✔ ここ半年程ぽこピーの動画で顕著になっている悪癖をいくつか紹介したい。どれもネタ切れ・モチベ切れ・向上心の無さを象徴していてそれらが二人の動画に影を落とす頻度は日毎増えているようだ。
✔ 2023年における活動の目標を掲げていく動画だがその中の主立った物を挙げてみると①ぽんぽこは毎週週五で豆腐生活・ピーナッツくんは6000歩歩く②47都道府県+五大大陸制覇③ぽこピーランド開園、といった所だが、①は「好物の摂取禁止」というウケのいい企画の逆版+去年の企画の延長、②は去年まで何度も繰り返してきた旅行企画の量産宣言、③は自分達の既存のファン以外誰も喜ばない企画、という感じで去年まで行ってきた企画の繰り返しか微妙に変化を付けた別バージョン、若しくはピーナッツくんのライブツアーやぽこピー展と同じように対象を身内のみに限った安パイの企画ばかりで、ここに二人のネタ切れと新たな視聴者層に働きかける事による新たなファン層の取り込みを狙わない向上心の無さがよく表れている。
他にも「チャンネル登録者数50万人を狙う」だとか「100万回再生回る動画を作りたい」といった目標が出ているがここ数年毎年10万人以上の新規登録者を得ていて40万人弱の登録者数がいる今掲げる目標としては低過ぎるし守りに入った案しか出していないのに100万回再生欲しいというのは意味が分からない。そもそも「去年までで(二人で出来る)企画はやり尽くした」という事は自覚していて、ユニットの一番のネックでもあるその問題に関しては「新鮮さを出したい」という曖昧な打開策しか出せないのに数字にばかり固執するのはそれ以外何も分からなくなっているからではないだろうか。
実際Vタレの活動に「100万回」なんか何の意味もない。数字より質のいい箱を作って無限に助け合える仕組みを築く方が圧倒的に重要だし再生回数のような数的な部分はその箱の中の誰か一人が達成出来ればいいな、ぐらいの物だ。そういう事を何も分からずしょうもない目標をにこやかに喋る二人は正にアホの極みで、そういう意味では大変面白い。
ぽこピー批評を廃止した事が象徴するように、ぽこピーはV界やVタレという職の本質・その可能性について余りに不勉強でその感覚は完全に時代遅れだ。その事は二人もとっくに分かっているようだがその点の打開に乗り出す程の気力はもう残っていないようで、その結果がこれまでの企画の微妙な改訂版の量産と既に獲得しているファン達だけに対象を絞った活動、という訳だ。言うまでもなくこれは物凄くダサくて全然面白くなくて、将来性はもちろんないし今すぐ活動をやめても動画さえ残しておくなら誰も全く惜しまない。リソースを使い尽くして時代遅れになった二人がそんな二人だけを下敷きにして行う活動に意味などある筈がない。
✔ もう何千回やったか分からない「買った物紹介動画」。主にAmazon系の企画で散々擦り倒されている、ぽんぽこが仕事用の機材と美容・健康用品、テレビ等の電化製品を紹介して買いたい物など特にないピーナッツくんが渋々日用品と笑い目的の何か(回を追うごとに面白くなくなっている)を買ってお茶を濁すという展開が目に浮かぶ。
ぽこピーのこれ系の動画は紹介している商品以外はパターンからノリまで何もかも同じで本当にしょうもない。具体的なモノを紹介している分普段見ない層がそれ目当てでクリックして再生回数は軒並み高いが長く見ている視聴者程視聴する意義を見失っていく企画なんかよく真顔で連発出来るなと思う。多分動画内で当たり線の笑いの一つや二つ出ていると思うがそれさえやっておけば仕事をした気になる二人の魂胆が見え透いているので最近はそれすら笑う気になれない。何であろうと長期間繰り返せば必ず面白くなくなるという事ぐらい分からない二人ではないが分かった上で開き直りを決め強行している様子が本当に寒い。
✔ 「もういいよ物を買うのは」その②
✔ その③
✔ もういい。本当にもういい。
