【A.ぽこピーというV】
✔ ズレズレの方向性しか出してこないホロのアホな【数字主義】の運営なんかだと知らないVかも知れないが、これは「ぽこピー」という個人で動画形式の活動をしている近親〇姦コンビで、「動画勢個人」という括りで言うならトップの成績をもう4年近くもキープしている超有名人カップルだ。動画投稿の頻度自体が落ちたのでチャンネルごとが上げる総合的な数字は断続的に落ち続けているが、それでも投稿した全ての動画が今でも25~50万回程は回り続けている。
二人は何の企業にもお世話になっていない完全個人なので、その収入額は物凄いことになっているだろう。数人の運営チームを雇ってチャンネルを拡大することなど造作もないことだが、それでも二人が以前と変わらないクオリティのまま二人だけの形式で活動を続けるのは二人だけの時間・空間を誰にも邪魔されたくないからだ。スタッフなんかを下手に雇ってしまうと実は二人共が下着のみ着用の半裸姿でやっている撮影を服を着てやらなければならなくなってしまうし、撮影の体で行っている旅行デートに他人を同行させねばならなくなってしまい、そこでの情事も好きなタイミングに好きな場所で、好きな体位でヤることが出来なくなってしまう「やる気がない」こと以上に『やり方が分からない』せいだ。─────【個人だから多額の収入を得られる】→【でも個人だからそれ以上には進めない】というジレンマがここ数年ぽこピーを同じ場所に停滞させ続けている。
─────のだが、『それでもぽこピーは回り続けている』。ここでのポイントはそれだ。
【B.しょーもない足つぼ動画】
✔ 2:28~ 最近の足つぼマッサージ動画。2025年の動画だというのが信じられない低クオリティな画だが、これは案件動画で「足つぼマッサージ店」ではなくあの「Sony」から新型mocopiの宣伝のために承ったもの。─────凄いのか凄くないのかどっちかよく分からない。
ぽこピーが活動上でmocopiを多用する理由は『フルトラスタジオを持っていないから』だ。そのせいでこれみたいなガッタガタの低クオリティな動画が度々出来上がってしまうのだが、これが仮に「mocopi」ではなく「足つぼマッサージ店」の案件だったり、単純に「足つぼマッサージの企画動画」だった場合mocopiではなくフルトラスタジオを撮影場所にしてそこにマッサージ師をお迎えした方がずっと質の良いものが出来上がる。
ついでの話だが、(2:28~)の痛がるピーナッツくんのリアクションに対するマッサージ師の反応が悪過ぎる。Sonyから依頼を受けたのかぽこピーから依頼を受けたのかは分からないがこれは完全にハズレのマッサージ師だ。
✔ 3:11~ これは以前尾丸がやっていた類似の足つぼマッサージ企画だが、もう3年近くも前に製作されたというのにこちらの方が明らかにクオリティが高い。「①画質もモデルもトラッキングも綺麗で画が心地良い」「➁アシスタント(井筒)がいるので演者(=尾丸)がリアクションのみに集中出来る」「③足つぼマッサージ師が地上波常連のプロで仕事を分かっている」しでもう本当に言うことがない。
ぽこピーの場合完全二人体勢の個人勢であり続けていることで「①」~「③」の全てが一生クリア出来ないわけだが、ホロメンが同じ形式の活動を行った場合会社の力でそれらは一発クリア出来る。─────【A】と併せると『【A】ぽこピーの動画は低クオリティにも関わらず何年もの間安定して再生回数を稼ぎ続けているが』、『【B】ホロメンが会社のバックアップを得た場合即座に彼ら以上の動画を製作して投稿することが出来る』、となる。
これもついでの話だが、成績最底辺の尾丸に番組スタッフ(井筒)を付けた上で専用動画企画シリーズまでやらせるのは頭がおかし過ぎる。井筒は尾丸が個人的に連れて来た作家的な人間ではなくシンプルなカバースタッフで、この企画に携わっている分の給与は恐らく尾丸ではなくカバーから井筒に支払われている。よくは知らないが毎回フルトラ形式のこの企画は例の27億のスタジオで収録されている可能性が高いし、撮影だとか動画編集の類に多数のスタッフが(こちらも恐らく尾丸ではなくカバーからの要請を受けて)携わっているように見える。─────井筒含むスタッフ達へのギャラ、フルトラスタジオの使用料を尾丸が全額負担している可能性もゼロなわけではないが、それならそれでこの底辺タレントになんでそれがポケットマネーからポンと出せるだけの給与を支払ってんだカバーは、という話になってしまう。
やはりと言うかなんと言うか、この動画シリーズ「ポルカの伝説」は毎回せいぜい10万回ずつぐらいしか再生回数を稼いでおらず、これだと尾丸自体を切って新人をデビューさせた上で配信だけをやらせていた方がずっと費用対効果が高い。
