【大空スバルは馴れ合いたい。01】P-02《母子家庭の失敗例➁.「女性性」のみを浴びて育つという事》include:大空スバル/白銀ノエル/天音かなた

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抑止されない「女性性」の危険

✔ 「母子家庭だとまともな子に育たない」というのは今だとだいぶご高齢の、来年の今頃もお元気でいらっしゃるかどうかが怪しいぐらいのジジババが反射的に口にする古い通説だが、白銀がこれまでに出会ってきた友人の誰もが、口角だけを不気味に上げて口にしたであろう「母子家庭とか関係ないよ、愛情があれば同じだよ」という現代風の考え方も間違っている。シロかクロどちらかに100%寄った意見を言いたがる人間は大抵バカか嘘吐きだがこれは正にその好例だ。

母子家庭と二親共揃っている家庭の子育てにおける違いは言うまでもなく「母親が一人で子を育てる事」だが、これは「母親から発せられる【女性性】のみを子供は浴びて育つ」と言い換える事が出来る。二親とも揃っている場合は「女性性」と、素直に計算するなら「男性性」を均等に半分ずつ浴びて育つ事になるのだが、この違いは極めて大きい。

ベタな「女性性」、つまり「女性特有の特徴」を挙げると「①.論理より感情を優先させる傾向が強い」「➁.忍耐と許容に優れ、問題が起きた場合【解決】より【共存】を望む」「③.公平に筋道を通して物を考える事が苦手で、嫌いでもある」「④.恥や外聞、体裁を気にかける度合が男性より低い」「⑤.生存本能が強いがその手段は場合によりしたたかで、清濁を問わない」等で、敢えて悪い所だけを纏めると「感情的で論理性に乏しく、イーブンな物の考え方も出来なければ立ち居振る舞いも出来ない、不測の事態に遭っては汚い手を平気で使って自分だけ助かろうとする恥知らず」になる。

逆に、今度は敢えて「男性性」のいい部分だけを挙げると「①.論理的で公平な態度を心掛ける」「➁.体裁を気にするため(多数派に関して言えば)各種規範から逸脱した行動を取りにくい」「③.問題解決能力が高い」「④.不測の事態でも一抹の理性と良識を残す」等で、要するに母子家庭で育つ子はこれらの長所や美徳を間近に見て吸収する機会を持てないまま大人になっていくと言う事だ。

子供は立ち居振る舞いやモラル、物の考え方、日常生活を送る上で適用する常識のレベル、社会との付き合い方等を親から吸収する事を絶え間なく続けて人格を形成し、それを反映する事で生き方を決定付けていく。母子家庭に生まれて「男性性を浴びる事無く育った」という事は「男性しか持たない長所を吸収出来ない環境で育った」という事でもあり、大抵の場合誰が見てもはっきりと感じ取れるレベルで子供の人格を多数派から逸脱させてしまう。簡単に言うと「かなり変わった独特な子」になる訳だが度が強いと「支離滅裂」と裏で囁かれるようになったりもする。

また「女性性」と「男性性」は相容れない事も非常に多く、子供が社会規範に反した行動をとれば父親が叱責して母親がフォローに回るだとか、母親の感情の起伏が激しいと父親がお前いい加減にしろと釘を刺すだとかして互いが互いの抑止力の役目を果たす。その風景を間近で見続ける事で子供は「女性性」と「男性性」のバランスや男と女という相反する生き物の落とし所を学んでいくのだが、母子家庭の場合その機会は得られない。「家庭内に女性性しか存在しない」母子家庭には「女性性の悪い部分をそうと認識出来ず、親・子共にそれを暴走させる可能性が高い」というヤバい側面がある。

さらに言えば「①.親が一人しかいない事で子育てにかけられる労力が単純計算で半分になる」「➁.幼い頃から上(親)の抑止力が弱いので協調性と忍耐力が育たない」「③.家庭内の精神年齢・知性の平均値が下がる」「④.子供がせめて10代の後半に到達するまでの短い期間ですらパートナーとの協力関係が維持できない=理性と自制心に乏しい母親である可能性が高い」等の問題点が母子家庭にはあるのだが、これで「母子家庭とか関係ないよ、愛情があれば同じだよ」と言えるのならそれは何故なのか非常に興味深いので逆に聞かせて貰いたい。

当然これは少数派の例外的な家庭を除いた「傾向」の話でしかないのだが、私はこの「傾向」を全く反映していない母子家庭育ちの、特に女性を見た事が無い(「女性性」しか持たない子供(女の子)が「女性性のみ」を浴びて育つというヤバ過ぎるコンボ)。低賃金の職場でも「あの人ちょっと」と裏で言われるのは決まって母子家庭の出身者か外国人か、外国人二世か、まあ本当の意味で「あの人ちょっと」な人かだし、いい仕事に就いていて公私共にしっかりしている立派な女性でも男女の仲になれば一般の倍程も論理の破綻した言動をフルスイングで打ち出して平気な顔をするようになるし、他人から伝え聞く話に登場する「母子家庭出身の女」も大体皆同じだ。「傾向」は100%では無いにしてもほとんど全てのケースをカバーしているし、「母子家庭」の業の深さも並大抵ではない。

ただ一つ例外の可能性を挙げるなら、天音は「例外的な母子家庭出身者」なのかも知れない。天音の語るエピソードでは頻繁に登場する母「さゆり」に対して父親に関する情報はその存在自体についてすら一切触れられない。母子家庭育ちの女子は離婚して家を出た父親を他人以下に設定して強めに憎み、代わりに母親との絆を強める傾向が強い。NGワード並に「父」の言葉を配信から締め出し代わりに母の名をよく出す天音はいかにもな訳だが、だとするならこの「母子家庭出身女子」は余りにちゃんとし過ぎている。感情の抑制に関しては同世代どころか上の世代と比べても遥かに長けていて、第三者(リスナー)視点を意識した上で公平性と論理性を混ぜ合わせ節度ある言動を粛々と組み立てていく。お笑い強者でもあるがそれがまた論理的思考を下敷きにした理詰めの笑いで、これはどう見ても母子家庭どころか男親先行型の、古臭いタイプの家出身の子だ。

要するに天音は母子家庭出身の線が濃厚でありながら何故だか極めて強い「男性性」を浴びて育った形跡が多々見て取れる訳だが、これに関して考えられるのは母「さゆり」が極めて強い男性性を纏った人物で、それを子育てにあたってふんだんに開放していたという事だ。女手一つで二親揃った家庭より遥かにしっかりした子を育てるなどとんでもない傑物・傑女だが、天音は合わないドライバーで無理矢理に抉られて頭が破壊されたネジのように人格の根幹部分が挫けていて、それに関してはお母さんちょっとやり過ぎですよという話だが、まあそれは別の話。




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