✔ Amazon企画ももういい。
✔ 「物を買う」の派生形「100均企画」。「物を買う」にぽんぽこの「ウッヒョ~」とピーナッツくんの「こわっ」が足されただけで造りは全く同じ。ここ最近は100均企画な時点で駄作確定。
✔ サムネの時点で駄作確定。「一ヵ月禁止した上で」とかはどうでもいいし面白くも何ともない。100均企画にバリエーションが付けられなくなって苦しくなっている事が見え見え。
✔ 同じパターン過ぎて最早どこに行っても同じな旅行動画。視聴者は旅先の情報よりそこに行く推しの様子に注目するがどこに行っても同じテンションで同じ行動パターンしかとらないぽこピーの旅行動画はその需要を満たさない。
✔ 動画のパターンどころかサムネまで被ってしまって福岡編と見分けのつかない名古屋旅行編。どこに行っても同じような土着のグルメを食ってうまいうまい言うだけ、ぽこピーの場合旅行動画もそれが旅行動画であった時点で駄作確定だ。
✔ 毎年話題になり過ぎてやめるにやめられなくなった刀ピーのクリスマス。コメント欄には「再放送か」の言葉が並び隣にいる剣持からも「毎年同じ過ぎてさすがにやばいですよ」と言われても繰り返す事が笑いと開き直ってピーナッツくんは一歩も引かない。
笑いにおいて人志松本イズムを旨としているピーナッツくんは刀ピークリスマスの「繰り返し」を年末特番「笑ってはいけない」が長年同じパターンで繰り返された「繰り返し」と同じだと踏んでいるようだが向こうは枠組みだけ同じでゲストもネタも何もかも変えているのだからオリジナルソング以外何もかも同じな刀ピーと同じな訳がない。
刀ピーの毎年の丸被りを剣持からもコメント欄からもガチ指摘されてもこれが笑いだと信じているふりをして居直るのはもちろん剣持にしがみつく事で得られる自分のオリ曲の再生回数と「アーティスト・ピーナッツくん」としての話題性欲しさ故だ。これを少しでも多く得る事で2023年の抱負にもしていたような音楽方面の活動、取り分けライブ等が飛躍的にやり易くなる。
しがみつくからにはせめてものお返しに剣持も美味しい思いをするように、音声等で参加した他Vにも礼節を尽くして、視聴者も最大限楽しませるように等の気遣いが全く成されていないのは人としてもVとしてもアーティストとしても大いに間違えている。実家に寄生しながら母親を威圧し、妹のおかげで出役として成立させて貰っておきながら妹の事も度々威喝する、舞台をV業界に移して寄生相手を業界一の売れっ子に変えても結局彼のやる事はいつだって同じだ。
ピーナッツくんが刀ピーのオリジナルソングが好評な事で調子に乗っているとぽんぽこが決まって言う「(オリジナルソングの成功は)お前の力じゃない、にじさんじの、刀也君のおかげだろ!」というフレーズはピーナッツくんのウィークポイントを余りに鋭く突き過ぎている。刀ピーのオリジナルソングを剣持に頼っている事とは比べ物にならないレベルでピーナッツくんは楽曲に個人チャンネル、拡散力や数的な記録、何ならVTuberとしての存在ごと全てをぽんぽこに頼る事で成立させているのだ。もちひよこや樋口のピーナッツくんに対する怪訝な態度は自分の友達を支配していいように利用する男系の毒家族、若しくはモンスター彼氏に対する物とそっくりで、近くで見ていれば見ている程その実態は顕著だという事だろう。ぽんぽこは今ピーナッツくんを他所に自分と関係の深いV同士を抱き合わせたりVとして失敗した者にVTuberの裏方作業に使えるような技術をマスターするよう推奨したり、外部の編集マンと繋ぎを取ったりしているがぽんぽこが自分から離れたら困るピーナッツくんがどう出るか、私は今から非常に心配だ。
オリジナルソングの件といいサウナ・町中華等の繰り返し系の企画を「これ以上ない」と断ずる事といいぽんぽこはピーナッツくんのウィークポイントを度々強く突き過ぎだ。それはぽこピーの内包する根源的な問題をいつもありのままに伝えてくれているが、分かってんならお前も何とかしろよとどれに関しても突っ込めてしまうのはご愛敬だろうか。
