✔ 「不器用なだけ」とは上手い事言ったもので、「シビル・ウォー」におけるトニーのようなクソ野郎に使えば「①悪意はない」「➁誤解を受け易いだけで本当は誠実で素敵な人」「③不器用ってなんか可愛い」という事で良い所が一個も無いようなゴミを最大限美化して擁護する事が出来る。そんな所に心血を注がず根本的な問題を解決する方向で努力しろやという話だが、クズ界隈にはクズ界隈なりの頭の使い方があるんだなと感心させられる。
ところでこの「不器用なだけ」という言葉、【大空スバルは馴れ合いたい。01】A《選りすぐりのサゲメン軍団》で挙げた大空お気に入りのザコホロメン達を擁護するのにピッタリではないだろうか。
①.「楽してホロリスからもホロメンからも姫扱いを受けたい」という当初の目的が挫けてからは「自分のチャンネル」という小さな城に籠って独裁やってる姫森を「不器用なだけなんですゥ!」と擁護すれば「ちょっと世間離れして行動が不思議ちゃんですけどそこも可愛いでしょ」になるし➁.「金と権利」以外考えられない獅白のクソババアを「あの感じで裏では女児」と擁護すれば「本当は女児のように純粋無垢な人だけど不器用だから配信では上からいっちゃうんですゥ」とヘイトを減らせるし、③.大神の成績不振も「不器用なだけなんですゥ!」で「モチベの下がりと努力不足の自業自得」という事実を隠して不可抗力をアピールできる。
映画でも現実世界でも同じようにクズを好み、その全員を美化する言葉選びに激しく長けている事から読み取れるのは「大空はクズが好き」という事で、それも「ちょっとPONでやらかしが多い」とかではなくトニーのように周囲の人間に迷惑をかけ、人様の人生を大なり小なり削り取って生きる事が前提になっている、「自分が悪い」と割と簡単に非を認めはするが最早それも言い慣れてしまっているレベルのガチのクズが、大空は好きだ。
この一連の記事シリーズで取り上げたかった「大空の闇」の二つ目は「大空はクズが好き」という事だ。大神や猫又の事をクズとは言わないだろうから厳密に言うなら「下位存在が好き」が適当かも知れない。人としての粗はさして目立たない大神や猫又だが視聴回数等成績や事務所での存在感等を総合したライバーとしての格では大空にがっつりと劣っている。
「①人間性」若しくは「➁ライバーとしての格」のどちらかで自分より劣っているライバーとばかりと繋がっている大空だが、大空と同等に売れている大型ホロメンの中に同じ習性を持っている者はやはり居ない。宝鐘は自分より上というのがまず居ないが兎田や湊のような同格クラスとはしっかりと繋がっているし、みこめっとも同格同士でコラボは頻繁、湊はほとんどの繋がりが上とで戌神は上下横にと満遍ない。
「すばおかみょーん」は大空のホーム的ユニットで他の二人はゲーマーズだが、ゲーマーズ四人の内成績下位の二人だけを見繕っている事がまず一点、最近では「ラプラス」「沙花叉」の名もよく挙げるが二人は6期の中でクズ人間のツートップ、箱外で唯一繋がっている夜見もにじさんじ下位のザコライバー…という事でどの観点から見てもいよいよ確信的だ。
当たり前の話だが、誰かと友達になる前に「こいつは自分より上か下か」など普通は考えない。宝鐘が湊を好きなのは「可愛いから」で湊がそれに応えているのは「なんか面白いし、年上の女性としてちょっと格好良いから」だろう。みこめっとのコラボが頻繁なのは同格で噛み合わせの良い、組めばいい仕事が出来る相方だと互いに認め合っているからだし、戌神が多数のホロメンと繋がるのは極度の人好きだからだ。
