✔ 次世代を担う器を思わせるニューホープは、そんな新人達の中からではなく今年デビュー6年目の古株Vのカテゴリーの中から現れた。にじホロ共に年々新人の質が悪くなっていく事実と湊や、他の古株達がにわかに動き始めた事の対比がホロライブ、若しくはV業界の明日を担う逸材は新しく発掘する事ではなく既存の人材を洗い直す事で獲得出来ると教えている。
✔ 3:45~ 凸企画でラプラスと初絡みするにじさんじ本間ひまわり。この手のゲーマー系Vのバカガキを相手し慣れているのか初絡みなのが信じられない程シナジーに溢れているし、正直シンプルに面白い。自箱の中でも同じようにガキのキャラで扱われているラプラスだが、今のところそれが一番上手いのは間違いなく本間だ。
この凸中そのうちコラボしましょうという社交辞令が交わされているが、これだけシナジーがあってそれをガチでやらないこの二人、特に本間は本当に頭が悪い。Vはシナジーのあるカップリングを一つでも多く、それもなるべく上手のVと作る事が出来れば出来る程飛躍的に有利になっていく事は分かり切っている筈なのに、その可能性にこういった形で出会えはしても飛び付きモノにする態勢を作れていない。同じパターンで兎田の事も逃がしているこいつの頭の悪さはいよいよ本物で、こんな事だから同期の類似Vの中で一人だけ事務所の底辺でくすぶる羽目になってしまう。
今はホロメンがにじライバーとの関わりに乗り気になっている状況だが、ラプラスの件のみならずごりごりの関西人のキャラをしたソフトな立ち回りのVである事を見ても本間はにじさんじより明らかにホロライブの方に適性がある。この凸のようにホロライブと繋がれる切っ掛けを見つけた場合即座に飛び付く準備を常にしておくべきなのだがご覧の有り様で、つくづく失望させられる。
にじホロ問わず古株V達が改めなければならないのはこういう点で、車の免許を取るとか事務所の外に逃げて関係のない領域に居場所を作って気を紛らわすとか、手近な同僚とシナジーがあるフリをして人為てぇてぇの捻出を狙うなどしている場合ではない。まずチャンスのある場所に意地でも身を置き続けその時が来れば迷わず飛び付き、モノにするかダメになるかするまで決して止めない諦めない、必要なのはつまりそういうアプローチだ。
東京都民とかいう粗悪な外人しかいない事務所の中で地元に帰りたいと度々漏らしている話も伝え聞いているが、そんな想いまでしてせいぜい3万回程しか回らない配信を続ける日々を果たして本間は楽しめているだろうか。あるいは何をしていいか分からなくなって時間を潰してるだけのにじホロの古株Vのお歴々はその点どうだろうか。──どちらにしても、悪いのは来たチャンスに飛び付く姿勢も作らず漫然と日々を過ごしたこいつら自身だ。
✔ 上がそういった改善の必要性に迫られているなら下の新人達は何をすればいいのかと言うと、それはそういった改善を行って次のフェーズに進み始めた先輩達に付いて行く努力をする事だろう。現状その手のテコ入れを一番行っているのは宝鐘だが他の大型V達も何やら動いているようで、誰と繋がっていても今後に可能性は残り続ける。必要なのはホラゲ等で体を張るとかキャラ作りやブランディングを頑張るとか、新人同士でくっついててぇてぇを狙うとか煙草・博打・能面を被るみたいな安っぽいアプローチでその場限りの衆目を集めるなどではなく、大型、若しくは事務所の中心部にいて存在感を発揮しているタイプの先輩達との互換性を育てる事だ。
遊びみたいな仕事やってて楽そうでいいですねとはVをやっていれば必ず言われるイラっとジャパンだと思うが実際その通り、Vなんかどの箱に居てどのクラスに軒を連ねていても必ず次にやるべき事がその全員に用意されているとっても楽なお仕事だ。後はそれぞれがだらしなく生きる日々にサヨナラして動く決断が出来るかどうかだが、それはやはり湊も例外ではない。
下からまともな人材が一生発掘されないというのは考えてみればぞっとする話だが、潜在的な可能性が業界の至る所に埋もれたままになっている事もまた事実。それを掘り起こしてさらなる飛躍を遂げ、業界ごと盛り上げていけるかどうかの責任は各領域の古株V達の肩にかかっている。