【真・ぽこピー批評.03】《テレビの歴史をなぞるが如く》A【サムネがもうだめ】

VTuber


【①.ぽこピーがこの半年で挙げた動画の質は歴代最低】

【➁.サムネを見た時点で内容が読め、観ても予想を上回る事が決してない】

【③.「VTuber」ではなく「モデルを被ったYouTuber」がアイデンティティなぽこピー】

【④.止まらない質の低下、強まる銭ゲバ体質】

【⑤.おっさんとおばはんの兄妹が年中連れ立って行動してるのキモくない?】




観なくて正解だった半年

✔ ぽこピーが「ネタが尽きた」と公言した年明けから半年程が経った。それなら、という事で私は半年ぽこピーを追う事をやめていたが、久々にチャンネルを覗いてみるとネタ切れは本当だったようで、この半年の動画はどれも本当に酷い。クオリティではなくネタ、さらにはモチベが切れている事が隠しきれていない有様で、無理矢理に絞り出した新企画にも勉強不足が滲み出ていて見ていて辛い程だ。この半年の活動の質はぽこピーのデビュー以来間違いなく最悪で、それが今後改善される事ももうないだろう。


①.「サムネがもうだめ」

✔ 【①-A.VTuberではなくYouTuberの亜種】YouTuberグループとコラボした珍しい動画。知らないおっさんが3人並んでいる異質さがリスナーの拒否感を煽ったのか再生回数は事故レベルで低く、今年イチクラスの大スベリ動画。

2023年に入った頃からぽこピーは「動画をメインに扱うVTuber(=動画勢VTuber」ではなく「3Dモデルを被ったYouTuber(=変則的なYouTuber」である事を念頭に置いて活動を行っているが、これは明確な逃げだ。

年末の生配信で必ず行われていた「ぽこピー批評(VTuber界でその年起こった事を総括する企画」を「業界を追えていないから」と明言すると共に廃止にしたり、年間通して自分達の最大の見せ場である「ぽんぽこ24」を「いい加減しんどい」という理由でやめにしている事から分かるように、二人は今兎にも角にもやる気がない。何かを始めるにしても止めるにしても、変化を付けるにしても主義主張を唱えるにしてもその根底にあるのは「やる気が出ない」「楽に上手い事やりたい」という思いだ。

マイナーYouTuberグループとコラボしたこの動画も「自分達は動画勢Vではなくモデルを被ったYouTuberとしてやっていく」という意識の表れだと思うが、「二人は今とにかくやる気がない」という事実と照らし合わせるとその理由は「①.VTuberというジャンルに興味が無くなった。情勢を追えていないし、追う気も起きない」「➁.ぽんぽこが好きなYouTuberというジャンルに身を置いた方がまだやり様がある」という二点以外あり得ない。要するに二人はVTuberというジャンル自体から逃げている。

「モデルを被ったYouTuber」という意識でVTuber以上にYouTuber達と絡んでいくのは業界の他の誰もやっていない事で、それはそれで新しい試みかも知れない…がその結果は早速この動画で出ている。ぽこピーのリスナーはぽこピーがYouTuberと絡む事を望んでいない。デカキンとの絡みにしてもぽこピーが勝手にやっているだけでリスナーは全く沸いていない。

そもそもアニメ絵を被った奴らを見たがるリスナー達が歳を食っておっさんかおばはんか分からなくなったようなデブの眼鏡や髭面のニイちゃん達を観て喜ぶだろうか。アニメ絵はアニメ絵同士で並んでいるのが一番親和性があるのは誰にでも分かりそうな物だが、それでもぽこピーがこっち方面の活動をいつまでもやめないのはギリギリやる気が起きるのがそれしかないからだろう。そんな逃げの気持ちで行った活動が日の目を見る事などやはりあり得ない。

そもそも論、企画を思い付いた時点でウケない事がなんで分からないの?という話。3人でやっている事を考えると専業化すら出来ていないであろうクソショボYouTuberユニットとコラボしても誰も喜ばない事が予測出来ないセンスの鈍り具合が酷い。モチベが湧かない中無理矢理絞り出す事で変な企画しか出せなくなっている実態が窺える。


✔ 【①-B.企画が謎過ぎ】VTuberの界隈でも大流行りしたGeoGuessrを使った企画。これも「VTuberではなくYouTuber」の意識を反映した企画。

VTuberはGeoGuessrを普通にプレイする形で、他のゲームタイトルと同じように単一の配信のネタにしか使わない。一人でプレイして信じられないような好成績を出す者もホロライブには居たりするが、Vにとってのこのゲームのベストな扱い方はコラボ配信に用いる事だろう。日本のどこかの地域を画面上で散策しながら流れる風景になぞらえて気の利いたフリートークでもすれば十二分に面白い。

