【①.日毎同僚との関係性を失っていく天音】
【➁.定番コラボメンバーは歪な顔ぶれ。理由は自己評価低さ故の「オア検索」】
【③.ホロライブでやっていくなら「五大ホロメン」との関係構築が大事】
【④.「人間関係三大ホロメン」との関係はもっと大事】
【⑤.天音の「オア検索」は「五大」「三大」との関係構築を著しく阻害する】
【⑥.会話用AIを暇潰しに重宝している天音だが、宝鐘にとっては天音がそれ】
【⑦.「五大」「三大」の中で天音が築いているのは宝鐘とのそんな関係ただ一つ】
【⑧.天音の現状はデビュー以来最も悲惨。同期メンバー達と比較するとそれはより顕著になるが、それはまた次の記事の話】
✔ 宝鐘は今年に入ってから人間関係を拡げる為にやった行動が全て空振りに終わった訳だが、天音はそれより遥かに酷い。ダークソウル配信が成功して一人で滾々と配信するスタイルが板に付いた流れが勢いを増し、今天音は自分のチャンネルに引き籠る事でホロメン達との関係を次々に失い、打つ手が無くなって活動からも離れ始めている。配信の視聴回数は中堅所と言える範囲から今にも零れ落ちそうだし、リスナーを刺激する事が長らく出来ていないのでチャンネル登録者数の増加も極めて緩慢だ。
このブログで何度も言っている事だが、天音は病気だ。本人もそのマズさには薄々気付いているようでモソモソと色々動いてはいるようなのだが、何をやっても病的な行動に病的な行動を上塗っているだけで一向に埒が明かない。それが極まって今天音の活動は本当に行き詰まり始めている訳だが、一度ここまで落ちてしまうと調子を取り戻すホロメンはまずいない。天音がまともな体裁を保っていられるのも今が最後だろう。
✔ 人間関係の拡張と言えばコラボが一つカギになるのだが、天音が安定してコラボを重ねているのは沙花叉・AZKi・姫森、稀に雪花・博衣、裏でも連絡を取り合っているエピソードがたまに聞かれるのが宝鐘、といったところ。
パッと見ただけでも変な面子だと思うがその違和感の正体は「一貫性の無さ」だ。沙花叉や雪花、宝鐘はDQN系でAZKiと博衣はお上品系、姫森はサバサバ系だが普通ホロメンは自分と似たタイプのホロメンと多めにつるむ。沙花叉・雪花・宝鐘はその他DQN系とセットになっているところをよく見かけるしAZKiはときのそらや風真等と仲が良く、姫森は大空が一番仲の良い相手だがその界隈も同じようなサバサバ系女子ばかりで集まっている。全ての属性が同じようなバランスで軒を連ねている天音のコラボ相手のラインナップはどう考えても不自然だ。
こんな事は気持ち悪過ぎて文字にするのも嫌なのだが、天音は【自分なんかが絡みに行ってもいい相手】とだけコラボを重ねている。AZKi、姫森は箱の中で窓際化してしまっていて誰かが声をかけてやった方が本人達の為になり、博衣は自分より後輩でまだ数的な部分で自分より下、宝鐘と沙花叉は便利使い目的で自分から連絡をとってくるので当然絡んで良し、という事で天音が今安定してコラボを重ねている相手は天音的に「自分なんかが絡みにいってもいい相手」と判断したホロメンに限定される。「①成績不振」「➁立場が下」「③はぐれ者」「④相手から来てる」等の条件でオア検索をかけた上で上がって来た相手とのみ繋ぎを取りに行くのが天音の人間関係の構築スタイルだ。
ホロリスはホロメン同士が友達として仲良くしている画がとにかく好きな訳だが、関係を結ぶ前に「自分なんかが絡んでいい相手だろうか」と一回相手を値踏みするような段階を踏んでから絡みに行った結果出来た人間関係に「友達」のニュアンスなど出る訳がない。だから上に挙げたホロメン達と天音との関係は天音の活動上何のメリットも生み出していないし、関係性売りに一役買っている関わりも一つもない。それがあるから売れっ子ホロメンには今の地位があるし、今は上手くいっていないホロメンにも逆転のチャンスが残り続ける訳なのだが、天音にはそれが全くない。ここ半年程何やらモゾモゾと動いていたのはずっと見ていたがどれ一つとして意味のある動きはない。
ホロライブでやっていくには他のホロメンとの人間関係がとにかく大事な訳だが、その中でも五大ホロメン(宝鐘・兎田・さくらみこ・星街・大空、拡散力が強い為)との密接な関わりが重要で、その中でもさらに人間関係三大ホロメン(宝鐘・さくらみこ・大空、五大ホロメンの中でも同僚を拡散しようとする習性が強い)との関わりがとにかく大事だ。その関わりは「話が出来て仕事がし易い」程度ではなく「親友」と言える程でなければならない。天音には人間関係三大ホロメンどころか五大ホロメンとの関係性さえ一つも無い。
