✔ こういった形でやはり1期よりデビューの早い二人、「0期中の0期生」は1期の五人に輪をかけて《ホロライブ》から逸脱している。特に酷いのはときのそらだが、ときのそらは「デビュー時期が一番早く2~3期までのホロライブの中心メンバー達との距離がより遠い」「【一番先輩】という立場から下の期生のメンバー達を見習い迎合する心理が起きにくい」などといった《ホロライブ》への同化を阻害する要素が他より多く付随していて、やはりVとしての自分の主旨を2~3期の中心メンバー達へと寄せていく事がホロメンの活動を上向かせていく上で重要なカギを握っている事が逆説的に読み取れる。
大空~ぺこマリ辺りまでの、《ホロライブ》の基礎を形作り事務所をブレイクへと導いた中心人物達を「ホロライブの核」という意味で《ホロコア》、4期以下のメンバー達のような形でVとしての自分自身と活動の主旨・方向性を《ホロコア》に寄せていく行いを《ホロ》にローカライズするという意味で《ホローカライズ》すると仮に言い表すとする。
次にここまでに挙げてきたホロライブ1期生及び「0期中の0期生」の計七人のVとしての粗、活動上の悪癖などを箇条書きにしていく。
■アキ・ローゼンタール
①.《ホロコア》を忌避する事による箱内での空気化。
➁.《ホロライブ》の外に活動の軸足を置く事による箱内での空気化・及び同僚からの協力の不得。
③.女性的・アイドル的な魅力をファンではなく箱外の男性共演者に向けて放つという判断ミスによりVとしての商品価値を上げ損ねる。
④.病的な他責思考による意味不明な発言の繰り返しでリスナー・同僚からの信用を損なう。
⑤.歌とダンスの才能に恵まれ度々アピールの場を設けるも《ホローカライズ》していない、つまりアイドル・アーティストとしての自分を確立していないため全く注目されない。
⑥.時代錯誤でレベルが低過ぎ、現環境で人気を獲得出来る筈のないモデル。
■夜空メル
①.最たるキャラ属性「PON」が活動の基盤にまで及び、フィーリング任せの支離滅裂な活動の末に自滅。
➁.リスナーの目に触れる場での異常なローテンション。
③.《ホロコア》とのコネクトが皆無で全ホロメン中最高クラスに箱で空気化。
④.極めて下手な引き芸・皮肉芸を自分の地のキャラをスポイルする形で配信中謎に励行。
■白上フブキ
①.配信中「面白さ」「可愛さ」「萌えポイント」のような『見どころ』ではなくそれ自体をつつがなく進行して無事に終わらせ、数をとにかく撃つという形で『能率』『作業量』を重視するという活動へのズレた認識。
➁.百合・センシティブ・お笑いムーブ等のホロの鉄板ノリを嫌い、コラボ等で強いられた際はマジレスやガチ拒否ワード(「ライン越え!ww」「怖いぃぃ…」等)を用い配信の空気を壊してでも断固拒絶。
③.「虐」のニュアンスと力加減を理解しておらずそれのつもりで「攻撃」「虐め」を行う。もちろん全然笑えない。
④.モチベが高く向上心が強いものの「コーン営業」「個人技のレベルアップ」等今以上を目指す上で欠かせない要素を逐一取り落とす。
⑤.事務所一クラスのアイドルボイスをトーンを低く、抑揚を抑える事で人工音声のような風合いに。「アイドル事務所」で「アイドルボイスを封印する」という意味不明な判断。
■夏色まつり
①.「センシティブ」「アブノーマル」ではなく「不潔」「下劣」ノリを事務所で唯一励行。
➁.同僚と「連帯」するのではなく同僚を「支配」「コントロール」する事を望み隙あらば試みる。
③.《ホロコア》からの逃避による箱内での空気化、及び《ホロコア》からの庇護と協力の不得。
④.現環境では通用しない低レベルなモデル。
⑤.箱最低クラスの低民度。
■赤井はあと
①.思い付きのアイディアを同僚を巻き込む形で乱暴に連発するだけという常軌を逸した活動姿勢。
➁.業界最低クラスのトーク能力。