ぽこピーはGeoGuessrを使って「お題に出た場所を本当に訪れる」という企画をやっているが、これはYouTuberがGeoGuessrを使ってやっている企画と完全に同じだ。ここで「VTuber流」ではなく「YouTuber流」の選択が成された事が分かる。

そしてぽこピーの動画を観れば分かる事だが、GeoGuessrをこういう用途で使うYouTuber流のやり方はアホでしかない。GeoGuessrはGoogleMapをベースにして場所当てゲームをする物だが、それで出て来た場所に実際に赴いて「画像と違いがあるかどうか」を確かめるのはGoogleMapの適当な場所にヒトガタを落として映し出された場所に行くのと何も変わらない。GoogleMapで見た場所に実際に行くだけの企画を今更やって面白い訳がない。


✔ 11:13~ GeoGuessrで出た場所に実際赴いたピーナッツくんの締めの言葉。「GeoGuessrは嘘じゃありませんでした」ちょっと何言ってるか分からない

GeoGuessrで見た時この場所は当然昼の風景なので、真っ暗な中行って「画像と相違ないです」と言われてもよく分からないし、そもそもGeoGuessrで見る風景(=GoogleMapで見る風景)を今時誰も疑っていない。こんな訳の分からない事をやるぐらいならキクノジョーを呼んで博識さを糧にRTAをやらせて脇で拍手を送るとか、おめシスとぽんぽこの3人で適当にフリートークでもしながらだらだらと回答に当たるとかした方がずっといい。


✔ 「モデルを被ったYouTuber」であるなら同じ題材を扱う企画でもVTuber流とYouTuber流のいずれかからコンテンツの仕上がりがより良くなる方を選ぶやり方もある。敢えて面白くない方を選んで動画化したのはYouTuberの分野しか見ていないからだがそうする理由は「その方が楽だから」以外にない。


【①-C.面白い事ではなく、出来る事を】何の捻りもなく続けるサウナレビュー。相方にすら開始当初から「サウナはどこもそんなに変化ないから」と言われていたところを、やはり何の変化も加えないフォーマットで何年もごり押しし続ける。何をやっても観て貰える状況に胡坐をかいたクソヤローのゴミ仕事。

「動画勢VTuber」でも「3Dモデルを着たYouTuber」でも、箱所属のVライバーでもリスナーの維持の為にライフワーク的・ノルマ的に続けなければならない企画という物はある。ぽこピーにとってはキャンプやグルメがそれに当たるのだが、延々と続けているこのサウナ企画は明らかに飽きられていて、リスナーにもウケていない。ピーナッツくんがこれを続けるのはギリギリ前向きに取り組める自分発信の企画がこれ以外に思い付かないからだ。

ぽんぽこの100均系企画とサウナブームがピークだった頃のこの企画は「情報を売る」という意味で再生回数の確保と動画的な面白さ(興味深さ)の両面を獲れていた訳だが、それに味を占めて延々繰り返した結果今はどちらも今一つリスナーにウケない企画になってしまった。やる気のない二人が全く同じフォーマットを延々繰り返した結果飽きられた側面も大いにあるが、それ以上にどちら共が延々続けて再生回数を得続けられる程のネタではなかったという事だろう。

ぽこピーのチャンネルで再生回数を稼ぐのは「グルメ(圧倒的」「キャンプ」「Amazon等の商品レビュー」「旅行」等で、100均やサウナは少し落ちる。「ネタ切れ×モチベ切れ×でもチャンネルの規模や収益は維持したい」というぽこピーの内情を叶えるには一番回る四つのコンテンツを日常的に、上げる動画の8割方を占めるレベルで擦っていくのが最善の策なのだが、このアホのおっさんは自分一人のやる気の問題で回らない上に面白くない企画を優先して敢行してしまう。利を獲る事も面白さを獲る事もどちらも出来ないこのアホがブレーンを務めているのだから当然ぽこピーもこんな悲惨な仕上がりになるわな、という話だ。


✔「釣り行ったら糸に絡まって終わった。」──でっていう。

【①-D.新しい企画が出ない】そろそろアラフォーのおっさんがアラサーの妹を連れて地元の川で釣りをする、気色の悪い兄妹デート動画。30歳ぐらいの兄が20代中盤行ったかどうかの妹と行動を共にしているのは大人になっても仲が良くて微笑ましいねで済むかも知れないが「上=アラフォー」の構図を意識するといよいよ気持ちが悪い。妹共々最も行動を共にする相手が兄妹しかいないという状況が闇深い。

グルメ、旅行等の定番企画を除いた新ネタ企画をぽこピーはこの動画も含めて今年いくつか出しているが、その中に新機軸と言える程の物は一つもない。「中古ゲームソフトのセーブデータを見る企画」とか「田舎の映画館で貸し切り状態で映画観る」とかがそれに当たるが全部全く面白くないし、何でそれがやりたいのかも全く分からない。

