【真・ぽこピー批評.04】《FINALにする勇気もない》I【あくあマリンの通常配信】include:ぽこピー/宝鐘マリン/さくらみこ/星街すいせい

VTuber




数字の観点から見てみるゥ?(ニチャァ

✔ ぽんぽこ24vol.7の第一部は配信から四日経った今80万を少し超えた再生回数だが、これは100万に届くか否かの辺りで止まって動かなくなってしまう感じだろう。去年のぽんぽこ24の第一部は128万回再生だが、今年の第一部は一年経ってもこれにはきっと及ばない。

同接視聴者は24時間通して終始3万人前後でこれも去年と比べると少し控えめな数字だが、「年に一回のお祭り配信で」「多大な準備時間をかけ」「100人近いゲストを呼んだ」事を考えると事故レベルに低い数字と言える。ついでに言えばVTuberの配信は長時間であればあるほど視聴回数が稼げる傾向が強く、それも加味すると去年の「128万」でも物足りないぐらいだ。


手抜きの平常配信にも負けとんねん

✔ ぽんぽこ24vol.7と同時刻に行われていたホロライブ宝鐘の通常配信。今ホロライブで最もウケているコンビの一つ「あくあマリン」のコラボにリスナー大歓喜で、同接視聴者数は開始時点で4万人強。

ぽんぽこ24配信直前(つまりあくあマリンも配信直前)Xでは「あくあマリン」だけがトレンド入りしていて、ぽんぽこ24はアイドルライバー二人の何気ないフリートーク企画にリスナーからの期待値でも、同接視聴者数でも負けていた事になる。──恥知らずの二人がこれをどう捉えるかは知らないが、僕はとっても恥ずかしい事だと思う


✔ 16:38~ こちらも同時刻帯に配信されていたさくらみこの人気企画「ソウルキャリバーⅥキャラクリ大会」。同接視聴者数はやはり4万人強。

犬が人語を喋ってるようなバカが視聴者が用意してくれたネタキャラを相手に格ゲーをプレイして適当にリアクションしてるだけの配信に負ける渾身の24時間配信……くそわろた😉


✔ 「ホロライブだから」以外でこの二つの配信がぽんぽこ24に勝った要因を挙げるならそれはやはり「人間関係」という事になるだろう。あくあマリンは「年増」や「センシティブ」を経てとうとう「行き遅れ」が最たるキャラ付けになりつつある宝鐘が行き場の無い母性を公私問わず湊にぶつける異様な様がリスナーに受けた大人気コンビで、この二人が横並びで居る絵面だけで今ホロリスは飯が食える。企画やトークの内容がどうだったにせよこのコンビが何かをする時点でその企画はほぼ成功だ。

さくらみこのキャラクリ企画は人気を博して長いが、これはさくらみこが同僚ではなくリスナーとの人間関係を温めた末勝ち取った物と言える。至らないさくらみこをコメント欄やこういった視聴者参加型企画でサポートする事は35P達(さくらみこの持ちリスナー)の生き甲斐になっており、このキャラクリ企画はさくらみこと35Pの最早合作だ。「創作物は観るより作る方が楽しい」はよく言う事だがもっと楽しむ方法は「皆で作って皆で観る」で、この企画はそれを地で行った形と言える。


需要を無視して、意見も無視して

✔ 一方ぽんぽこ24vol.7に「その組み合わせだけで視聴者が白飯を食えるような、今最もアツい組み合わせ」は無い。それを用意する事が出来たなら企画の内容や盛り上がりがどうでも配信開始前から成功と言えてしまえるような組み合わせを、ぽこピーは今一つも保有していない。

またこの配信に「リスナーと一緒に作った」と言える箇所は無い。ぽこピーの普段の活動スタイルから言って視聴者参加型は無理だったとしても「視聴者の意見や需要を反映した企画作りをする」事は出来る。「視聴者の意見や需要」は直接的に寄せられるDMや動画のコメント欄の他に日々の動画の再生回数という数字の形で非常に分かり易く提示されていて、それを意識した企画作りをするだけでもある程度「リスナーと一緒に作った」と言う事は出来るだろう。


✔ 7:43:33~ 「やらかし&ホラー」の企画。通常の動画で「やらかし」は年単位でやっていないし「ホラー」は死ぬほど再生回数が低い。「久しくやっていないやらかし系企画」をやる事でリスナーからの需要を無視し「全然回らないホラー企画」をやる事でリスナーの意見を無視した形。──老けたなぁシークエンス


✔ 9:45:54~ 凸というお手軽な形だからこそデカいVに繋いで欲しかった深夜の凸企画。ぺこマリとの通話は互いの視聴者層を震わせた大事件だった筈で、ここで兎田にでもお返しの逆凸をするというのは面白かった筈。訳の分からない素人と裏で勝手にすればいいような会話をして終わるだけのこのパートにもリスナーからの需要を反映しようという意志は一切無い。


✔ 6:56:06~ 刀ピーのバズりによって自分には単体のアーティストとしてやっていく才能があると勘違いしてしまったピーナッツくんによる音楽パート。このブログで何度も言っている事だがピーナッツくんのアーティスト生命はぽこピーの衰退と同時に終わる。アーティストとしての自分を少しでも長く保っていたいならミュージシャンとのコラボや単体ライブ等の音楽系の仕事を数多くこなすのではなく「どうすればぽこピーの人気を長持ちさせる事が出来るか」について考えた方がいい。単純に想像してみて欲しいのだが、ぽこピーが仮にこの先20年人気を保てた場合やはりその間ピーナッツくんの曲も今と同じように視聴者に受け入れられ続けるだろうし、今より人気を博せばその分聴く人も増えるだろう。逆に今ぽこピーがオワコン化してしまえばピーナッツくんの曲など、少なくとも今以上には誰も聴かなくなってしまう。

世間は今現在「VTuberの歌う/作った曲」を何の付加価値も無しに受け入れて愛でる仕組みを構築していない。ホロライブで言うなら星街、にじさんじなら町田などは今世間を賑わせてバズりを連発しているような若手アーティスト達に歌唱(+表現)力で一切負けていないがそれでも有名アニメのメインテーマ一つ担当させて貰えない。そして確かな実力を有している筈のどちら共が今所属している箱を離れれば将来への可能性の一切を断たれてしまうだろう。歌で世間に認められたいVはまずなるべく大きな箱に所属する必要があるし、その箱が少なくとも衰退しない一助になるような努力を続ける必要がある。

ぽこピーが衰退しないよう努力すべきであるピーナッツくんがこういったお祭り配信で主体となってやる企画はどう考えてもこういったガチの音楽系企画ではない。大事な事なので繰り返すが今世の中はVTuberが歌った曲を、例えそれがどんなに優れていても受け入れて持て囃す気はないし、それを弁えず「自分は何故今一定以上に聴いて貰えているのか」を考えないVは今以上には絶対に成功しない。今業界でアーティストとして最大の才能を有しているのは星街だが、星街ですら歌だけ頑張って売れる選択肢は疾うの昔に捨てている。分かったか。弁えろこの黄色いハゲ。

纏めると世間は今ぽこピーにガチの音楽企画など求めていないし、するべきでもないという事だ。リスナーの前でリスナーが求めていない動きをするな。分かったかこのww……黄色いハゲwwww


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