【ホロ些事!@紫咲シオン】10-02《君のいる地獄➁痛くない、もう……》include:*[紫咲シオン]*[大空スバル]*[宝鐘マリン]*[さくらみこ]*天音かなた*[湊あくあ/結城さくな]*[夜空メル/花宮莉歌]*あくシオ/辞めるの、『紫咲シオン』で合ってるよね……?/え、「紫咲シオン」だよ?/……ねぇ大空さん/大空さん!!/何とか言えよ!!/大空さァーーーん!!!/No more pain, No more glory./「ホロライブ、今は名も無きV事務所」/損得勘定で繋がり合うアイドル事務所/あくシオがいない《ホロライブ》なんて/はたらくホロメン!!/”消費税分上乗せする”ぐらいの感覚でこのブログは読んで下さい/お疲れスバル、また来世

VTuber


No more pain, No more glory.




✔ VTuber業界にも色々な「箱」及び「領域」が存在します。「にじさんじ」っていうのはもちろん「箱」で、他にも「ぶいすぽっ!」とか「あおぎり」とか、「V.W.P」っていうのも最近は有名になってきましたね。

「個人勢」なら「ぽこピー」、「おめシス」、「富士葵」が併せて「動画・個人勢」とでも呼ぶべき「領域」をやんわりと形成していますし、犬山を中心とした男女混合のVライバーの一団なんかも「領域」と呼んでいいところでしょう。ホロライブからも何人も出向している「VCR」という元プロゲーマー・ストリーマー・ゲーム特化型のVを中心とした一団は最近最も大きく成功した「領域」の一つですね。

そんな「箱」及び「領域」の中にあって、ホロライブだけが唯一持っていた独自的な要素があります。

それが『同僚同士が家族のように思い合い、またその距離感で接する』ことでした。

メルちゃんはその輪に入り切れていない部分がありましたけど、一つ下の”2期”以降は(大空を中心に)完全にその趣でしたし、3期以下なんかも(ぺこマリを中心に)完全にその方向性でした。活動の裏表で支え合い血の繋がりを感じさせる程シームレスに絡むホロメン達を観てリスナーは萌えましたし、歓喜しましたし、また心底惚れこんで全力で推すことに何の迷いも持ちませんでしたね。

同僚の誰が辞めても何も感じない体になってしまった』ホロメン達は、

つまり

同僚を家族のように思い合う心』を失いました。

ホロライブの”独自性”にして”最大の売り”にして”最大の強味”は

失われました。


✔ ホロメンが『同僚を家族のように思い合う心』を失った事実とその結果生じる悪影響はこの大空の変化を見ると端的に知れますね。湊を失った時の大空(上、3:29~)を観ると「いや知らねぇよww」「汚ったねぇ泣き方ww」「お前が適当にダラダラしてたから見捨てられただけの話だろうがww」みたいな色んな感情(主にワタクシ個人の感情)が湧くんですけど、反面やっぱりどこか熱くなるものがあるじゃないですか。「湊を失って酷く傷ついていること」「それ程湊を大切に思っていたこと」「ホロライブにはライバー同士がそういった絆で繋がり合う環境が存在していること」、そんな色んな事実が窺い知れて(大なり小なり)感動したり、熱くなったり、羨ましく思ったり、また魅力的に感じたり、色んな感情が付随して湧き起こってくるじゃないですか。

一方今回の紫咲の卒業を受けての大空(下、3:59~)、何の感情も掻き立てないですね。(湊に近いレベルで)確かに大切に思っていた筈の紫咲の卒業を受けて「え~、ちょっと簡単に触れときますけど」みたいな感じで事務的に流して淡々と終わっていく感じ…………全部の意味で情報量ゼロ過ぎて感動も羨望も何も湧き起こりませんね。惹き付けるものが何もないです。上と下、どっちの大空の方がその後が気になるか、どっちの大空の方が人に好かれるかって言えば間違いなく上の大空の方ですからね。

中心メンバーの全員が「上の大空」のようだったから成功したのがホロライブだったし、全員が「下の大空」みたいになってしまったから他所との差異を失って終わっていくしかないのが今後のホロライブ、なんですね。


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