こういった数々の繰り返しに次ぐ繰り返しがぽこピーが今年の抱負を語る動画で言っていた「(企画は)いろいろやり尽くした」の正体だ。新鮮さを模索するとも言っているが手札を全て出し尽くして空っぽになった二人にそんな事は絶対に出来ない。フルトラを手軽に行える新製品の話が出ているがそれも町中華同様、良くて一時の時間稼ぎになるのが関の山だろう。新しい人員をチームに加えてリソースの追加とお互いの化学反応を狙っていく、それ以外に根本的な問題を解決する方法はない。
✔ まさかぽこピーがこれを常用するようになるとはさすがの私も思わなかった。ネタが切れてから少しでも再生回数を上乗せしようとサムネやタイトルにとりあえずクリックして概要だけでも確認しておきたくなるような要素を配置する姑息なやり口はおめシスとそっくりだ。タイトルはともかくサムネはピーナッツくんの担当なので、他にも散見されるやる気のなさと併せて少なくとも彼だけはおめシスと同じ世界にお逝きになってしまったと見て間違いない。
✔ ぽんぽこが試着室にて無防備に服を脱ぎ始めているサムネが目を引く、動画を観るまでは内容の一切が分からない「試着室の動画」。蓋を開けてみればこれまで何度となく行っている体験型のホラーアトラクションだがサムネのシーンは一切登場しない。
妹のお色気を出しに使って再生回数の盛りを狙う非モテの兄、キモ過ぎる。
✔ 先日のワールドカップで日本がスペインに勝利した事にかけて三重の志摩スペイン村にピーナッツくんが単身出向く動画。サムネだけ見るとスペインに勝利した事にかけて本場スペインに行ったような様子だが詐欺すんなと怒られるのを恐れて動画タイトルでスペイン村の名を明記しておくという、ブレブレで何がしたいんだか分からない動画。
ピーナッツくんが一人で出向いて閑散としたスペイン村を散策する映像はびっくりする程面白くない。どこに行ってもある程度面白くして帰って来られる自分の力量を信じての見切り発車だと思うが、今回はそれが通用しない程の難敵だったという事だろうか。
動画内で以前志摩スペイン村を紹介した事でトレンド入りしたにじさんじ周央サンゴの名前を出しているが直接声をかける勇気もない癖に空リプ的に名前だけ出して向こうの反応を待つ女々しさがうっとうしい。他にもさくらみこやロボ子の名前を動画内で空リプしている様子を見かけるが三人ともガチで迷惑だろうなと思う。さくらみこが自分達とコラボして得るメリットが何か一つでもあると思っているのだろうか。
✔ コミュ強でリア充のぽんぽこが地元の友達を動画に出演させるように取れるサムネ。リア充系のYouTuberがプライベートの関わりを動画に持ち込む事はままある為詐欺としては非常にタチが悪い。動画の内容は狸モチーフの小物や美術品を紹介する物だがサムネをよく見るとぽんぽこが「友達」に対して「久しぶり」「元気にしてた?」などと話しかけておりやっぱりタチが悪い。
✔ 狸モチーフのあれこれを紹介する動画に対してこちらは千葉に赴きピーナッツモチーフのキャラクターを探す動画。動画タイトルは「僕の偽物が頻出している件についてケリをつけます。」だがこれだとピーナッツくんのパチモンキャラクタードンバギの問題の解消に向かって動き出したかのように思えてしまう。サムネもドンバギの事を扱った動画の物に意図的に寄せてあるようだ。
ドンバギを知っているのはぽこピーの動画を長らく見てきた視聴者だけだが彼らを引っかける事に抵抗は感じないのだろうか。
✔ デビュー以来重めのボブで統一していたぽんぽこの髪が伸びている衝撃的なサムネ。普通に考えるとぽんぽこがロングヘアーの新モデルをお披露目する動画なので長く見ている者程必ずクリックしてしまうサムネだが内容は二人が地元でプリクラを撮るだけの薄い企画。安直で誠意無し、これぞ詐欺。
