あるユニコーンの夢《女〇器、温まっちゃった……》include:[兎田ぺこら]*[さくらみこ]*天音かなた*風真いろは*AZKi*綺々羅々ヴィヴィ*天晴ひなた*B’z*ホロライブ/「天晴ひなた」か「天音カタナ」かどっちかみたいな名前の……/彼(カノ)ピッピが相手でも/兎田ぺこらの大水害(#^.^#)/~リスナーのみんなへ、愛を込めて~/異性愛者(ストレート)なんて許せねぇよなァ!!!!?/「YAGOOも女です。」/可哀い、可哀い、可哀想な子/まじきち、画策す……/今日なんか、まじきちとごじゃるがクリスマスパーティー配信、するんだってぇ……?/ぺこみこ大戦争(意味深)/Vの怖い話

VTuber


《女〇器、温まっちゃった……》3/4「真冬の夜の大水害」




『ごじゃる、どうしたんだよ』『聞いてくれよ、僕の話を』

『いーえ、』『もう我慢の限界でごじゃる』

テーブルに山と並んだクリスマスディナーをつつきながら、二人してままごとみたいなシャンパンを開けちびちびとやった。

コイツが私の前に置いてある〝鳥の丸ごと一羽焼き〟をフォークでちょいちょいと払うような仕草をしながら言う。

「それちょっとそっちにやって欲しいちょろ」

「何?」

「それ、その」「キモいの」

心底嫌そうな顔で〝一羽焼き〟をじろりと見下ろす。

「何笑、」「そんなダメズェ?これ笑」

「無理無理無理無理、」「真面目に無理ちょろ」

箱を開けた瞬間御開帳した〝一羽焼き〟が〝生き物の死体そのままの姿過ぎるから〟という理由で相当生理的に無理だったらしく、コイツはそれを丸々私に押し付け触りもしなくなった。今私の目の前には一般家庭のクリスマスディナーとしてはかなり豪華な鳥の丸焼きがでかでかと置かれている。

「足をちょっと切ってやるから」「それ食えばいいんだズェ」

「いいいいいいいい」「無理無理無理無理」

「何が無理なんズェ」

「そんな怖いのから切ったモノなんか無理ちょろ」「食えないちょろ、とても」

「それと同じものなんだズェ?」

「?」「何が?」

「その、今手に持って食ってるやつズェ」

「????????」「は?」「ちょろ」

「それと同じものがこいつからも取れるんだズェ」

手に特大のローストチキンを持ち口の横を茶色く汚した顔のまま

ポカンと口を開けこちらを見つめる。

「????????」「お前さまマジ、」「何言ってるちょろ……?」

「まあ見てるがいいズェ、」「今切ってやっから………」

腕まくりをして結構値が張ったキッチンナイフを握る。

『僕は本当に酷い目に遭わされたんだよ、』『運営と派閥にィ、、、』

『なりません』

『なんでだよォ、、、』

『派閥はともかく、運営にはごじゃるも思うところはあるでごじゃる』

『そ、』『そうだよなぁ!?』『だったらなんで』

『しかし、ごじゃるは運営に恩があるでごじゃる』

『……………?』『オン……………?』

『そうでごじゃる』『かけられた迷惑は山のようなれど』『ごじゃるが死にかけの声優崩れだったところをすくい上げ、かような有難きお仕事に就かせてくだされたのもまた運営』

