✔ 『メンタル』のワードを全てを解決する魔法の言葉として重宝しているのは実は宝鐘も同じだ。活動の最小単位をデビュー当時と同じ「➁配信・動画・コラボ・曲」みたいな最小単位に固定したままでいたせいで活動から感じられるやり甲斐が減り続け、その状況に迷いやストレスは感じるものの物を考え切らずに生きてきたせいで結局十把一からげに『メンタル』で片付けるしかない。片やパワータイプでポジティブな意味合いで攻めの姿勢で、片や死に体のネガティブな面持ちで守りや言い訳の用途で『メンタル』のワードを使う訳だが、方向性が逆なだけでやっている事の趣旨は結局同じだ。
大空は現在格ゲーのやり込みに熱を入れているようだが、その一つ前に擦っていた遊戯王と同じくそれは近い内に終わる。遊戯王の前に何をしていたかと言えば英会話の習い事、その前はダンス、その前は夜見との絡み、カラーコーディネーターのアドバイスを受ける、ボイトレ、海外ホロメンとの関わりに力を入れる……現在の大空を見れば分かる通りそれらは全て何の効果も影響も残しておらず、その逐一が時間と労力の無駄にしかなっていない。活動上行うアクションの全てを「➁最小単位」どころか脊髄反射で全てを決める「極小単位」で行い続けた結果ここ数年の大空の活動期間は全て無駄に消費されてしまった訳だが、これは毎年ヘラっては治ってを繰り返すばかりで各種数字以外は何も進歩していない宝鐘にも同じ事が言える。感情を基に小さなスケールで活動を行う事を長期に渡って継続するのはやはり危険だという事だ。
今は格ゲーにハマっていて体系を太らせたがっている大空だが来年はシューターにハマっているかも知れないし、太り過ぎて今度は逆に痩せたがっているかも知れない。その翌年はソシャゲをやっているのかまた太りたがっているのか、脱出ゲーをやるのかマイクラをやるのかレトロRPGを制覇するのか、太い細いよりやっぱ美しさよと美ボディを手に入れるための筋トレに励むのか、何をするのか知らないが確かなのはその全てとそれに費やすここから先の大空の活動期間は全て無駄だという事だ。毎年同レベルの同パターンを繰り返して終わっていくだけの大空の活動に新展開が訪れる事は絶対になく、大空は既に残りの活動期間一杯を潰しにかかっている。──大空より上の地位にいるホロメンは皆活動に対して一定以上の熱意を保っていて新展開が望め、大空より下の地位にいるホロメンはVとして活動する上での初歩的な条件やテクニックを取り零しているケースが多く、比較的小さな力での改善が見込める。今ホロライブで一番存在価値のないライバーは実は大空なのかも知れない。
活動の最小単位を「➁配信・動画・曲」のような従来のものから「➁´小プロジェクト」に格上げする事の重要性が知りたければ大空を見ればいい。行動のスケールが小さければその存在価値もやはりそれに比例して小さくなっていく。「➁」をベースにするならぺーぺーの平ライバー、収益や立場だけを気にするならクリエイターではなく一般人に落ちてしまい、感情や気分をベースにするなら動物、脊髄反射でしか動かないなら大空、ではなく虫といった具合に………大空、お前いつからそんな風になってしまったん😭😭😭😭😭
✔ 活動の最小単位を「➁配信・動画等従来の最小単位」から「➁´広義の小プロジェクト」に格上げしていない事で迷走しているホロメンの例をいくつか挙げてみたが、その全てが「➁にじさんじとコラボしてみよう」「➁曲を作ってみよう」「➁毎年恒例の大会なんだから今年も開催しよう」「➁面白い事をやろう」「➁やりたい事をやろう」等の尺度をベースにし続けた結果多大な活動期間と、それにかけた労力を無駄にしている。
今年に入って箱の各所で繰り返されたにじさんじとのコラボを例に挙げれば分かり易い話だが、それを行ったホロメン達は皆「①今までとは違ったインスピレーション・アイディアを基に」「➁今までとは違った活動を行った」筈なのに一年近くたった今去年と比べて何の変化も起こせていないし、新しい流れも箱には生まれていないし、どこの誰もが何のアドも得ていない。「①新しく、芯を食ったインスピレーション」を得たとしてもそれを投射する先を「➁単発の動画・配信・コラボ」にしてしまった場合結局は何の成果も残せないという事の証明みたいなものだが、これは「➁従来の最小単位」を用いての活動を行った結果メンタルが上下を繰り返し数字以外の変化が何も起こっていないここ数年の宝鐘の活動や脊髄による判断で活動を展開し続けた結果将来性皆無の老害ライバーに堕ちてしまった大空の活動歴丸ごととも共通している。反対に「➁´配信の質の突き詰めにとにかく集中する」という小プロジェクトに従事し続けた結果箱内ランクを上げ続けているさくらみこを見ればやはり「➁」ではなく「➁´」を軸に活動を展開していく事の重要性がよく分かる。
