→【ホロ些事!@湊あくあ】06-25 に続く
✔ つまりどういう事かと言うと、日本のメジャー音楽界に星街が受け入れられる可能性は今年の7月を機にゼロになってしまったという事だ。
Adoが道を作った事で今後増々受け入れられていくであろう【D.顔出しなしの活動パターン】を自らの脇の甘さによる顔バレで潰してしまった上バレた顔が激ブサだった事から【B.目処5年程度若者達のランドマークを務めるアイドルシンガー】の道も封鎖、【C.ビジュでは劣るもののキャラ的な好感度や良質な活動内容により人気を博す】道も自分の箱の中ですらそれが出来ていない星街に叶えられる訳がない。【D.顔出しなし】が増々受け入れられつつある昨今そのラインを通って【A.国民的レジェンドシンガー】を目指す事も星街の実力なら十分可能だった筈なのだがそれも今や本人の(母親をすら御し切れなかった)手落ちによりあり得ない話になってしまった。
2018年初頭の早期デビューで業界に先乗り出来ていた事、当時既に点在していた諸企業の中からホロライブを引き当てた事、運営の物分かりが良く望むがままの好待遇を受けられた事、業界最高品質のV達が同僚に揃い踏みしていた事、彼女達との人的相性も良く万全の協力体制が築けた事、(強烈な泣き所である)顔が同期周りのまともなメンバー達の中で唯一バレていなかった事、「VTuber」=「歌い手達の新たな選択肢」の概念が確立される前の貧困な土壌で易々と無双出来VSingerという種別のトップにあっさりと立ててしまえた事、極めて近い活動スタイルをした別領域のトップであるAdoが先んじて道を作ってくれていた事………星街はデビュー以来本当にたくさんのアドバンテージに恵まれていた。全てを総合して一本の矢のように束ね己が力に変えられていたならAdoが先に世間に認めさせてくれていた【D.顔出しなし】の歌姫として日本全体に受け入れられここ数年Adoがやはりその役目を担っていた【B.短期間若者達のランドマークであり続けるようなアイドルシンガー】の座を継いで【A.数十年のキャリア一杯を賞賛されながら過ごし後世にまで名を残すようなレジェンドシンガー】を目指す事は十二分に可能な筈だったのだが、星街はデビュー以来丹念に重ねた愚行の数々でその可能性の全てを無にした。─────その時々のどうでもいいエゴや安い欲を叶えるためにアドの全てを利用し感情のまま振る舞い都度リスナーを裏切りアンチを育て、周りが全てにおいて切磋琢磨する中で歌以外の活動全てを怠けて自分のレベルを相対的に下げた上で慎みと礼節を軽んじて不信を煽り、それら全てを今も繰り返し続けている。
【A.顔バレ(7月】
【B.オリ曲のリリース。スプラタッチなMVが斬新だが曲自体は従来の星街的な作風(9月】
【C.この界隈で一切求められないタイプの曲を用いた葛葉との歌みたコラボ(10月】
【D.従来とスタイルを違えるヒップホップ調のオリ曲「AWAKE 」をリリース(11月】
【E.別領域のトップVSinger花譜のチャンネルに上がったコラボオリ曲。C・Dとは違い文化的で正統派な作風(11月末】
【F.今月公開のディズニーアニメ映画の主題歌を歌みたする案件動画。非常にクリーンで洗練された仕上がり(12月】
✔ 今年7月から今までの星街の目ぼしい動きを挙げるとこんな感じだが、見ての通りカラーも主旨も方向性も、それぞれが孕んでいるメリット・デメリットも何もかもがてんでバラバラ。いずれかのアクションでその前のアクションを否定して従来のリスナー層を引き剥がした後にやっぱりまたその層に向けてアプローチして呼び戻し、その上でさらに誰も待っていない新機軸を聴かせた上でクリーンな案件もやってのけるという支離滅裂な害悪コンボ…………を全てがどうでも良くなってしまう絶望的な顔バレの後に展開するという狂乱ぶり。どんなビジョンを基に何を目指しているのか誰にも分からない(本人も分かってない)ので今後どういった方向性の活動が期待出来るのかやはり誰にも分からず、応援する力の一本化と保持が一向に出来ない。─────と言うか、このラインナップだと歌い手としての活動を本気でやっているのかどうかがまず分からない。暇で他にやる事もないから一番の特技を使ってやる気の出る順に仕事をこなしていきますか、ぐらいのスタンスにしか受け取って貰えないだろう。