『………………』

『ごじゃるは腐っても侍』『受けた恩は忘れぬでごじゃる』

『………………』

『派閥にしても同じでごじゃる』『コミュ障のごじゃるがデビュー後すぐに手をこまねいているところにお前もこっち来いよと声をかけてくださった』

『………………』

『こちらも優先的に集まりに呼んでもらえぬぐらいで恨むなど到底………』

『………………何、』『何、言ってんだよォ、、、』

『……………先輩、』

『全然分かんねぇよォ、』『何言ってんのか、、、』

『……………先輩』

「消されるちょろね、」「この子」

テーブルに肘を突いた手にあごを乗せたまま、コイツが呟く。

「んー?」

〝ゴリ、、、〟〝ゴリ、、、〟

「(説明書通りに切れてはいる筈だけど、)」「(最後の太い骨のところがなかなか切れない………)」

「ここまで騒いだらさすがにダメちょろ」「消されるちょろよ、運営に」

「あ、やっぱ」「そう思うズェ?」

〝バキッ、〟と大きめの音がして、〝鳥の丸ごと一羽焼き〟の左足が外れた

「(出来たァ……/////)」

「当然ちょろ」「消されるちょろよ、この前捕まったリーカーみたいに」

「ほら、食うんだズェ」

「ん、」

〝一羽焼き〟から取った左足を手渡す。

「まだ食べてるちょろぉ、、、」

「いいからこっち食べるんだズェ、」「冷めちゃう前に」「ズェ」

切りながら見て触っていで分かった。

〝一羽焼き〟、めっちゃいい肉。

今コイツが食ってるのとは比べ物にならないぐらい。

「ん~、」「分かったちょろ」

コイツから受け取った冷めかけの鳥の足を齧りながら、訊く。

「でもなんか、コラボしてなかったズェ?」「この前」

「ん~、」「してたちょろ、この前」「てか昨日………」

「あ、やっぱりズェ?」

「そう。」「ダルかったちょろ~、、、」「この忙しい中わざわざ時間割いて」

「あ、そう」

「うんちょろ」

「………………」

引っ掛かっていた疑問を投げかけてみることにした。

「名前、、、」

「うん」

「何だったズェ?」「コイツ」

「え?」

「名前。」「なんか〝天晴あっぱれ〟みたいな、」

「………………」

天晴あっぱれ、ひなた…………」

「名前、」

「うん。」

「あるちょろ?」

はっ?