✔ 町中華のウケが良かった事からグルメ系のサムネが再生回数を稼げる事に気付き以後サムネに積極的にグルメ画像を取り入れているピーナッツくん。この動画のサムネでは深夜にラーメンをすする背徳感を前面に押し出しているが実際の動画の内容はこういう感じではない。これも一種のサムネ詐欺だがぽんぽこの「友達100人動画」等とは違いグルメを強調したサムネは毎回ちゃんと再生回数を稼いでいて、多分ここ最近の彼の創作活動における頑張りとはこういう事を指すのだろう。
✔ 環境の特殊過ぎる長崎のとある島を散策したぽんぽこが体験した、自分の人生の一ページに残る特異な経験をリスナーに共有する今年一の名作動画。サムネにはぽんぽこが島内で昼飯に何の気なしに食したどうでもいいグルメと動画と全く関係のない長崎名物が数点描かれていて、ここから察するに多分ピーナッツくんはこの動画の内容をろくに見ずにサムネを作っている。今年どころか活動歴一クラスの動画なだけに本当に腹立たしい。
✔ 名物「グルメランキング」系企画。「たこやき」「そうめん」等料理名で縛る場合と有名チェーン店のメニューで縛る場合があるがどちらにしても毎回素人が二人でうまいうまい言うだけで味がしなくなって久しい死んだ企画。こいつらは視聴者が自分達が用意した料理や企画等にではなく「実家でいい年した兄妹が二人で仲良く飯を食っている」という事実に萌えていただけだという事がまだ分かっていないらしく、扱うモノを変えればまだまだシリーズ企画として成立すると思い込んでしまっているようだ。
こちらもサムネにグルメがあるので再生回数は軒並み高いがシリーズ通して昨今面白い物は一つも無い。最新は「カフェオレ」だがこのサムネが新着で上がってきた時の落胆を少しでいいから想像してみて欲しいものだ。私はあまりに嫌すぎてとうとうこの動画は見ず終いだがこんな物はぽんぽこが全編「ウッヒョ~」で通してピーナッツくんが「こわっ」で合いの手を入れるだけに終始して最後はどれも見分けのつかない茶色い箱にランキングを付けて終わっているだけに決まっているし、実際二人がどれだけバリエーションを意識してもそれ以外の物に仕上がる筈が無い。グルメランキング系もやはりそれである時点で駄作確定だ。
✔ グルメ系、取り分け麺類をサムネに多く採用するきっかけとなった町中華動画第一弾。ここからピーナッツくんの狡い再生回数上乗せ作戦が始まる。
✔ 沖縄旅行編。とりあえずグルメ、とりあえず麺。
✔ 町中華第三弾。麵をすするサムネが早くも第一弾と被る。
✔ 売れっ子出役がやってはいけない長時間の下準備を経て製作された本気で面白くない「素麺ワングランプリ」。「長時間の裏方作業」「グルメランキング企画」「麺すすりサムネ」ぽこピーの悪癖を三タテする偉業を達成した、ぽこピーが駄目になっている事をここ最近で最も顕著に表した一本。
✔ 「もういいよ麺は」その①。
✔ 「もういいよ麺は」その➁。
✔旅動画は大体どこ行っても麺サムネ。
✔ 上に挙げたような悪癖を総合すると何と2022年に上げた動画の9割方がそれに当てはまるというめちゃくちゃな実態を持つのが今のぽこピーだ。インスピレーションではなく思考が先行し、内容に自信がないから小手先で数を盛らんと浅ましく振る舞う、その姿にかつての輝きは見出せない。
見れば見る程底が知れる、見れば見る程飽きがくる、私のようにエンタメを見る目がある視聴者ならとっくにその実態に気付いていると思うが、こうなったYouTuberは皆2、3年のタイムラグを経て如実に数字を落としていく。ぽこピーだけがその例から漏れる等と都合のいい話がある訳がなく、やはり彼らの寿命もこの先の数年で尽きるだろう。
ぽこピーが終われば個人勢Vも大方終わりだ。その先はにじホロ、次いであおぎりやぶいすぽっ!等企業勢のみが息をする時代になる。個人勢のみを推している視聴者は今から乗り換える先の箱を物色しておくのがいいだろう。