個人勢のトップに就いてから2年経つが、ぽこピーはビジネスモデルを全く拡大していない。リスクを恐れる事と活動への意欲の低下がその理由だが、売れる前から変わらない活動パターンのまま出来る企画は当然限られてくる。その結果生み出されるのがこれに類する新ネタゴミ動画だ。


✔ 2:48~ GW、「ぽんぽこ24」の代わりに上がったビワイチ動画。序盤唐突にピーナッツくんのイベントの告知が入るが邪魔で目障りで動画の質の意味ではマイナスでしかない。

しつこく開催し続けるぽこピー展やこの類のイベントに今一番力を入れているぽこピーだが、目的は当然金儲けだ。活動へのモチベを失ったぽこピーは今や収益額や再生回数を上げる事にしかやりがいを見出せなくなっている。だからキツいばかりで金にならないぽんぽこ24は今年行われなかったし、動画の投稿頻度はイベントの開催頻度に反比例して下がり続けている。

自分達の活動の目玉であった筈のぽんぽこ24の代わりにこんなかさ増し動画を上げるやる気のない人間について何を言っても無駄かも知れないが、ビワイチをやらせるなら前から話の出ていた富士葵にするべきだし、敢行する時期も半年以上遅い。撮る前から回ると分かっている企画に他所の友達Vが意欲を示してフリまで作っていたのならぜひやらせて自分のリスナーに観て貰うべきだし、好感度も稼がせるべきだ。このタイミングでぽんぽこがビワイチというのは全く意味が分からないし、利点も一つもない。やる気がなさ過ぎて頭が回っていない事を隠して取り繕う事すら出来ていない。


✔ とうとう1年放置を貫いた「ぽこピープロデュース」。この配信はぽこピープロデュース始動一年を祝う物だが何がめでたいのか全く分からない。

作曲が出来て知名度もあるぽこピーがアイドル系女性Vのユニットをプロデュースするのはすごくいい案だが1年前のオーディション以来この三人はぽこピーから何の恩恵も受けていない。作曲はもちろんぽんぽこちゃんねるに出してすら貰えていないのでオーディションの前と後でチャンネルの状態が全く変わっていない。三人の配信の同接は毎回30人とか今も大体その程度だ。

売れさせてやれていないとかそういう話以前に、本気でどうにかなりたくてオーディションに集まった候補者達を上から目線でふるいにかけ、3人を選別してぬか喜びさせた上で1年間放置出来てしまうクズさがヤバい。これは頭が悪いとか能力云々ではなく人間性の問題だ。

今までとは違う方向性の活動を新規で始める場合、当然新しい仕組みが必要になる。アイドルVユニットのプロデュースを行うならホロライブを始めとした他ジャンルを勉強する事が必要になるし、それ専用の企画も用意しなければならない。労力の面を考えると新しい人材の取り入れが必要になる場合もあるが、その一切をぽこピーは断固として行わない。とにかくリスクを取りたくない、今から新しい事をやる程のモチベはどうやっても出ない、というのがその理由だ。

他に出来る事がないからとカスみたいな人間2人にかけたフリートークを渋々やっているこの3人の心中如何ばかりか。紫の子なんかはそろそろぽこピーにストレートな憎しみを抱いているのではないだろうか。


✔ 「①.売れて知名度と金を手に入れ、限りなく何でもできる状態になる」→「➁.しかしリスクを恐れて何も変えないままで出来る企画だけ行う」→「③.当然ネタ切れが起きて活動の質が頭打ちになる」→「④.やっている方がやり甲斐を感じなくなり活動の質が落ちる」→「⑤.収益や再生回数のような数字にしか興味が湧かなくなる」→「⑥.さらに活動の質が落ちる」→「⑦.④に戻る」という悪循環にぽこピーは陥っている状態だ。2021年以降に始まった流れだが活動の質の低下と銭ゲバ体質は年々強まっていて、今後改善する事ももうないだろう。

「同じ活動しかしない」という事は「そのフォーマットに無理が来たら終わり」という事でもある。冒頭で触れたようにアラフォーのキモめ中年男と行き遅れのアラサー妹の組み合わせに以前のようなエモさはなく、兄妹てぇてぇもそろそろ限界だ。当然二人は年々歳を食う訳で、臭いおっさんと挙動のおかしいブスの妹が意味不明な田舎で連れ立って行動している構図の気持ち悪さは日毎強まっていく。ぽんぽこのおバカキャラも同様、歳を食うとキツくなってくる危うい属性の上に二人の活動は成り立っている。変化を投げた時点で二人が将来詰む事は確定してる。


それにしても。

「釣り行ったら糸に絡まって終わった。」──でっていう。


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