✔ また前述の先斗と湊が先輩(若しくは的立ち位置の同僚)から受けている扱いが真逆である事にお気付きだろうか。「緊張しちゃいますぅ///」という素直な感情を出す度「じゃやめる?」と先輩から突き放されればそのように、無償の愛で惜しみない協力を施されればやはりそのように後輩達は次の誰かを扱っていく訳だが、どちらのパターンが定着した箱の方がその総合力を高め、後々まで伸びを見せるかは誰の目にも明らかだろう。仕事以上の関係を望む壱百満天原を頑ななビジネススタンスで突き放すアンジュも同じ事、その選択が良い波を起こすか否か、自分の箱を強固にするか弱らせるか、回り回って果たして自分は得をするのかどうかなどにじライバーは誰も考えていない。
結果誰にも守られず支えられてもいないライバーが続出してメンタルやモチベに支障を来すケースが後を絶たない訳だが、ホロライブでそれが稀なのは湊が宝鐘にされているのと同じように大抵の場合皆誰かに無償の愛で守られているからだ。
✔ 1:44~ 後輩への愛情と献身の精神に溢れる宝鐘はホロライブのトップだが一方にじさんじのトップはこの兎の人。圧とかギスとかいう手間のかからない安易な芸しか出来ないのがにじライバーの本懐だがこの切り抜きを観れば分かるようにその発端はこの人だし、またこの世代のにじライバー達だ。
月ノや剣持が同僚のために、湊に対する宝鐘の何分の一かでも献身的な振る舞いをしているのをここ最近で見た事があるだろうか。同箱の同僚という本来一蓮托生の運命共同体である相手にすら必ず壁を作り相手側に深く境界線を引くアンジュ、普通に愛でられるタイプの後輩を冷淡に扱うフレンのような所属ライバーを守らず寧ろ傷つける流れはここに端を発し、代々受け継がれてきたものだ。
【④.にじライバーは可愛くない】
✔ この切り抜きのように宝鐘が湊を娘として可愛がる事で湊は「若い」「あどけない」「とにかく可愛い」というステマを受けている訳だが、一方年下の後輩に萌えている宝鐘もほのかに可愛くないだろうか。センシティブこそ最大の売りと自負している宝鐘だが、実は誰かへの愛情をこうして発散させている時こそ宝鐘が最も魅力的に映える瞬間で、切り抜きもこっち系のシーンを切り抜いた物が圧倒的に多い。
✔ それと比較してこの後輩を只々いびっているだけの月ノは魅力的に見えるだろうか。先輩・後輩という関係なら誰が誰に仕掛けても同じ結果に終わる絡みを気怠く省エネに流していく様子には張りも覇気も何も感じられない。
✔ 1:37~ この先斗ぶった斬りフレンにも全く可愛げがない。天宮をいびっている月ノとこのフレンはどちらも圧とかギスのノリを仕掛ける形で仕事をこなしているつもりだが、こういうのはにじさんじの箱の中ですら最早響いていない。
✔ 0:39~ 戌亥から彼女が出来た報告を受けて嘘だと分かりつつも想像だけで泣いてしまうフレン。分かり切った話だがフレンが一番魅力的に映えるのはこういう瞬間で、だからこそこうして手描きの形で切り抜かれ100万回程の再生回数(同チャンネルに上がる他の動画の4、5倍)を稼いでいる。リスナーがフレンに求めるのはおバカやセンシティブや彼女ムーブよりもこの類のぶっ飛んだてぇてぇだと本人も体感では気付いている筈だが、もう軽く1年以上こっち系の仕事は成されていない。
代わりに行ったのが数ヵ月前の先斗ぶった斬りコラボだった訳だが、リスナーが一番求めているムーブから一番遠い事をやっている事に気付けやという話だ。リスナーから可愛がられなくて一番損をするのが誰なのかは義務教育を受けていなくてもさすがに分かる範囲だろう。
✔ 7:24~ まだにじさんじが暖かかった頃の2期文野のチャンネル登録者数30万人達成配信。誰かの周年記念を期生の近い者達で集まって見守るというのはなかなかにてぇて味が強く、キッタネぇゴミが何個か映っている事に目をつむれば上出来の配信と言えるだろう。
事務所のトップが気に入っている後輩の為に長々と時間を割いてそこに居続けたという意味では湊を愛でる宝鐘に近いものがあり、上に挙げた天宮をいびっているしょうもない月ノと比べてどちらが魅力的で、どちらがリスナーに愛されるかは明白だ。
私の知る限り月ノが行ったてぇてぇはこれが最後だがこの記念配信自体2年も前のもので、そこから月ノはリスナーからの最も強い需要の一つに応えていないし、一番魅力的な形で自分を売り込む事もしていない。「リスナーの最も好きな月ノ」の最上段付近に「文野を可愛がっている月ノ」の項目がある事など誰の目にも明らかではないだろうか。
✔ アイロンビーズやっとる場合か