主観的で感情的な話になってしまって恐縮だが、せっかくの才能をこんなにも雑に扱うだなんて本当に許せない。こいつじゃなくてAZKiだとかV.W.Pのモブメンバーの誰かみたいなまともでやる気のある人間にこそこの才能は備わっているべきだった。
✔ 対して他領域のトップVSinger、花譜の活動はデビュー以来一貫していて揺らがない。「VTuber」や「アイドル」ではなく「シンガー」の肩書きを背負っているだけあってコラボは必ず音楽畑の著名人ばかりを選び曲・MV共に作風は自身のブランディングと統一。参加しているユニットは自分と同じ『女性』『VSinger』の属性を持つ類似タレントだけで構成されたもの、付随して作られたのは自身の声をベースに製作された「可不」という名の初音ミク(VOCALOID)的合成音声ソフト………『女性』『バーチャル』『シンガー』『外連味溢れる準和風のサイバー世界』そういった自身に課された属性をデビュー以来寸分違わずなぞり続ける一途さは「男子禁制」「色恋営業」が前提な『アイドル事務所』に自分から乗り込んできておいてユニコーンリスナーを蔑み罵倒したりだとかアホみたいな白ハットの中華衣装をただ「自分のエゴのためだけに」作って元々の自分の(それも自分でキャラデザごとを組み立てた)ブランディングを壊したりだとか、扱う曲やMVの作風を作品ごとにチョロチョロと変えたりだとかする星街とは真逆の在り様だ。
花譜のファンは推しがこれからどんな作品をリリースしてどんな世界観を創造していくかを知りつつ応援しているし、花譜がその期待を裏切る事は(星街と違って)決してない。変わらない在り様が普遍の認知を生み出し信頼へと繋がり期待を呼び寄せ、聴き手の気持ちと推す力を一本化させていく。花譜のファン層が星街のファン層と違うのは一度付いたら離れない事で、増える事はあっても減る事はない事、だろうか。
✔ 現状星街に次いで業界2位のVSingerの地位にいる花譜の活動は(星街とは対照的に)非常に良く出来ている。①10年先を見据えて組まれたブランディングを阻害する要素は活動上から一切排除➁(アイドルではなくシンガーを謳ってはいるもののやはり付いているユニコーンリスナーを始めとした)あらゆるファン層を刺激する事を避けるため身内(V.W.P)は女性の同位体のみで構成③試験的・挑戦的な行いを断続的に繰り返しはするもののその全てはブランディングやリスナーが抱いているイメージの範疇に必ず収められている…………もちろんバカ(星街)みたいな④顔バレなんかは食らっていないし⑤アンチも反対勢力もとにかく少ない。
敵も作らず票も割らずでなだらかではあっても右肩上がりの推移以外あり得ない活動フォーマットは星街と完全に真逆だが、この違いは本人達の性格や精神性以上に後ろに付いている大人のレベルの差から来るものだろう。いくら落ち着いていて思慮深く、控えめな性格をしているとはいえ今年20歳になったばかりの花譜がこれだけ一貫した活動を安定的に継続する事を6年もの間一人でキープ出来た筈がないからだ。
年齢の話が出たのでついでに触れておくと、花譜は6年活動した上で今年【20歳】を迎えていて一貫した活動模様により【一旦付いたファンは離れず】しかもその数は【着実に増加している】。対して星街は花譜と同じく6年活動した上で今年『27歳』になっていて気分任せのいい加減な取り回しにより『度々手持ちのファン層を割っては離脱させ』『その数は全く安定しない』。
今から5年活動したとするなら花譜はまだ【25歳】で星街は『32歳』、10年経てば【30歳(ホロライブのババアで有名な人よりまだ歳下)】と『37歳(大神や戌神と同じぐらい)』、その間も片や【伸ばし続け】片や『迷走し続ける』と考えると最早花譜が星街をVSingerとして追い抜くのは時間の問題だろう。
「業界1位のVSinger」「世にその可能性を知らしめる旗手で担い手」のバトンは、今星街から花譜の手に着実に渡ろうとしている。手にしたが最後その場に立ち尽くして油を売っていた星街とは違い花譜はきっとその役割をこの上ない形で遂行してくれるだろう。────何せ花譜にはまだ長大な時間が残されているし、しっかりとした大人もバックに付いている。どちらも星街には無くて、何より必要だったもので、そして今後も決して手に入れる事が出来ないものだ。