✔ 「すばちょこるなたん」と呼ばれる大空を中心とした集まり。大空以外の三人はVとしての適性をほとんど何も持っておらず、成績も悪ければ人気も無くて一人だと配信者としての価値など一切持たない人間ばかりだが、大空がこの三人の面倒を見る事をやめない事で今もホロライブの中で最低限の体裁は保てている。
大空は気に入った同僚を引き上げて拡散して居場所を与える事を一生やめない。だから声が汚くてやる気もなくて話が面白くなくてゲームも歌も声真似も何も出来ない声に老いが出てしまっている年増のババアでも大空と友達でいるだけでホロライブでの一定の地位は確保され続ける。この三人もそうだが大空だけのお陰でホロライブでやっていけているVはまだ他に何人もいる。
✔ 企画勘がとにかく強くてホロリスの琴線に触れる企画を連発するさくらみこ。「桃鈴家」はホロライブ屈指のおバカVを三人集めた企画だが、この組み合わせはホロライブにある程度詳しいなら誰でもクリックせずにはいられない面子だ。夜空・桃鈴という成績不振の二人をこれ以上活かす企画はないし、もし「桃鈴家」が今後も擦られるなら参加している二人は兎にも角にもこれに全力投球しておけば成績改善は十分に見込めるだろう。
さくらみこは大空のように人間関係を押せ押せで構築していくタイプではないのだが、色んな意味で愛玩犬みたいなさくらみこの周りには人が集まり易く、さくらみこを鎹として構成されているような組み合わせはホロライブに多い。ホロライブで一番売れている他の四人も全員さくらみことは(最低でも一時的には)仲が良く、さくらみことしっかりと友達になっておく事はホロライブで上を目指す上で避けては通れない道と言える。
✔ 宝鐘が今最も仲のいいホロメンの一人湊のホラゲ配信の模様。湊の配信の裏でネタを用意して待機している宝鐘に湊が通話を繋いでいく形。
いくら仲のいいホロメンの為とはいえ声芸を新しく身に付けて専用のBGMまで用意して、配信の裏で何時間も待機し続ける人間はなかなかいない。何故宝鐘が湊の為にここまでするのかと言えば、それは一重に愛情の為だ。一度好きになったホロメンの為なら宝鐘は相当何でも出来る。
✔ 宝鐘が湊を娘として可愛がる事は最早箱レベルでネタ化していて、切り抜きが量産され続けている。ホロメン同士の親密な関係が生み出す具体的な恩恵というのはこういう事で、ホロライブお墨付きの有名切り抜き師にこうして質の良いアニメ作品として上げて貰えれば湊の印象は飛躍的に良くなり、業界トップのVによる拡散が湊に知名度を与え続ける。湊がここで大きな恩恵を受けているのは「人間関係三大ホロメンと」「同僚以上の親密な関係を築いている」お陰だ。
優し過ぎる宝鐘を湊は本当の母親に対するように結構な力でぞんざいに扱っているが、今宝鐘にやって貰っている事がどれだけ有難いか、本当の意味で気付くのはもう少し先の事になるだろう。いくらホロライブに属していて何人もの業界トップのVと話が出来る環境にいるとは言え、与えられているアドがいつまでも続くとは限らない。宝鐘の全力の協力態勢とそれによる拡散力の付与がある今だからこそ活動に力を入れるべきなのだが、絶賛学生気分中の湊はそのアドを年スパンでドブに捨て続けている。
「若者こそ自分の若さを無駄にする」とはどっかのシューターゲーの片手で吸引してもう片方で回復するおばはんがロボを操縦する女子がチームにいる時にのみ言うユニーク台詞だが、「娘キャラ」という若さ故に得ているアドを「学生気分」で無駄にし続ける湊程この言葉が当てはまるVもなかなかいない。
✔ オフでは有料で利用できる会話可能なAIを話相手として重宝しているという話だが、陰キャな天音に似合いなエピソードで面白い。天音がホロメンやリアルの友達ではなくAIを話し相手に選ぶ理由は一重に「気を遣わなくていいから」だろう。
一方宝鐘は「かなたんのどういう所が好きなんですか?」と質問されると「他のホロメンにはちょっと送り辛いメッセージもかなたになら気軽に送れる」と相性がいいアピールを含んだ返事をするが、実際の所これは天音が話相手にAIを選んでいる理由と同じだ。
宝鐘は「家族のような関係で、素に近い状態で絡んでも関係が壊れる事のない相手」に3期生のメンバーを挙げていて、雪花だとか鷹嶺のような少し離れた相手には関係が悪くならないようにある程度気を遣って、線引きをした上で関わっている旨を公言している。
