【ホロ些事!@.鷹嶺ルイ】01-U《高を括って死屍累々(終)ホロライブTK、確立の是非(後》include:鷹嶺ルイ/ReGLOSS/にじさんじ

VTuber




可哀想な新人達、不甲斐ない先輩達

✔ この度ホロライブからデビューした新ユニットは純正のホロメンとは違い、7期生とはまた別の扱いになるのだという。5人組で日本人なら順当にいけば7期になる筈だし本人達も当然それを望んでいた筈だが、まあ出て来る時期が悪かったなとしか言い様がない。

ReGLOSSを7期生としてデビューさせた場合起こるのは「ダブり」と「埋もれ」だ。たった35人しか居ない筈の純正のホロメン達はその中の結構な数が既に事務所の脇に寄り、輪からはぐれて調子を崩し成績を落とすだとか言動がおかしくなったりだとかしていて、ここに何も考えずさらに5人のライバーを追加しても結局同じような状況に陥る人間が増えるだけなのは目に見えている。

これは期生を追う毎に質が落ちていく純正ホロメン達を見ても分かるがにじさんじを見るともっと分かり易い。何も考えずにライバーの数だけを増やすとその中の殆どが先にデビューしていた者達とダブって埋もれて箱所属のアドを受け取れなくなり、成績の低迷を受けると大半がやさぐれてVとしての自分の質を落としてしまう。箱がその集合体となれば箱自体の将来が激しく閉ざされてしまう訳で、今回新人達を別枠として位置付けたのはホロ運営のまともな思慮の結果だし、新人達もこれを厚意と受け取っていいところだろう。

しかしホロライブにはイノナカという前例があって、やはり本丸と違う場所に設置された別部署の先行きは危うい。何も考えずに7期として本丸に投入するよりは賢明だったかも知れないがホロライブで活動する以上ベストなのはやはり本丸で純正ホロメンとして活動する事だという側面もあって、この辺りが難しい。まあ業界が飽和状態の今ホロライブに絡む形でデビュー出来ただけでも良しとするしかないのかも知れない。

ホロライブで新しくデビューするライバー達が順当に新期生として生まれてくる事が出来なかったのは今いるホロメン達が事務所の中を「領域」や「界隈」で分けて棲み分け、ダブりや埋もれが起こらないよう運営する事が出来ていないせいだ。ホロメンの中には大空や宝鐘のような自分と似たタイプのホロメン達を統括する立ち位置に自然と就いていたリーダー属性のホロメンが何人か居て、彼女達が自分の担当のホロメン達を上手く纏められていた場合事務所の中ではぐれたり埋もれたりする人間はおおよそ出てこない。

リーダー属性のホロメンには他にときのそらや不知火などが居るが鷹嶺ももちろん含まれる。同じ都民Vで相性の良い百鬼や癒月などといった面子は皆活動が下降気味で半分諦めているような状態だが、そこに一石を投じて活気を与え引っ張る事が鷹嶺には出来た筈だし、他のリーダーホロメンまでもが同時にそれを行えていた場合ReGLOSSは7期として普通にデビューしてベストな形で活動が出来ていただろう。ReGLOSSの中にも都民ライバーが一人ぐらいは混じっていると思うがそれがバラバラのホロメン達の中に投げ入れられるのと「ホロライブの都民V界隈」という上手く回っている数名の団体に新しく参加するのとでは話が全く変わってくる。

このブログで何度も書いている事だがホロライブに純正のホロメンとして参加している場合、その全員に必ず何か出来る事がある。鷹嶺の場合は単体のVとしての才能の無さを認めて得意とする都民V(主に奔放な主人公タイプ)との関わりを箱の内外問わず一つでも多く作っていく事だし、繋がった全員を一纏めにして東京のリスナーに的を絞った都民Vの集団を作っていく事だろう。その為には企画をいくつとなく量産していく必要があるし手数も撃っていく必要があるし、各領域に営業を行っていく必要もあるがそのどれもが鷹嶺になら行える。──特異的な才能は無いが作業量・作業効率に優れ年齢的にVとしての活動に本気にならざるを得ず、社会人時代営業で日本一に輝いた経験のある鷹嶺になら。

これもこのブログに何度も書いている事だがライバーは皆元々持って生まれた長所を解放する形で勝負する以外に道はない。最早人種の壁で隔たれている程にかけ離れた地方系の、おまけに天才過ぎて付いて行く事さえ叶わない宝鐘に「業界トップの人だから」という理由で何とか擦り寄ろうとする鷹嶺の行動はマジでクソしょうもない。30過ぎて持って生まれた長所を生かし、自分にしか成せない自分ならではの人生を開拓していく選択が出来ないのはイタ過ぎるぞ、分かったかね、ルイ。ハッハーー!!


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