【A.エリートホロメンの稼働不全】
✔ 1:06:01~「ランク付け&カースト制の設置」の具体的な話の前にまず最近(と言っても一月程前)宝鐘がやったモンハンワイルズ配信を観て欲しいのだが、宝鐘はお決まりの”ババァ”の属性を活かしてそのキャラメイクをやり、一味「顔隠して」→宝鐘「本性表しやがったな」のお決まりの面白(笑)配信をたった二回やったきりモンハンワイルズに関しては切り上げている。後はエキスポ(3月8日敢行)の前後にそれ関連で一回ずつ、そのすぐ後に案件配信を一回やったきりでその後一月近く宝鐘は自チャンで配信を行っていない。──────見慣れたパターンではあるものの”配信者”の肩書を背負った者が「一月配信を行わない」というのは普通に異常事態だし、箱でトップの売れっ子タレントがその状態にあるホロライブという事務所もまともな形で回っているとは言えない。
これは簡潔に言い表すなら『カバー社が箱で最も生産性のあるタレント(=宝鐘)を稼働させられていない状態』だ。野球やサッカーのチームで言うならそこのエースが怪我かスランプでベンチに下がっている状態だし、国で言えば首相がボンクラの状態(だから日本は)だし、少年漫画で言えば主人公不在のままメインヴィランの率いる軍団との戦闘フェーズに入った状況だ。──────悟空不在のままフリーザやセルと戦わざるを得なくなったあの状況の、背中を冷や汗が伝う感覚を誰しも覚えているだろう。今ホロライブはその状況だし、何ならここ数年はずっとそんな状況が続いている。
「悟空不在」の状況をあの漫画の中で誰が支えたかと言えばそれはベジータだったりピッコロだったりしたわけだが、ホロライブのベジータは最近ヤラセ行為を働いたミミーチンだし、ピッコロは全ロス教の教祖様として自分のホーム(自チャンの中)だけを守って日々を過ごしている。
つまりホロライブは”ベスト3″に当たるような箱トップの主力ライバー達をすら十分な形で稼働させることが出来ていないし、彼女達のパフォーマンスを最大化させることも出来ていない。多分裏で「もうちょっと配信やって貰わないと困りますよ」とか「ヤラセとかはさすがに勘弁して下さい」とかいう苦言・忠言の類を投げかけたりはしていると思うが、既に説明した通り”ベスト3″だろうが何だろうがホロメン達は全員が『動物』だ。「馬の耳に念仏」と同じ話でホロメン達に日本語で何かを説いて稼働率を上げたり言動を正させたりすることは100%不可能だし、だからこそ「ちょっと風邪ひいて」「目が」「喉が」「メンタルが」とかの理由で数ヵ月スパンの休みを繰り返したりヤラセなんて信じられない行動に出たりする。
宝鐘を始めとした箱でトップクラスのホロメン達を具体的にどうしていくか、という話については後の頁で具体的に述べていくが、ここではっきりさせておきたいのは『カバー社は自社所属の中で一番生産性の高い、トップの位置に就いているタレント達をすら十分に稼働させることが出来ていない』ということだ。
【B.中~下級ホロの勘違い】
✔ ホロライブ関連で流れてくる切り抜きのおよそ3割は箱で中~下級に位置するホロメン達によるこういう【お気持ち系】【物申し系】【他のホロメンを腕組み評価系】【信者を教育してる系】【ナンパ・性被害・スカウト自慢系】等だが、この全てはタレントが生み出すコンテンツとして価値を孕まない。人気商売の従事者が生み出す”コンテンツの価値”とは常に『面白い』『可愛い』『凄い』『エモい』『アツい』『奇跡的な』等で、上の(【】で囲んだ)全てはプロ意識の低い話者が「言いたいから言ってるだけ」な、”灰汁”のような要らぬ副産物でしかない。
それらを「言いたいから言ってるだけ」な中~下級ホロ達が何故それを「言いたい」のかと言えば、それは「自分を大きく、良く見せたいから」もしくは何かしらの「利潤を得たいから」だ。【お気持ち】や【物申し】、【信者を教育】は「活動の上での自分の快適さを追求したい」「(信者を相手に)マウントを取ってパワーを感じたい」という目的でのみ行われ【他のホロメンを腕組み評価】【ナンパ・性被害・スカウト自慢】は「自分が他のホロメンを(対等のような形で)評価出来る程の存在であることをアピールしたい」「(モデルに隠れて実体の見えない)自分がそれだけ魅力的で価値ある人物であることをアピールしたい」がために行われるもの。プロ意識の低い中~下級のホロメン達は(プロ意識の高い上位のホロメン達と違い)その欲を抑えきれずこういった行動を頻発させてしまう、ということだ。
どういうことか簡潔に言い表すと、『箱で中~下級に位置するホロメン達は』『自分を大きく良く、魅力的に見せたり』『快適さや快感を得るためだけの行為を』『カバー社が貸し与えた権利を用いて』『カバー社が用意した聴衆に向けて行うことを日常的に繰り返している』。前記事で散々触れたような話だが、要するに「カバー社が貸し与えた権益」を所属ライバー達が自分達だけで貪って社に返すことをしていない状態だ。
箱でトップクラスのホロメン達同様、中~下級に位置するホロメン達もやはり『動物』で、「今これが出来ているのは誰のお陰なのか」「どういう仕組みで自分が所属している共同体は回っているのか」「自分は今何を思ってこの行動をとっていてそれには結局どういう意味があるのか」等を考える能力がない。彼女達の多くが飼育している犬猫同様エサを与えられ快適な住居を提供して貰っても感謝はしないしお返しもしないし、ちょっとしたことで反逆したり権利を主張したりする。
本質的に『動物』であっても、先程触れたような箱上位のホロメン達とこいつらとで大きく違うのは、こいつらには「意志」や「信条」の類もないということだ。例えばミミーチンは今回ヤラセを働いて「ふるびたかいず」を手に入れる配信を作ったわけだが、それは間違いなく「面白い配信を作りたい」「数字を伸ばして(数字が芳しくない今の)状況を打破したい」という強い意志があったからとられた行動で、ミミーチンが頭の足りないクズであることに疑いの余地はなかったとしてもその意志だけは本物で、信用に値するものだ。数ヵ月スパンの休みを繰り返す宝鐘が「ごめんなさい」と繰り返すのも全ロス教の教祖が配信部門において箱で一位の座に就いたのも全てはこういった「意志」や「信条」が彼女達の中にあったことの結果だと言え、だから同じ『動物』にしても彼女達の少なくとも一部箇所は信用に値し、今後への可能性もあって期待のかけ様もある。
それより一段程度の低い『動物』である中~下級のホロメン達には「ランク付け」とそれを基にした「カースト制」を用いてそれぞれの立場を可視化させ、カバー社の与える権益も大きく制限するのがいい。
(犬猫レベルの)『動物』をコントロールしパフォーマンスを最大化させる唯一絶対の手はいつも「餌(=権益)」と「序列意識(=カースト制)」だ。どちら共をむやみに、また多分にだらしなく飼い主(=カバー社)が手配したせいでやたらにワンワンと吠えまわり意味のない行動ばかりを繰り返す駄犬が大量に出来上がった、中~下級のホロメン達に関してはつまりそういう話だ。