✔ にじさんじの都民Vを主とした外部のV達に逆凸を行う鷹嶺。でびでび・でびるなど決して絡み易いタイプではないのに初見でここまで噛み合うのは大したもの。やはり奔放な都民Vを扱う事にかけては才能があると見ていいようだ。
今後単体で活動が跳ねる可能性はゼロな鷹嶺だが百鬼やロボ子、そしてここででびでび・でびるとやっているような形でリスナーに響く絡みが出来るのなら、それは鷹嶺最大のキラーフォーメーションと捉えて少しでも多く、高頻度で繰り返していくのが吉だろう。今既に出来ているそういったコンビを温めていくのも大事だが地方カラーなホロライブの中だけでは限界があるので外に選択肢を広げる必要があり、取り分けホロライブとは対照的に東京カラーであるにじさんじの中にはこのでびでび・でびるに近いような制御の利かない都民ライバーが大量に巣くっている。にじさんじ中級以下の領域は鷹嶺にとって金脈のような状態と言え、そこを攻略していくのが鷹嶺の才能を最も活かせる方策だと言えるだろう。(1:19:04～)でこじゃれたアイスに何の酒が合うか一緒に試そうという話をしているがこういうのも何ヵ月も寝かせていないでさっさとオフコラとしてセッティングして実際にやってしまえばいい。
でびでび・でびるは竜胆という、成績的には完全にオワコンだがV達の間では存在感の強い飲み友達と恐らく今も繋がっているし、その前に話している緑仙は星川とカラオケに行った話をしていて公私共に仲が良いようだし、さらにその前の夕陽は文野というバケモノ都民ライバーと同期だ。逆凸に来た三人だけだと懇意になっても何も起きないがさらに関係を勧めてその先にまで手を伸ばせるなら可能性は広がる。飯も宝鐘とかいういくら時間を使ってもシナジーの一つも作れない相手ではなく本当の意味で相性の良い彼女達のような都民ライバーの家に作りに行けばいいのではないだろうか。
個人勢にはにじさんじの都民Vと繋がっている天開や犬山を中心とした都民Vの界隈があるし、おめシスや富士葵、銀河アリスのような最近よくつるんでいる有名個人勢達も皆東京出身だ。都民Vとシナジーがあるのなら一度目を向けてみるのもいいかも知れないが鷹嶺が一人で絡んで行っても誰も喜ばないのでやはり百鬼やロボ子のような花形を伴って行く事が必須になる。逆に言えばそれが当たり前に出来るような関係を事務所内の都民V達と構築しておく必要がある、という話でもある。
✔ 事務所内外の都民ライバーと繋がり関係を温め、それを活動に昇華する事を短期間で連発出来るなら鷹嶺のVとしての存在価値は今とはモノが違ってくる。他にやれる事のない鷹嶺はそのために努力し、どうすればやる気がなくて軒並成績下り坂の都民V達を使って面白い事が出来るかを考える事に集中すればいい。この活動方針のいいところはそれをやるV自体に才能がなくても業界の傾向を読んで各領域のVを観察し、適切な企画を堅実に組んでいく事さえすれば十分に良い仕事が出来る事で、さらに都民Vの心を掴む事に長けているのならなおさら高い完成度で実現する事が可能だろう。
それに成功した時鷹嶺はholoXの女幹部ではなく都民V全体の参謀であり総元締めになる。リスナーからの鷹嶺個人への人気は変わらず伸びないだろうし、ホロライブで言うならAちゃんのように半分スタッフのような属性になってしまうし、V業界において東京カラーの物は何もかもが斜陽だが、このまま何の意味もない配信活動を一人で続けて消えていくよりはずっとマシだろう。
そろそろアラフォーと思しき鷹嶺は百鬼やロボ子のように先の事は先の事、Vが上手くいかなければまた何か新しく始めればいいなどと気楽に構えていられる時期をとっくに過ぎている。ホロライブでデビュー出来たのは人生最大にして最後のチャンスになる筈だが、今のところ鷹嶺はまだ何もやっていない。相性の良い同僚と懇意になって業界のナンバーワンとそれなりに話の出来る関係になって、何かの切っ掛けの切っ掛けのような物をいくつか取り揃えた時点から活動は一歩も前に進んでいない。非常識なDQNの家政婦をやるためにライバーになった訳でもあるまいし、四十とかいういっそ死んだ方がマシな年齢に到達してしまう前に持てる武器を総動員して最後の挑戦を仕掛けてみるのもいいのではないだろうか。
