あくあとは一体何だったのだろうと考えると、それは多分社とホロメン達、そしてリスナー達総出の合同作業により作り上げられた、その存在ごとが一つの「作品」だったのだろう。確か元はジョナゴールドだったかふじだとかいう名前の、年端もいかない地下アイドルの内に偶然備わっていた「才能」と言うより「魅力」に皆で目を付け皆で愛で、その存在自体を有難がりリスペクトして崇め奉った、その過程でたまたま生まれた副次的な「作品」、それが湊の正体だ。

だからこの前我々が(或いはホロメン達や本人ですらも)さよならを告げた湊あくあとは「人」ではない。ホロメン達は「リスナーにとっては最後でも私達は(オフで)また会える」と、アンチ気味のリスナー達は「どうせまたすぐ別の絵被って転生でしょ」と言い本人すらも卒業後の自分にはまた別の人生があるような口ぶりだが、どれも本当にバカバカしい。

湊はもういないし、今後二度とお目に掛かれる事もない。誰がいつどんな形で復活して何の活動をしようとも、どれだけ元と似たモデルを着ていても湊に会える機会は今後二度とない。同じ声をした別の誰かが同じ話し方で話し、単調なその作業を延々と繰り返して終わりに向かっていく過程を観せられるだけの話だ。

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