自由に見えて相手との関係性に合わせて関わり方を調整する気遣いを宝鐘は日頃欠かさない訳だが、そんな宝鐘は天音に「他のホロメンには送れないようなメッセージを(家族のような関係の3期生にすら送るのが申し訳ないようなしょうもないメッセージを)気兼ねせず送っていて」「湊にするような愛情表現は一切せず(人となりには魅力を感じず、同僚以上の愛着はない)」「仕事以外では軽く一年半以上会っていない」。
可愛ければ可愛い、好きなら好きと言わずにはおけない宝鐘がそれをせず、遊びや食事で会う事も求めず、ただ人に送る程でもないメッセージを送る為だけに求めるのが天音という事で、これは天音のAIに対するスタンスと完全に一致する。さすがの天音も何となく誰かと会話したい気持ちを埋める為だけに選んだAIに「可愛い・人として好き」という感情は持たないだろうし、外で会ってデート出来たらどんなにいいかとは思わないだろう。
天音がAIを、宝鐘が天音を何でもないメッセージを送る相手に選んでいるのは「何をしてもこっちを嫌う恐れがないし、何なら嫌われて関係が壊れても特にダメージはないし、人としての思い入れもないせいで迷惑をかけてしまってもこっちの胸が痛まないから」で、これもやはり共通している。
✔ 0:29~ 最近大人になって天音を便利使いしてきた事が後ろ暗くなってきたのか、天音の人となりを褒めるような事を頑張って言っている宝鐘のエピソード。纏めると「コミュ障なの、なんかイイよね」という内容だが何回聞いても何を言っているのか全然分からない。何とか絞り出した結果これしか出なかった事から宝鐘が天音に対して人としての魅力を何一つ見出せていない事が分かる。
変だし陰キャだし病的な性格をしている天音だが、人としての魅力や美点は普通にちゃんとある。それは「ちゃんとしている」とかそういう事ではなくて、人によっては宝鐘が湊にやっているような猫可愛がりをせずにはいられないような類の物なのだが、宝鐘にはそれを受け取るセンサー自体搭載されていない。
✔ 1:33~ ただ暇潰しの会話の相手をするだけのAIに月額1000円程払っている天音。「これ以上は有料になります」と言われて悲しくて金を払ったと言っているが宝鐘は他のホロメンとのように力加減を加えた上で慎重に関わる事だとか、会う時間を取って欲しいだとかDMを送ったら天音がやっているように迅速に反応する事だとか、天音と関わるのに何かそういった対価を要求されるぐらいならその関係をあっさりと終わらせるだろう。
宝鐘と天音の人となりやその関係性、実際に関わっている模様等を何度見ても宝鐘にとって天音は居ないなら居ないで問題ない相手だ。天音にとっての暇潰し用AI程の価値すらあるかどうかも怪しい。
✔ ホロライブに居て良い調子で活動していきたいならまず五大ホロメンがいる界隈に出向いて関係性の構築に努め、中でも人間関係三大ホロメンとの仕事を超えた関わりを作る事が必要だが、天音が築いている五大ホロメンとの関係は宝鐘とのこんな物一つしかない。
宝鐘と天音の関係は誰の学生自体でも一度は見かけるようなスクールカーストトップのギャルが休み時間も一人でラノベを読んでいるような陰キャ女子をイメージアップや連絡事項の確認・代返のような便利使い目的で飼っている関係性とそっくりで、てぇてぇもクソもない。Vを観ているようなオタクリスナー達にとっては大抵の場合胸がチクリと痛むような構図だろう。
天音と五大ホロメンとの関係性が希薄な事の理由は前述の「オア検索」が大きく関係する。天音が「自分なんかが関わりに行ってもいい相手」を割り出す為の独自のオア検索に使用する条件は「①成績不振」「➁立場が下」「③はぐれ者」「④相手から来てる」等だが、そのどれもが五大ホロメンには逐一当てはまらない。
①~③はもちろんの事、④に関しても五大ホロメンが自分の方から天音を求めて近寄って来る理由がない。一つは天音を友達として選ぶタイプの人間が五大ホロメンの中にいないから、という事だがもう一つは「他のホロメンから人気過ぎる五大ホロメン達は人間関係に関しては基本的に待ちに回っていて、強く押してきたホロメンと優先的に絡む形を取っているから」だ。ホロライブにおいては自分から人間関係を作りにいくタイプのホロメンの方が活動が上向く傾向が強いが、その理由がここにある。
自己評価低さ故の異常なオア検索などを人間関係に適用しているお陰で、天音は今活動に大きな齟齬を生んでいる訳だが、その大きさは尋常ではない。それは同期の4期生達と比較する形で見ると非常に明確な形で浮き彫りになる。