ホロライブの嘘吐き日和③赤井はあとの場合(3/4)
✔ 一年程前からとっていた長期休養を明けてからもこういった出オチ芸(上三つ)を好んで連打する赤井。毎回サムネのインパクトや企画の奇抜さを配信頭までで消化し切ったら後はSiri以下の状況説明・リアクション・プレイングを緩慢に繰り返して終わっていくだけ。だから配信活動のベースにして一番大きなウェイトを占める一番下みたいなプレーンな配信を手ブラでまともなクオリティに仕上げる能力が赤井にはデビューから六年経った今でもないし、この先も一生育たない。
「確かなスキルを以てリスナーを刺激する」「結果ウケてそのフィードバックをリアルタイムで受け取る」という手応えを感じられない配信活動は暇の極みだ。奇抜なネタを撃つ事で感じる一時的な達成感には当然回を追うごとに慣れ飽きていく訳で、活動そのものに対する気持ちも保てなくなっていく。赤井が活動を休みがちなのはそういう訳だ。
✔ 「独自的なセンスを持った奇抜で飛び道具的なキャラ」と言えば宝鐘だが、宝鐘は確かなトーク力の中に年増や行き遅れ、センシティブみたいな属性を混ぜていくから配信が面白くなりクオリティが常に高いし、ホロリスにもウケて人気を博すに至っている。
宝鐘だけではなく大空・湊・戌神等の中堅処から上のホロメンは全員「キャラ」「ネタ」ではなくライバーとしての地力がそもそも高く、そういったものは毎回味付け程度に小出しに上乗せしていくだけに過ぎない。その証拠にこれクラスのホロメン達は誰も赤井みたいな形で「キャラ」「ネタ」自体を一本の配信の軸に設定する事をしない。