✔ 「大空の闇」四つ目は「大空が人間関係の構築にあたって人を量る際に用いる物差しは【馴れ合えるかどうか】で、人的特長は基本的にどうでもいい」「【馴れ合える】の条件は人として、若しくはVTuberとして自分より下位存在であるかどうか」になる。
「大空の闇」の一つ目~四つ目までを併せると「①.自分が人としてもVTuberとしても才能や魅力に欠け、能力も無いザコだという事を知っている大空は自分より人としてクズ、若しくはライバーとして無能/成績不振な下位存在ばかりを選り抜いて身の周りに置き、その事実を隠蔽して相対的に地位を上げる事に余念がない」→「➁.【下位存在】と親交を深める方法は専ら【馴れ合い】。下位存在にはこの方法がとにかく刺さるので延々入れ食い状態で大空の周りは下位存在で大賑わい」→「③.冷静な思考が出来ない大空、【A)馴れ合いが通じる相手=下位存在=味方】・【B)馴れ合いが通じない相手=上位存在=敵】の判断基準を確立」→「④.Aには【好きのバイアス】をかけて粗や問題行動を無視する形で遮二無二寵愛、Bには【嫌いのバイアス】をかけて決して距離を詰めず引いて関わり、場合によっては攻撃的・否定的に扱う事やネガティブキャンペーンも辞さない」といった形。
「スバルはヒーロー」「太陽みたいな人」とはよく言ったもので、少し前までは私もそれに概ね同意だった。たくさんのホロメンを束ね、支え、励まし、居場所を与えて拡散し、明るく前向きで和気あいあいとした空気を根付かせたホロライブ黎明期~発展期一の功労者で事務所の「ヒーロー」。私はホロライブを初めから見ていた訳ではないので大空が本当にヒーローだった時期ももしかするとあったのかも知れない。
でも今はもうその「太陽」だとか「ヒーロー」みたいな人は居ない。居るのは自分を諦め、上を見る事も前を見る事も止めて自分を守る事にしか興味が持てなくなった汚いザコだけだ。「負けてもいい」「失敗してもいい」ではなく「腐っててもいい」「人に迷惑をかけてもいい」を信条としたゴミの王国…自分が王様で居る為だけに建てられ自分を王様にする為だけに回り続けている腐臭漂う醜い国…大空にとっては命に代えても守りたい、今人生で一番大切な物だ。
✔ 「スバルはヒーロー」と言うなら大空は敬愛しているアイアンマンでなく、嫌っているキャプテン・アメリカに近い。「声がでかくてハートが強い」というホロライブ一のザコ特性はキャプテンの「気が優しくて力持ち」というやはりアベンジャーズ一クラスのザコ特性と被っている。アイアンマンはホロライブで言うなら宝鐘になるだろう。天才肌で走攻守と隙が無く火力も莫大、だけど良識が無くて傲慢で育ちによる性格の歪みは甚だしく、強気に見えて実は意外とメンヘラ気質、品性を欠いたドぎつい赤のカラーリング…やはりアイアンマンはホロライブで言うなら宝鐘だ。
スペックがザコな奴が内面まで粗悪だとどうしようもない。大空はトニーが好きなようだがトニーはド級の才能があったからあの振る舞いがギリギリ許されていた訳で、キャプテンがあの性格だったらそれはもうU.S.エージェントでしかない。
キャプテンは「アメリカ」を背負う事を許されていなかった場合ヒーロー名は「フリスビーマン」になっていた筈のチンケなヒーローで、VTuberとしての大空も大体そのくらいのポテンシャルだが、そんなザコはやはり「正論」に従って逃げずに正面から障害に立ち向かっていく事でしか特別な存在になり得ない。「一番弱い奴が逆に横綱相撲をとっていく」というギャップがいじらしくててぇてぇ訳だが、これは大空が好きな族のあの人の言う「負い目のなさが勝ちを呼ぶッ」という、あの思想と通ずる物がある。
彼が敬愛する花山に見初められサイドキック的立ち位置を許されたのも、キャプテンがガリガリの童貞坊やからムキムキになり最後には雷ハンマーを手にしてザコを脱却出来たのも、一モブ退役軍人に過ぎなかった彼のサイドキックがキャプテン・アメリカの座を継げたのも全ては「ザコでありながら上位存在達の戦いから逃げなかったから」で、これはやはりザコはそうする事でしか何者かにはなり得ないという事実の投射だ。
キャプテンが「フリスビーマン」や「U.S.エージェント」に、柴千春がヤッパをチラつかせる場末のチンピラにならなかったのはやはり「美学」「意地」「信念」「真向勝負」のような「正論」から逃げなかったからだと思うが、下の人間ばかりを集めて「フリートーク」というVTuberの必須技能ですらダラダラと抜いて行って、「やっぱメンタルっしょ」と開き直りの自己暗示を頑張る大空からはその輝きの片鱗も感じられない。大空はその時々の「気持ち」ではなく「感情」を最優先させて生きる感情先行型人間だがその生き方が人として間違っている理由がこれで、明記するなら「大空のようなレベルの人間に堕ちて下らない、徳の無い人生を生きてしまうから」だ。