「はっ?」

「名前あるちょろ?」「この後輩」

……………いや、

いやいや。

「あるズェ、そりゃ」「うちに所属してVやってんだから」

「………………」「ふゥ~ん、、、、」

「………………」

いや、

ふゥ~んて。

「だとしても、」

「うん。」

「知らないちょろ、名前は」

「え、」「コラボしといて?」

「そうちょろ」

「そうなんズェ?」

「そうなんずぇ。」「聞いた覚えがないちょろ」「あと、」

「………………?」

天晴あっぱれひなたは外部のVちょろ」

……………あ、

「そうだっけ?」

「そうちょろ」

何か非常に合点がいくものがあった。

……………うん、確かに。

天晴あっぱれひなた〟はどこか外部のVだった気がする。

「この前辞めた奴が外で組んだ………」「うンまっ、」

手渡した〝一羽焼き〟を一口食べたコイツが驚きの声を上げる。

「な?w」「だろ?」「ズェwww」

「うんまいちょろねぇ、」「これ」

テーブルの上を見回しながら尋ねる。

「どこから出したちょろ………」

「だから、」「コレだズェ」

〝一羽焼き〟の上を向いてでっぷりとした腹を

キッチンナイフの側面でペシぺシと叩く。

「ゲェッ、、、、」

「めっちゃいい肉だズェ、これ」

〝見たくもない〟と言わんばかりに体ごとで目を逸らし、PC画面の方に向き直る。

「他の料理冷蔵しといて、今日は取り敢えずコレ食べようズェ」「じゃないともったいないズェ」「古くしちゃうと」

「………………」「切って、」

「……………え?」

「切って、各部位ごとにバラして」

「うん」

「欲しいちょろ」「そしたら食べるちょろ、頑張って」

「そーか笑」「わかった、」「任せるんズェ」

「それから、」

「うん?」

〝一羽焼き〟の足をトン、と皿に置いてこちらに向き直る。

「……………ちゅー、」「して欲しいちょろ」

「え?」

「して欲しいちょろ、」「今…………」

「………………」「ん、分かった」

少しだけ歩み寄って口を付けると鳥の足で汚れた手で私の首か頭をまさぐる仕草をし、少し躊躇してから私のまくった腕を掴んだ。

肉と、

アルコールの混ざった匂いが口いっぱいに広がる。

離れちゃダメな空気を感じてしばらくそのままキープしていると、自分からプハッと口を離して言った。

「………ハァ、腕まくりっ、」「とかぁ、」「ハァ、」

「……………うん」

「ゴリ、ゴリ、とかそういう力強い音っ、」「とかぁ、」「ハァ、」

「……………うん」

「〝任せろ〟とかそういうのぉ、」「全部ぅ、」「ハァ、」「ハァ、」

「うん」

「感じちゃ、」「うッ!!!」

〝ジュッ、〟と小さく、下の方で破裂音がした。

「うん」

「ハァ、ハァ、」「かっ、」「らぁ、、、、」

「うん」

「お前さまが言うからぁ、」「ハァ、」「我慢してるっ、」「のにぃ、」「ハァ、」

「……………うん」

〝ジュッ、〟〝ジュッ、〟と二連続でまた小さく、

イスの上で飛沫しぶく音が聞こえた。

「ハァ、」「ば、」「ばかぁ、、、、」

「……………うん、」「ごめんね」

汚れていない方の手で顔にかかった髪をすくって耳にかけ、

「だズェ」

「あ゛ッ!」「うッ!」「あッ!」「ダメっ、、、、」

その手でそのまま耳を掴み、

親指を耳の穴の中に入れてグイ、と挟み込み

全体を押し潰した。

「あ゛っ!!!」「あ゛っ!!!」「も゛ぅっ!!!」「あ゛っ!!!」

コイツは私をどんっ、とイスに押し倒して座らせ、

自分も私の左膝の上に跨った。

「う゛っぎゅ!」「あ゛っぎゅ!」

私の両肩を両手で掴み、

スカートがめくれ上がって露になった黒タイツの股間を

私の膝にゴス、ゴス、と擦り付けて苦しそうにうめく。

「う゛ぅーーーー……………」「う゛っ、」「あ゛っ、」

左膝の上で〝バッシャ、〟〝ビュ、〟〝ビチャ、〟と水害の籠った音が鳴り響いている。

「………………」

「う゛ぅー………」

「………………」

「う゛っ、」「う゛ぅー………」

膝の上に深々と跨り、私の頭を全身で抱えて小さくうめく。

「う゛っ………」

「………………」

黒タイツの中ではまだ〝ビッ〟〝ビッ〟と、

水害の余波が続いている。

「………………」

「………………ハァー、」「ハァー、」

「………………」

「ハァー、」

「………………」

「ハァー………、」

「………………」

「………………」

「………………」

「………………」

「………………落ち着いたズェ?」

「………………」 

水害の音と体の痙攣は止まっていたけど、

全身で私の頭を抱えたままの上半身は

一向に放そうとしてくれなかった。

「ちょっと、」「重いズェ?」

「………………」

「履いてるモノも替えなきゃ漏れちゃう、」

「なんか、」「やっぱり」

小さな声で、何事か言う。

「……………ちょろ」

「ズェ?」

「なんかやっぱり、」「イジワルちょろ」

バッと体を離して

上気して赤いままの顔で真っ直ぐにみつめてくる。

「なんか、」

「え、」

「なんか………」

「な、笑」「何だズェ笑」

「怒ってるちょろ?」

ギクリ

「え、」「いやいやいやいや笑」「ズェ笑」

「なんか怒ってるちょろ、」「お前さま」

「いやいやいやいや笑」

鋭い。

素は男っぽくてもその実、

女だてらに女らしく生き

女女とした性格をしているコイツは

こういう時女の勘が

物凄く鋭く働く。

「何ちょろ」

「いや、」「いやいやいやいや笑」「ズェ笑」

反射的に顔を逸らす。

「言うちょろ」

「いやいやいや、」「いや笑」

追尾してくる。

イ〇終わりでまだ緩んでいる

上気した顔で。

「絶対なんかあるちょろ」

「いやいや、」「本当に何も」

「言うちょろ」

逸らす。

「いや本当に何も」

追尾してくる。

「逃げんなちょろ」

逸らす。

「いやいやもう本当に何も」

追尾してくる。

「無理ちょろ!」「顔に出てる」

逸らす。

「いやもう本当に笑」「何がだズェ笑」

追尾してくる。

べったりと。

イ〇終わりで上気した赤い顔で。

甘い酒の香りがする息を吹きかけながら。

上半身を私の体の前面にワイパーのように擦り付け

Eカップのムチムチおっ〇いをガスガスと押し付けながら。

「もーーー!!」「お前さま!」

「いや!本当に」「本当に何もないズェ笑」

「嘘つけ………」

「何もないけど、、、、」

「うん、」

「何もないけど」

「………………」

「ど、」「どうだったんだズェ?」「今日の………」

「………………何、」

「あの、、、」

「………………」

「3D、オフ、」「コラボ…………」


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