こんなところに金を使って尾丸より成績優秀なホロメン達に変な案件をやらせたり過労で脱退にまで追い込んだりしているのだからやはりカバーのガバナンスは滅茶苦茶だ。夏色とがうる・ぐらの話同様、これも【下を活かして】→【上を立てない】カバーの悪しき体質の実例で、こんなやり方で事務所が上手く回るわけがないし、業績も伸びていくわけがない。
【C.「動画勢」の答え】
✔ 現在「動画勢個人」の界隈でぽこピーに次いで数字を持っている富士葵。最近では上げた動画のほとんどが10万回以上再生されるがこれは個人の動画勢Vとしては快挙でぽこピー以外には競争相手がいない状況だ。
今では”10万回プレイヤー”の富士葵だが以前は全くそうではなくむしろ動画勢の中では成績不振の部類で、回っても(投稿頻度自体が抑え目だった動画が)せいぜい3~4万回程度、その合間を埋めるゲーム配信の類も悪ければ1万回に到達しないことがザラだった。─────再生回数が伸び始めたのは動画活動を(運営のキクノジョー主導の下)本気で頑張り始めた大体3年程前で、”10万回”が当たり前のように出始めたのはこの1年程の間のこと。足掛け3年に渡る本気の努力が2024年にとうとう花開いた形だ。
暇だったら上に挙げた「桜餅(あるいは道明寺)」の動画でも観ていって欲しいのだが、これが本当に面白くない。「桜味って何味?」と言われても知らねぇよとしか言い様がないし、「桜餅の味は(巻いてある)葉っぱからしている」ってそりゃそうだろうねという話(さくら餅が好きな人は───何回も買って食っているだけに───当然知っている話だし、知らない人は───買ってもないし食ってもないだけに───桜餅が多分あまり好きではなく、この動画自体に興味がない)でしかないし、集めた桜の花びらをすり潰しておろし醤油のゲ〇みたいなのを作ってるのに関してはおめぇら本当に一体何やってんのとしかかける言葉が見当たらない。─────富士葵は歌を聴いてもらうためにVをやってる所謂”VSinger”というやつなのだが、こんなことをやってる”VSinger”の歌なんか誰も聴くわけがない、という当たり前の前提をこの二人は失念している。例えるなら「ためしてガッテン(NHK」みたいな企画主旨を「ニャンちゅうワールド(やっぱりNHK」の座組でやっているようなものだが、その二つを好んで観るような視聴者層はこういう若いアイドルタイプの歌を聴いて気持ち良くなったりはしない。
私は単体で見たこの二人それぞれの才能については認めているし、努力して数字を伸ばした点についてももちろん評価するが、それでもこの二人が一緒にやっているこの形式の動画はどれも本当に全く面白くない。─────それでも数字が伸びた理由は「質」だ。一本の動画に(くどい程に)山と盛った情報量やそれを懇切丁寧に分かり易く伝える編集力、事前に用意した書き込まれた台本に買い集めた小道具、”消えもの”の数々…………それらを総合して生まれる動画の「質」を保ったまま3年間こつこつと投稿を続けたことのみでこのチャンネルは動画の数字を伸ばしている。
つまり【A】【B】と併せて言うなら『【A】動画勢の個人Vが上げる動画は低クオリティにも関わらず何年もの間安定して再生回数を稼ぎ続けているが』、『【B】ホロメンが会社のバックアップを得た場合即座に彼ら以上の動画を製作して投稿することが出来る』上に『【C】”動画”は「質」を保ったまま投稿し続けることさえすれば必ず伸びるボロいジャンル』ということになる。
富士葵がここ数年で動画勢の勝ち組に収まったことの理由はまず間違いなく、何を置いても裏方スタッフ(兼相方)のキクノジョーの力があったおかげなのだが、動画勢のVが上げる動画の「質」を保ちたい場合この「裏方スタッフ」の存在は必須だ。それが用立てられないことがVの界隈において「動画勢」自体が少ないことの理由でもあり、また大抵の場合彼らが時間経過と共に「質」を保てなくなることの理由でもある。─────恐らくもう間もなく、あと数年で富士葵(と言うよりキクノジョーが主に回しているそのチャンネル)は数的な成績でぽこピーを抜く。才能の総合値やコンビ間のシナジー、掛け合いの面白さ、知名度やキャラの強さ等では明らかに上手なぽこピーがそれでも負ける理由は「裏方スタッフの不在」だ。体系化されていないチャンネル内構造がぽこピーの二人に今後「質」の保持を許さないだろうし、現時点で既にその兆候は極めて明確な形を以て現れ始めている。
「裏方スタッフ」が重要なキーとなる「動画形式での活動」が600人もの「裏方スタッフ」を抱えるホロライブで今まで見受けられなかったのは考えてみればおかしな話だ。所属しているV全員が「配信」を活動のメインに据えることが前提となっているホロライブだが、「裏方スタッフ」がものを言う以上「動画形式での活動」を行った時業界で一番強いのはまず間違いなくホロライブである筈なのだから。
【D.競合他社ではもう既に】