「前進しないもの」は必ず後退し、「後退しないもの」は必ず前進する。────────福沢諭吉(日本の思想家・教育者)
✔ 以上ぺこマリを始めとしたホロメン達が近々に演じた『ストック活用方式』の実例をいくつか挙げてみたが、ここまで数多くのホロメン達が同じ「ストック」を同時に、示し合わせたかのように繰り返している様を見れば及び知れる筈。──────『ストック活用方式』はホロの箱に蔓延する箱病だ。「ホロメンとは仕事仲間ではなく学校の友達のように対等でフレンドリーな関係を築く」「誰であろうと同箱所属のメンバーである限り友好関係を築き活動の裏表問わず協力を厭わない」「外部のシナジー有りのVより内部のシナジー無しのホロメン」「大会」「ホロ鯖」「耐久」「みこスバ」「ぺこマリ」「全ロス」「フロムゲー」そういった時間と労力を奪うだけの「ストック」を病的なまでに繰り返し、湊の卒業を機に活動の見直しを図るもやめることがどうしても出来ない………………さんばかについて触れた記事で「にじさんじは箱ごとで腐っている」と書いたが「ホロライブは全員で病気にかかっている」。腐って使い物にならないか異常行動を満面笑顔で元気一杯に繰り返すか、二者の間にはその程度の違いしかない。──────二つの事例に関連して言えるのは、どこであろうと単一の箱・領域の中にのみ籠って活動することは全てのVにとって非常に危険、ということだろうか。
「同じことを繰り返すって停滞してるだけだから」といずれかのホロメンが言ったらしいが、「同じことを繰り返して」→「停滞」は出来ない。何故なら「同じこと」、つまり「ストック」は時と共に必ず劣化するからだ。”ぺこマリ”が旬を外してしまった話をしたが正にああいうことで、ホロメン達が過去反響を得た「ストック」を脳死で擦る時、その「ストック」のピークは大抵反響を得た過去のその時にある。「そう言えばリスナーから人気があったアレ、この機会にやってみるか」と考えて実行に移した時、その「アレ」はまず間違いなく当時程の価値を放っていない。
ホロメン各々やそのコンビ・ユニットを「ストック」に見立てるならその「ストック」には女性の性別が割り振られているだけに”加齢”による劣化が強く干渉してくる。白上と大神のコンビは30前後の若年層のカップリングから双方40前の加齢臭コンビに、さくらみこは大学生ぐらいの歳のダ〇ン症(←まだ可愛い)から30手前ギリギリのダ〇ン症(←さすがにキツい)に、現在30歳前後が女性Vのピークだと見なせるがぺこマリというホロ最大の稼ぎ頭がもうそろそろその年齢帯を過ぎようとしている。──────年齢の話をするなら、”さんばか”も同じだ。ぺこマリはこの度の凸で2020年頃の「にじさんじと言えば”さんばか”」の感覚で3人に凸を行っているがこの3人ももうアラフォーになる歳で、今から繋ぎを付けて何か新しいことを始めようなど遅過ぎる。手をこまねいているうちに最も強力な外部の協力者のうちの一つだと当たりを付けていた一団(つまり”さんばか”という名の「ストック」)がタイムリミットを迎え思い描いていた未来予想図が一つ潰れてしまった形だ。
「同じことを繰り返すこと」つまり「ストックを擦ること」、つまり『ストック活用方式』は「停滞」ではなく「後退」だ。「配信の視聴回数が平均で何万回落ちた」とか「チャンネル登録者数が全然増えない」みたいな一目して分かる程派手な「後退」ではないが、それでも『ストック活用方式』はその一つ一つが微弱な「後退」だ。長期間かけいくつも積み重ねていけばパフォーマンスの質は落ちホロリスは離脱し、いずれ必ず破滅が待っている。ホロメン達は今全員でその道を着々とひた走る毎日を送っている。
「劣化を続けるストック」と言えば、”ホロライブ”の箱自体もそうだ。ホロライブは去年「湊あくあ」という次世代の玉を失い代わりに「さくらみこ」という卑劣なブスを全ての所属ライバーの中でトップの立ち位置に祭り上げた。───────これを劣化と言わずして何と言おう。「湊あくあがいなくて」「能無しのブスがトップの」ホロライブ……………2024年以前ホロライブには「湊あくあという若い芽が根付いていて未来に希望があったし」、「箱のトップは一流テレビタレント顔負けな程に能力があるor度肝を抜く程に可愛く華があるかのどちらかだった」。やはりホロライブは近年急速に劣化を進めた「ストック」の一種で、つまり「ホロライブ(的なこと)やろうぜ」という活動は悪質な『ストック活用方式』だということになる。ホロメンがホロの箱の中に籠っていかにもホロライブライクな活動をすること自体が「後退」であり「悪質行為」でもある時代が既に到来している。
✔ 宝鐘が最近行ったコラボ配信。「ツインテール」繋がりだそうだがその条件で出演者を集めても配信は面白くならない。─────実際その面子は誰も知らない新人(サムネ左)、チャンネル登録者数100万人突破がホロライブメンバーで唯一達成出来ていない箱一の不人気ライバー(左から2番目)、外部領域(VCR)に鞍替えした嫌われ者(右端)という散々な構成。
宝鐘が「ツインテール」を条件に人を集めたのは内心「ホロメンなら誰でも良かった」からだが、要はこれが「ホロメンの絆」という名の害悪ストックだ。「コラボ相手はとにかくホロメンから選ぶ」「ホロメンであれば質・タイプ・サイズ問わず無作為に絡む」等の行動規範を含む「ストック」だが、それに従った結果出来上がったのがこの配信。もう何度取り上げたか分からないが「ホロメンの絆」はやはり紛うことなき害悪「ストック」で、加えてこういった「ホロライブの中に籠ってホロメンとのみ活動する形態」つまり「ホロライブライクな活動」も同様に害悪パターンであることが分かる。
これは宝鐘の一番最近の配信だが、やはり宝鐘はこの悪質パターンから全く足が洗えていない。他のホロメン達もやはりそれは同じで、だからホロライブの質は今後も際限なく下がり続ける。