✔ 1:32~ 夜空の脱退が発表されたその日の配信で率直な気持ちを話す桃鈴。気丈に振る舞おうとするも「寂しい」と一度口にした途端ズルズルと「寂しい」「悲しい」しか言えなくなってしまうこの感じは間違いなくガチだ。──マイナスの種類ではあるもののこれもVとVの絆を表す紛れもない「てぇてぇ」で、他のホロメンがこの件に触れた部分を切り抜いた切り抜きより随分多く回った再生回数がそれを証明している。
今回ホロメン達が夜空の脱退に関してあまりに沈黙し過ぎている事に関しては私のような夜空過激派からすれば「冷てぇじゃねぇか」「寂しいじゃねぇか」「世界が終わったってのにパチモンゲーなんか何楽しくやってやがんだ」といった感情論に尽きるのだが、それとは別にもう一つ言えるのは「これ、てぇてぇの産み所だよ?」という事。夏色や大神や桃鈴が夜空の脱退を受けてとった行動はどれも間違いなくホロリスのてぇてぇ受容体を刺激するもので、切り抜きの数やそれが作られるスピード、再生回数を見ても分かるように喜ばれる事はあっても忌避される事はまずない。はっきりと名前を出し悲しみ悼んで見せればリスナー、特に元かぷ民からの信頼度は爆上がりだろうし大神のように哀悼の儀を行えばそれに加えて辞めたメンバーへのメッセージにもなり、自分にも周囲にもけじめを示せるので次の日から明るく楽しくPalってもどこからも何のヘイトも買わない。リアルで誰かが死ねば当然行う葬式にも大体同じような効果があり、それにも倣ってここは何かしらやらない手はなかった筈なのだが、大神や桃鈴達の様子を見てみると運営から夜空に触れる事について特に止められている様子はなく、やはり単純にホロメン達がバカなだけなようだ。
この切り抜きの中で桃鈴は他にも「自分も辛いけど1期の人達の方がもっと辛い」「誰か(自分)が元気にやんないと箱全体が暗くなっちゃう」といった趣旨の発言もしているが、残念ながら1期は夏色以外誰も今回の件を気にしていないし、桃鈴が気丈に振る舞わなくても他のホロメンは普通に元気で通常営業、皆仲良くPalってご機嫌だ。桃鈴までもが悲しい気持ちを抑えて気丈に振る舞ったのは言ってみれば凸待ち0人の際に成されるあの空気読みと同じような状況なのだが、それを今回の件に置き換えると「夜空の葬儀への参列者0人」みたいな話になり、よくある凸待ち0人とは違い全く笑えない。今回桃鈴は夏色や大神のように素直に悲しみを吐露しておくのが正解だったようだ。
✔ 0:55~ 夜空と桃鈴のユニット「ねねメルねるね」は検索してもそのワードが乗った切り抜きが一個も出て来ないような冷眠ユニットで二人が仲が良いイメージは誰も持っていなかったと思うのだが、あるとするならち〇ぽいの絆……?──仲が良いと言うより桃鈴が夜空を勝手に好きだっただけなのかも知れない。
そんな桃鈴は最近では配信画面に「MY DREAM 20BILLION(200億…) subscriber」と書いて努力ではなく声かけで登録者を盛ろうとしたり正月早々配信タイトルでスパチャ飽食を働いたりとトレパク野郎の名に恥じぬ乱行を繰り返している。夜空のような人として好みな相手との関係を温める事すらしないまま平気で汚い真似を繰り返せてしまうこいつも結局バカな上にクズの狭小ホロメンで、やはり夜空と親しかったホロメンにはこんなのしかいない。近々のVCRでの炎上について夏色に裏で説教したという話があるが笑わせんなと言いたい。こいつに人を教育する権利はない。
✔ 夏色、大神、桃鈴に加え癒月やロボ子辺りが今回夜空の脱退を受けて分かり易く反応した面子だが、これはホロライブ基準で言うと「誰も反応していない」という事になる。下級以下のどうでもいいメンバーだけが誰も見ていない隅っこの方でグズグズと何やらゴネているのみで後は全員パルワールドでご機嫌なのであればやはり夜空はホロライブにとって要らないメンバーだったという事になるし、ホロメンも皆夜空の事なんかどうでも良くて内心身内にカウントしていなかったという事になる。
今回の夜空の脱退が桐生や潤羽の時と大きく違うのは「黙っていると」「本当にどうでもいいように見えてしまう」という事。天音はもちろん3~5期辺りまでとリスナーに見える所でちゃんと仲良くしていた桐生や、ぺこマリという事務所の二大タレントと実質家族だった潤羽の場合脱退後事務所全体が黙っていてもホロメン側から喪失を悲しむ無言の圧がはっきりと感じられるのだが他のホロメンとの表立った関係に乏しかった夜空の場合黙っていたらシンプルに要らなかったから放置しているだけに見える……と言うよりその事実がより強調されてしまって色んな意味でよろしくない。表向き取っている活動姿勢と激しく食い違う事もあって黙っている側も決して得はしないので、こういう事があった時は特にメイン処のホロメン達は大神のような哀悼の儀は無理でもせめて弔辞を述べるだとか意識的に名前を出し続けるだとかはした方がいい、というかそうした方が残ったホロメン、辞めた当人、リスナーの全方位が得をする。
所属ライバーが辞めないイメージの強いホロライブだが、桐生から潤羽、夜空までの期間を数えて三で割ると十カ月に一人、つまり一年足らずで一人辞めている計算になり、メンバーが自発的ではないにしろ何かしらの理由で脱退する事は恐らく同じようなペースで今後も続く。素直に考えるなら三年後には更に三人減っている筈で、その都度今回のように全員で静観を決め込むならそれはもうにじさんじと変わらない。度重なるメンバーの脱退を都度当たり前のように見送って平然と活動を続ける様にはてぇてぇはもちろん魅力も一切なく、画面を突き破ってその輪に参加したくなるようなホロライブ流の吸引力は生まれない。「いいでしょまた別の絵被って生き返るんだから」とDB式に流すのではなく一人一人との別れを手首にバツ印を描いて高く掲げるかの如く惜しむ事こそがホロライブのカラーだった筈だし、またVのリスナーの需要を満たすにもその形が一番だ。「にじさんじと違ったからここまで来れた」という事実は絶対に忘れてはならないし、「あいつらと同じになったら終わり」という日毎色濃くなりつつある危険性から目を離すべきではない。
✔ 夜空の名前を少し出しただけで切り抜きが量産された0期生の終われまテン。リスナーくんは全員アホなので「黙ってるけど当然悲しんでるよ、察しろよ」とかはやはり通用せず、このくらいはっきりと名前を出す事でようやく慰めが得られるようだ。シンプルに夜空と仲が良かったロボ子を除けばさくらみこだけが夜空の名前を出している形だがこの中でリスナーの需要に常々一番敏感に反応する人間もさくらみこで、やはりこれは意図的に行われたファンサービスという事になるのだろうし、御覧の通りそれはしっかりと反響を得て成功している。
こういう事があった時ホロメンはもっと「思ってるなら出した方がいい」し、「思ってなくても捻り出した方がいい」。触れ辛いからと忌避して、もしくは興味ないからとそのまま無視して和製中華ゲーなんかをPalってる姿など晒しても気持ちが悪いだけだ。───本当に何がいいのあのゲーム。プレイ画面がパチモン臭くてゲロ吐いちゃいそうなんですけど。