大神や猫又、或いは獅白や常闇、姫森もそうなのかも知れないが彼女達が大空を好きな理由は大抵「明るくて一緒に居ると楽しくなれて、元気で可愛い奴だから」みたいな事だろう。しかし大空だけは誰かを好きになる前に必ず「こいつ自分よりダメな人間だな」「こいつ自分よりライバーとして格下だな」と見下すフェーズを設ける。いずれかの意味で自分より劣っている人間だけを選別し、条件を満たした者とだけ親交を深めるというのはそういう事だ。
当然これは病気と呼んでいい異常な癖だが、ホロライブには天音と夏色という同じように自分より下の者だけを選んでつるむ習性を持ったライバーがいる。「自己肯定感激低」という不治の病により「自分が役に立てない人間関係は結んではいけない」という強迫観念に支配されている事がその訳だが、大空が患っている病気は二人とはまた違う。
✔ 14:50~ 今年に入ってから視聴回数の落ちが止まらない雑談配信。「大空と言えば」のメインウェポンだった筈が見る影もない。
忙しいのか活動へのモチベが切れたのか今年に入ってからはホロメンとの裏での絡みを控えているようで、その類いのエピソードトークが激減した事がこの不調の原因だ。話題に上がるホロメンの八割が「猫又」だが古女房過ぎて最早何の味もしない。
ホロメンの話題が減った代わりに何を話しているのかと言えば最近は「遊戯王」の話が目立ち、アニメやスマホゲー、リアルでのカードゲーについて10分近く延々まくしたてたりする。
ワンピースや鬼滅、或いは「アベンジャーズ」のような誰でも一度は触れた事があるような創作物について話す場合でも10分は長過ぎ、ホロライブでは他に誰もこんな事はやっていない。エチケットやルール云々の前に「この話題を延々聞かされても相手(リスナー)はちょっとつまんないかも」という空気読みで皆ブレーキをかける訳だが大空にはそういう気遣いが出来ない、か若しくはどうでもいいと思っている。
遊戯王以外には「整体師さんのキャラが濃い」とか「NETFLIXで観てるドラマが」みたいな話題だがこの辺はネタ切れに困ったVがしゃあなしで捻出するベタベタなスベリネタで、やはり全然面白くない。ホロライブはライバー同士の裏の繋がりという箱推しリスナー垂涎のネタが無尽蔵に湧き出るから雑談が面白くなるのだが、この程度のネタを喋るならにじライバーと変わらない。
そして大空は喋りが死ぬほど下手だ。「(ホロライブ外の)裏の友達がホロライブ知ってるって言ってた」みたいな弱々しいネタを声を変に大小させつつ無駄な抑揚も付けつつ、必要所要時間の倍程もかけてダラダラと流していく。その間ずっと笑っているが面白い話は一回も出来ていない。
「喋り」の基礎中の基礎だがエピソードトークにかける時間や熱力、自分の話に対するリアクションはそのネタの強さを決して超えてはいけない。「聴き手から需要があって面白い話は長く強めに」「どちらも控えめな場合はかける時間や熱量も控えめに」「情報としての価値も面白味もないなら最初から喋らない」そのラインを越えた途端エピソードトークは「お前が喋りたいだけやんけ」になってしまう。
この手のミスをセンスがキレる宝鐘や星街、配信の質にこだわりリスナー目線を忘れないさくらみこは絶対に犯さない。兎田は東京出身というハンデがありながら自戒して常々気を付けている訳で、そこからランクを下げていっても大空クラスの喋りベタはなかなか見当たらない。手ぶらの状態からのフリートークのスキルに限定するなら大空はホロライブの青色スライム不知火より少しマシな程度だろう。
大空の雑談配信がメインウェポン足り得たのは「ホロメンとの裏でのエピソード」という「情報」がリスナーにウケていたからに過ぎない。それが無くなった今「ホロライブ所属でその中でも上位」というアドがありながらにじさんじ中堅所の雑談配信と同程度にしか回らなくなった視聴回数がそれを証明している。