✔ 大空のゴキブリ的生存戦略は「無能過ぎて自信が持てない」というコンプレックスからきている訳だが、「自己評価が低い」と取るなら天音や夏色と同じ属性になる。違うのは「ポジティブかネガティブか」「動的か静的か」「利己的か利他的か」等だがどっちにしても「醜くて情けなくて無意味」という点では変わらない。三人は別のタイプの「自信が持てない人間」で表面的な特徴はバラバラだが、総合的なパフォーマンスの質と存在価値の低さ・今後向上する見込みが一切ないという点で完全に共通している。「ポジティブで動的な人間」と言えば偏差値の低い界隈ではそれだけで上級市民権を得られる勝ち属性だが、その代表格のような大空を紐解いてみると結局はこんなゴキブリ人間だったりする。「明るくポジティブに生きなきゃ」という天音の強迫観念が頭の悪い小娘の思い込みに過ぎない事がここから分かる。
「自信が持てない人間」は才能の無さや育ちのマズさでそうなった時点で三人のようにしょうもない人生を余儀なくされる訳ではない。例えば不知火フレアという誰も知らないライバーは自信など持ち様もない程に成績不振で地獄のようなド底辺だがそれによって自分を見失ったりはしていない。花の3期生の中にあって理不尽な程数字が低迷し、声はブスで話はつまらなくて年齢はアラフォー手前で並の女性だったらとっくの昔に発狂していそうなものだが、それでも大空のように自分が王様でいられる空間を作るべく更に下の人間をかき集めるような汚い真似はしないし(そんな人間自体居ないからなのかも知れない)、白銀のようにフラストレーションを爆発させて女の一番悪い部分を晒したりもしないし、喘息で~とかしょうもない言い訳でガキみたいに引き籠って逃げたりも当然しない。
理不尽にも自分に課せられた冷淡な現実を正面から受け止める胆力があるから不知火は男らしくて同僚からモテるし、能力は無くても格好だけは良い。キャプテンや柴千春の選んだ戦い方も結局これと同じだが、三人は「ザコ」という自分の宿命だけは動かせていなくてもそれ以下には絶対にならない。そして「ザコだけど逃げない」という生き様から得た信頼とカリスマ性で自分以上の力をいとも簡単に味方に付け、将来へと可能性を残し続ける。
人間結局大事なのは「メンタル」ではなく「精神性」だという話だ。「明るい」とか「暗い」とか「友達多い」とか「少ないとか」、「自分の事が好きか嫌いか」「自己評価は高いか低いか」、さらに言うなら「才能があるかどうか」も関係ない。天音がパッとしないのは自己評価が低いからではなく現実に立ち向かう勇気がないからだし、夏色がオワコンなのは考える事から逃げるからだし、獅白が醜いのは歳のせいだからではなく頭の悪いクズだからだし、大神がおばさんなのは年齢に気持ちが負けたからで、大空がゴキブリなのは生存本能以外の全てを捨てて感情だけを頼りに全ての障壁から反射で逃げ続ける道を選んだからだ。才能のある者ない者色々だが、今が醜くて将来性まで摘まれてしまっているこいつらに共通しているのは「精神性が駄目」という、ただその一点に尽きる。
✔ にじさんじの中級上位コンビ「とこフレ」と星街+不知火の4人コラボ。「にじさんじ⇔ホロライブ間のパイプの確立」は二つの大箱にとって多くのメリットが望める上策だが、なかなか芯を食ったコラボが行われなかった中でこの組み合わせは熱い。正直不知火じゃなくて宝鐘だったら注目度が段違いなのにと思わないでもないが不知火は星街とシナジーがあるのでまあ悪くない。
不知火は単体だとどうしようもないザコだが大空のように下の人間ばかり集めてお山の大将を決め込んだりしないのでこうして星街という上位のライバーに引き上げて貰う事が出来るし(このコラボ自体星街の発案)、素直な相性の良さから来るシナジーでこんな大物ばかりが集まっているコラボでもサポート的立ち位置なら十分にこなせる。単体として見るとザコでしかない人間が本当の才能を持ったガチの面々が鎬を削る場に食い込むにはこのやり方しかないが、「ガチの面々」を畏れ敵視し忌避している大空にこのチャンスは一生訪れない。
✔ うーんこの。
「声すら思い出せないホロメンランキング」5年連続No.1の座を欲しいままにする…ちょっと名前も思い出せない0期だか1期だかの底辺ホロメンとのフリートークだが、当然この企画はここで終わってこの後何の波も起こさないし、可能性も残さない。自分の心を守る為に下ばかりを相手に活動してきた大空のコラボ企画はこの類の物ばかりだ。