【大空スバルは馴れ合いたい。01】R《「VTuberはメンタルが10割」》include:大空スバル

VTuber




喋れば喋る程

✔ 「VTuberにとって一番大事な資質は【メンタル】」と熱弁する大空。纏めると「実況とかゲームの腕とかの質の部分」ではなく嫌な事があった時に耐えてやり過ごす煽り耐性こそがVTuberにとって一番大事、という話。

まあ誰が聞いても分かるようにこの主張は間違っているのだが、一応一回丁重に向き合ってこの主張を裏返すと「宝鐘の卓越したトーク・お笑いスキル」「兎田の華々しさや一体のキャラとしての完成度・活動に当たる上でのプロ意識・ストイックさ」「さくらみこのトレンド把握能力・リスナー目線を意識した上での配信の質へのこだわり」「星街の超常的なセンス・頭の回転の速さ」等より「嫌な事があった時に耐える能力の方が大事」と言っている事になり、この時点でどうしようもない。「VTuberはメンタルが10割」という事はその形を叶えたライバーばかりで事務所が埋め尽くされているのが最高の状態という事だがそんな人間ばかり、つまり大空みたいなライバーばかりになったらその時点でホロライブは潰れる。

またリスナーが無条件で舌を巻くような品質の、上に挙げたような売れっ子ホロメン達の元に彼女達が「メンタル」に頼らなければ耐えられないようなアンチコメ・物申しは届かない。例えば宝鐘へ送るアンチコメをアンチの神こと私が本気で考えてみると「配信で電マ持ち出すとか本当にイカれてんな、マジVTuberとかまともな人間いないわ。……(熟考)……死ね!」とかになるがそんな物が宝鐘に効く訳がない。ゴリゴリに面白い上に初期の頃顕著だった、キレ癖のような人としての粗までもを抑え込んだ今の宝鐘にアンチ行動を働く方が難しく、この2、3年は恐らく芯を食った攻撃は宝鐘の元には届いていない。これは戌神や湊辺りのランクまで下っても同じ話で、つまりホロライブ上位の質のいいライバー達は「メンタル」に頼る必要が無く、その理由はやはり「質が良いから」だ。

では大空が「VTuberはメンタルが10割」とこの配信で唾を飛ばしているのは何故かと言うと、それは質の低下が止まらない最近の活動に対する芯を食った物申しや、何ならアンチコメントが「メンタル」に頼らねば耐えられない程の数届いているから、しか考えられない。この切り抜きでは「真っ白な中に黒い点が一個あったら気になるけど、そこは無視する」とも言っているがここまで活動の質が落ちて「黒い点一個」な訳がない。以前だったらアンチに対して配信でこうして反撃を入れる事も無かったが、それをしてしまう程今大空は「メンタル」に来ているという事だ。

また「真っ白な中に黒い点が一個なら全然無視する」というのは「内容が図星でも少数派だったら無視して逃げる」と言っているのと同じで、いよいよ正気ではない。何かの言葉の綾かと思いたくなるが言っている様子を見るとやはり「図星を突いてて刺さるタイプの意見が結構な数届くようになったけど、無視しても荒れないレベルの数だから【メンタル】に頼ってやり過ごそう」と言っているようにしか見えない。だとするとオワコン化している先輩V達と全く同じ形で精神性が腐り始めている訳で、大空もいよいよ終わりが近いのかも知れない。

VTuberという果てしなくパフォーマンスの質を追求する事が許された芸能職で一番大事な才能が「メンタル」な訳が無いのだが、「メンタル」が一番重要なのは大空が学生時代所属していたような極めて厳しい指導を行う「軍隊学校」だとか飲食や接客のようなブラックに寄り易い一般職で、そこではパフォーマンスの質より理不尽な状況に耐える「メンタル」が最も効力を発揮する。軍隊学校出身で飲食店での勤務経験もある大空はそこで働く事とホロライブでVTuberとして活動する事の本質的な区別が付けられていないようだし、またこういうやり方しか出来ないのではないだろうか。大きい声で虚勢を張って頑張っているが人として、ライバーとしての機能が低い事実は一切動かせていなくて、見れば見るだけとことん哀れだ。

同じパートの中で「VTuberはメンタル」に関して癒月も同じ意見を言っていたというリスナーからのコメントで自信を得る場面があるが、癒月とかいう失敗例と同じ意見で「おっっしゃ」となっている時点で下しか見ていない事が分かるし、「質」ではなく「数」で有利に立ちたいというゴキブリ的思想が見える。集めた仲間は全部能無しの下位存在、フリートークではダラダラと同じ情報ばかり繰り返し「同僚とのてぇてぇ」という最強の強味を手放して「アンチコメ効いてない」と公言する事で「効いている」事を露呈する……やる事成す事一つ一つが全部下向きの精神性を露呈しているが、まあ本人が自分を納得させられているようだからそれでいいのかなと僕は思う。


全員にやれる事はある

✔ 潤羽や桐生を見れば分かる事だがホロメンはホロライブを失えば余りに脆く、出来る事がほとんど無い。所属している全員が今いる立ち位置・持てる力で、事務所の為に何が出来るか本気で考えて実行していく意志を持たねばこの先は危うい。「喘息で~」などとプールの授業を休む時と同じノリで2カ月もサボるバカが居たりこのご時世に赤スパ飽食に手を出す異常者が居たりとおかしな事は尽きないが、それ以上に今年に入ってからホロメンが全体的に配信の視聴回数を落としている事は事務所崩壊の明確な前触れと見ていいだろう。回避したくば全員がやるべき事をやるしかない。

下級はまずホロライブの中央へ体を入れる努力を、中級は「笑い」「虐」「てぇてぇ」等の発展的スキルの習得と研鑚を、上級は自分の担当の「界隈」の取り纏めと事務所外への働きかけを、ホロライブはよく出来た事務所なのでほとんどこれだけやっていれば全員が上の段階へ進めるように出来ている。ときのそらも、アキロゼも、夏色も、不知火も、どんなにどうしようも無さそうでも必ず全員にやれる事はある。「大空体制」のホロライブによって食わせて貰っていたこれ迄から支える側への意識改革を、今こそ全員が行うべきだ。


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