③.《ホロコア》とのコネクトが皆無でそこから得られる協力もゼロ。
④.身勝手過ぎて箱の全方位からの信用度・好感度が低い。
■ロボ子
①.異常なローテンション。
➁.脳を稼働させないままのトーク。
③.話題は怪我か病気の話だけ。
④.遅刻・寝坊の繰り返し。
⑤.《ホロコア》どころかまともに繋がれている同僚が箱内に一人もいない。
⑥.箱外にもいない。
⑦.単体のVとしては既に崩壊している状態(配信の同接数は箱内で最低で、恐らくそう遠くないうちに四桁を割る)。
■ときのそら
①.呪物サムネ。
➁.鬱々とした配信態度。
③.謎のマジレスに代表される高慢な振る舞い。強烈にKY。
④.故に取っ付きにくく、《ホロコア》との連携が取れない。
⑤.「呪物サムネ」・「配信主に負担を強いるKY凸」等の例を見れば分かる通りVとしてのあらゆる技能・活動所作が最低レベルですら未習得で、単体のVTuberとしてそもそも成立していない。
✔ 大体こんなところだが、これらは全て彼女達が《ホロライブ》の価値と特色を正しく認識し、《ホロコア》を参考に《ホローカライズ》していく事で払拭され、解決される。その行程をデビュー前から始め《ホローカライズ》を正しく完了させている4期以下のまともなメンバー達が誰もここに挙げたような粗を持たず、プレミも働かない事がその証拠で、彼女達がホロライブでデビューするに当たり辿った「①《ホロライブ》を見つける」→「➁強く惚れ込む」→「③日常的な視聴を繰り返すうちその一員になる事を志すようになる」→「④採用試験を受ける」→「⑤受かり晴れて《ホロライブ》の一員になる」という一連のステップのうち最も重要な「➁」「③」を遅ればせながら踏む事により全ては解決するという、要はそういう簡単な話だ。──夜空は既に退所しているが《ホローカライズ》は外部で個人勢をやっていても同じ理念を基にそこにいる同業者達を相手に再現が可能で、夜空がVとして生き残っていくにはそれが唯一の選択肢でもある。
この件は話自体はとても簡単だし、成功した時1期と「0期中の0期生」のメンバー達それぞれが持つ粗が払拭され活動が上向く事にも間違いはないのだが、問題は彼女達自身がその必要性に気付くか、という事と気付いたところで果たして実際に出来るのか、という二点。
「1と0期中の0期」の七人のうちアキロゼとときのそらはどちらもものを考える力が極端に弱く、またどちら共が三十路のいい歳で人間が固まっていて今から新しい発想を基に、自分自身へとテコ入れを加えていく事を自発的に行う可能性に関しては絶望的、ロボ子と夜空、赤井は二人よりさらに論理的思考能力が崩壊していて夏色は最早全てを諦めヤケクソの暴走状態、白上は一人だけ《ホローカライズ》に一年も前から着手しているがその進行は極めて緩慢で、頻度が激増した《ホロコア》のメンバー達とのコラボではやはり一人だけ立ち回りが方向性を違えていて足を引っ張りがちだ。
そもそも論《ホロライブ》の特異な気風と特色に傾倒して感じ入り実際に身を置きたい、人生ごとをその中に投げ入れ自分もその一部になりたいとまで思う女性というのは世間一般はもちろんVの中の人・中の人候補者の基準で言っても極めて稀だ。
《ホロライブ》確立以前にただVがやりたいからというだけの理由でホロに参加した「1と0期中の0期」のメンバー達が《ホローカライズ》に前向きになれる趣味嗜好・精神性を持ち合わせているかと言えばそうではない可能性の方が圧倒的に高く、そのためあってか彼女達は4期以下が狂おしい程に求めた《ホロライブ》を足掛け六年も眼下に置きながらそこに参加するどころか興味を示す様子すら見せない。「1と0期中の0期」の七人は内面的にそもそも《ホロライブ》に向いていない人材で《ホローカライズ》など到底無理である可能性がとても高い訳だが、その場合彼女達の将来もやはり絶望的だ。