✔ 前記事で挙げた「大空式」のデメリットはそのことごとくがVTuberの集団活動を著しく阻害してしまう。「①.能力度外視で集めたメンバーで行うコラボ配信はレベルが低く」「➁.大空以下クラスの顔ぶれしか居ないのでリスナーは盛り上がらない」「③.クズライバー同士で馴れ合う事が第一優先事項の集まりなので事務所の中で悪質な気風が保全され」「④.事務所自体がリスナーに見放される危険性が日増しに強くなる」という事で害悪極まりない訳だが、その対価は「大空スバルが自分の自尊心を満たせる」たった一つになる。
✔ 大空のチャンネルに上がった直近のコラボ。ここ最近でやり取りの頻繁なメンバーを集めたような顔ぶれだが誰も待ってない事務所最底辺のザコ(尾丸、癒月)に若さ以外何もないゴミ(ラプラス)、中途半端なオワコン(白上)という事で本当に酷い。ホロライブの「あるある」を語る企画だが実質ホロライブじゃないこいつらが何を語ったところでどうでもいい。
そして参加している一人一人は大空と密接な繫がりがあったり、大空のお気に入りだったりするのだが大空以外の四人の仲は全く良くない。リーダーが自分の人的好みだけを反映して人選を行うとこうして決まって面白くない集団が出来上がる。
店長が人としての好みだけで人選したコンビニや飲食店の従業員チームが店を切り盛りできるのと同様、こいつらもコラボ配信を「回す事」自体は出来る。しかし当然VTuberのコラボ配信の第一優先事項は「完成度」で、大空の人選の仕方では一生そこにリーチ出来ない。人的好み優先で仕事の完成度を全く考えない大空の意識が非常に端的な形で現れたコラボと言える。視聴回数は24万回(五人参加のコラボ且つ大空のチャンネルに上がって。低い)。
✔ 最近の「フェルト製作コラボ」。結構いい企画だと思うが面子がやはり酷い。大神とのコラボはやり過ぎだし夜空の事など誰も待っていないし、姫森は明らかに箱推しリスナーから好かれておらず、こちらも大空以外の三人は全く仲が良くない。
この配信に出ている夜空と上の配信に出ていた白上のライバーとしての最優先事項は大空のような「事務所の中心人物とコラボする事でより多くのリスナーに観て貰う」だがこんなしょうもない組み合わせだとそれも叶わない。「面子がショボイ」「シナジーがない」「誰の為にもなってない」の三拍子でコラボをやる旨味が全く無く、得をしているのは自分より弱いホロメンを仕切ってご満悦の大空唯一人だ。視聴回数は22万回(低い)。
✔ 大空の人間関係構築が失敗している事が非常に分かり易い形で表れた大空主催の大会。中級以下の不人気ホロメンばかりで悲惨な絵面。参加している人間のほとんどが大空より人としてクズ(金や権力に執着する、会社や同僚への迷惑行為、活動に際して仕事の姿勢が作れない、等)か大空よりザコ(能力が無い、努力が出来ない、成績不振で活動を諦めている、等)で占められていて「自分より下しかいない環境でぬくぬくやりたい」という大空の内心が窺える。
言うまでも無くこの面子の問題点は「能力不足」だ。全員が能力かやる気かその両方を欠いていて、こんな集団ではこの先何も出来ない。それこそコンビニを回すならこの面子で事足りそうだがこの仕事でそんな集団をいくつ作っても何にもならない。
何にでも通ずる話だが下しか見ないなら、行けるとしても下にしか行けない。良くて現状維持だがVTuberみたいな若さ売りの人気商売で現状維持に努めて無事に済んだ人間は居ない。大空が下だけを見つつ人選して作り上げたチームがやはり無能集団である事がその証拠、大空はここから先下に落ちる以外に道は無い。
✔ 人的好みや居心地の良さではなく配信の面白さを優先したコラボの好例。宝鐘のチャンネルに上がった物で恐らく人選も宝鐘だが、事務所で一番苦手な相手(大神)とその仲間(猫又)、自分には雪花という一番動かし易い手駒を付けて二対二でバランスを取り、両陣営と仲の良い湊を置いて繋ぎとするというよく考えられた組み合わせ。
このコラボの人選について良い所は二点あって、まず「①ゲーマーズ界隈(大空界隈でもある)と宝鐘界隈の二つの別領域を見ている別々のリスナー層がどちらもこの配信を観る」という点。宝鐘的には「ちょっと遠い所に居るホロメンとも絡んでみるか」程度の発想だと思うがこの時点で手近で絡み易いお気に入りばかり脳死で選び続ける大空とはモノが違う。何度か繰り返されている人気企画だからという事もあるが60万回という視聴回数はやはり普段交わらない二つのリスナー層が一同に会した結果だろう。
二つ目は「➁コラボを通して関わりの無いホロメンと関係値を築ける」という事。大神と猫又は宝鐘とはかなり距離のあるホロメンだがこうして人気企画に呼んで平等に回し、丁重に扱えば決して悪い気はせず、この一回の配信で関係を詰める切っ掛けが生まれる可能性もある。このコラボの人選は明らかに作為的な意図を以て行われている。