「➁」→「➁´」の格上げを行わない場合、宝鐘は恐らくそう遠くない内にクリエイターとして潰れる。月ノやぽこピーの例も挙げたが、業界の発足以来誕生した全てのVTuberは例えどんなに成功していて恵まれた環境に居たとしても本質的な意味合いでは5年も持たない。ぽこピーは遅売れ気味に軌道に乗った後一年も経った頃、つまりデビュー5周年記念の半年程前にはネタが尽きて過去の希釈を繰り返すばかりになり月ノもそれは大体同じ、それ以前のキズナアイ世代の有名V達は全員隠居か引退、ホロライブでは今年デビュー5周年を迎えたげんたろう氏が男性問題で自滅し配信の視聴回数を大きく落とし、大空は5周年記念の半年程前から自分のホームに相当する箱内エリアに閉じ籠りホロメンとの関りを身内のみに限定化、習慣だった習い事の類を全部辞めてメンタル教に入信するに至り5周年を来年に控えた兎田は目に見えて数字を落とし始めている。同じように来年5周年を迎える宝鐘がこの記事シリーズの初めに紹介したような形でヘラり方の頻度と深度を上げている様子を見ても、やはり「Vの寿命は5年が限界」という法則の確度は高いようだ。
この法則を業界の有史以来初めて突破したのは日々の配信活動キレキレのさくらみこだが、さくらみこはホロライブの有名所、引いては業界の全ての有名Vの中で唯一「➁´配信の質の突き詰めに集中する」という小プロジェクトを軸に活動している。Vの5年の壁を唯一突破したVが業界で唯一行っていたのが小プロジェクトへの従事である事から活動の最小単位を「➁従来の最小単位」→「➁´小プロジェクト」へと格上げする事がVを『5年の壁の法則』から救う唯一の方法である事が推して測れる。
つまりそれを叶えられない場合宝鐘も活動5周年、つまり来年の昭和歌謡祭を行う少し前にはVとしての本質的な部分で死を迎え、これまでの活動の希釈版を嫌々繰り返すだけのガラクタと化す可能性が極めて高いという事だ。──一年の何割かを必ずメンタルの不調を理由になし崩し的に休止期間とし、いざ配信をしても泣くわ開き直るわやっぱり泣いて謝るわ、その流れで欠伸をかますわという錯乱ぶりを晒している様子からもう既にVとしては成立してないんじゃ、という意見があるとするならそれは特に否定しない。
先にこの一連のシリーズの最終記事となる次回の記事の落ちを言ってしまうと、蟻みたいにちっぽけな存在のV(つまりときのそら)にはそれに合った小さなハードルが、象みたいなサイズの大きなV(つまり宝鐘)にはそれに見合った巨大なハードルがあって、活動上それぞれがそれぞれを塞いでいる訳だけどそれを越えないと新しい展開も何も迎えられないよね、頑張ろうね、みたいな話なのだが、「活動の最小単位を配信・動画等従来の物から小プロジェクトに切り替えるべし」という宝鐘の前に横たわっているハードルは宝鐘が今既に持っている能力や知名度、人脈等を以てすれば越えるのにさほど苦労はいらず、とても「巨大な」とは言えないレベルのものだ。得ているアドが大きくてやろうと思いさえすればかなり何でも出来る、という事以上に「小プロジェクト」のサイズはそもそも自由だ。これやったら面白そうと何となく思い付いた「①インスピレーション」を落とし込む先を「➁どんな配信やろう」「➁ショートでどんなネタ動画作ろう」「➁どんな曲を作ったらバズるかな」「➁短期で連続企画にしてみるか」みたいな極小単位よりミリでも大きければ結構何でもいい、そんなぬるいハードルだ。
それでも私は宝鐘はこのハードルを越えられないだろうなと思う。いよいよトチ狂い始めたヘラり方だとか、いい年こいてメンタルメンタル言う事を盾に出来てしまえる稚拙さだとかもそう思うに至る材料の一つではあるのだがそれ以上に宝鐘は見かけ以上に待ち属性だし、精神構造がパンピーに近くて活動のスケールを意図的に拡大して高みを目指すような社長ムーブ・リーダームーブが出来るようになるとはとても思えない。
