✔ 0:00~ 他のホロメンとのてぇてぇ話に持って行こうとする関係性オタクのコメントをやんわりと拒否する兎田。物腰柔らかく物申しの感が出ないようにと努めて喋っているがこれは要するに少し前に挙げた星街の「付き合ってるんですかとか思っても言っちゃダメなんだよ」発言と同じ事だ。「誰々と仲いいとかうっとうしいからいちいち言ってくんなや黙って観とったらええやろが」という本音を最大限大人の態度でマイルドに変えて言っている訳だが、星街同様「嫌だ」→「黙らせたい」という思考回路で喋っている事には違いない。
✔ てぇてぇを売りとする事で成立している仕事に自分から就いておいて同僚との関係性を求める声を拒否するとかどうなのとか、関係性オタクはライバーさんの気持ち考えろや気持ち悪いなそんなんだからモテないんだよとか、色んな考え方があると思うがそういうのを全部纏めて一旦横に置いた上で兎田に訊きたいのは、さくらみこや宝鐘は気色の悪い関係性オタクの纏めりゃレ〇プ一回分ぐらいにはなるんじゃないかという程数多くの性欲を纏った求めの声に応えたりいなしたりするというお前が早々に投げ出した作業をしっかりとこなした上で、お前の事をそれと気付かれないように片や自分にもプレミがあって非があるように匂わせつつ、片や業界随一のトークスキルをフル活用してどこにもヘイトが行かないよう細心の注意を払いつつ守る事までしてくれているんだがそれに関してはどう思うの、という事。ちょっと苦しいと「はぁ、無理ぃ…////」とここぞとばかりにメス声で嘶いて逃げるパターンをもう何度見たか分からないが、同じ作業を当然のように片付けた上でまるでそれが最初から自分の業務の内に定められていたかのようにお前の尻ぬぐいまでしてくれる二人の横に居て申し訳なさとか恥ずかしさとか情けなさとか、何か感じるものはないんですか、と。
宝鐘ももちろんそうなのだが、特にさくらみこと比較した時兎田の限界値が明確に可視化されるし、宝鐘とのツートップ状態から凋落してしまった理由も浮き彫りになる。活動に対してストイックなイメージの強い兎田だが、その価値基準はズブズブの「自分>>活動」で、兎田は自分を削ったり曲げたり追い詰めたりまでして活動の質を高めるつもりが初めからないし、そもそもそういう選択肢を以て生きる人生がある事自体を知らない。
どちゃくそ甘いゆとりの家庭であの緩々の母親に育てられた兎田は目的を叶えるために自分を圧迫する選択肢自体を持っておらず、活動に関してストイックと言ってもやっているのは結局苦痛や拒否感を感じずに済む範囲の事ばかりだ。頭のおかしいリスナーを自分の担当分はきっちりと片付けた上で同僚のサポートにまで当たり前のように回る宝鐘・さくらみこと自分へのお気持ちすら処理し切れず逃げ出す選択をした兎田の対比がそれを証明している。
✔ 0:05~ 今年春に行われたぷよテト大会の直後、強過ぎた宝鐘に対するリスナーからのヘイトが散見された事について物申す兎田。自分の主催した大会を最も盛り上げてくれた友人を守りたい意識が垣間見える。
「リスナーに聴かせるのはどうなのかなとは思うけど」「あくまで愚痴として聴いて欲しい」と言っている事から分かる通り、兎田は配信でこの類のお気持ちを出す事が良くない事だと分かっている。分かっていてもその気持ちを封殺して今ではなく次どうするかに切り替える事が出来ない、それが兎田の限界だし、宝鐘やさくらみこと比べると数段劣ったプロ意識しか持たない事の証明だ。
この配信も同接1~2万以上はあったと思うがその全員が宝鐘が大会中アンチの攻撃に晒されていた事を知っている訳ではない。扱っていたゲームの質が良かっただけにゲーム画面にのみ集中していたケースも多い筈で、そういった層にまで発言内容を拡散してアンチの後押しをするのは完全に頭がおかしい。宝鐘のためを思って動いているつもりだと思うがアンチの攻撃を無視してその存在ごとを押し殺す事でリスナーが楽しめる空間を最後までキープした宝鐘の努力はここで兎田に完全に無駄にされている。関係性オタクの圧をスルーしきれなくてケツを拭かせアンチの攻撃に耐えきった努力を無に帰す、大した友達がいたものだ。
私はこの大会はここ数年業界で開催されたものの中で指折りの完成度だったと思うし、星街と組むアツい構成でこれを行った兎田を見直したりもしたものだが、結局はこうして自分への甘さを抑えきれず味噌を付けてしまうのが兎田だし、ぺこみこ然り自分の仕事を壊す事をコツコツと続けて今箱内ランクを転がり落ちているのが兎田だ。
それくらいのプロ意識しか持たないからトークもいつまでも下手なままで、このお気持ちトークも尺を取るばかりで中身はスカスカだし、そもそもこの話自体する利点がどこにもない。──お前のせいで大会観て楽しかった気持ち全部吹っ飛んだわ、どうもありがと。
✔ 一方兎田がゴミみたいなお気持ちを垂れていた頃大会の余韻さめやらぬ箱の空気を有効活用してもう一花咲かせていたさくらみこ。人が主催した大会に「徹夜で特訓」→「にも関わらず秒で敗退してキャラ完遂」→「悔しさ溢れて自分を負かした相手を呼び出しリベンジ」→「やっぱり手玉に取られる」という完璧な流れを以て対応するのは最早職人。
箱の中で起こる出来事にどんな姿勢でどう対応し、導き出された結果をさらにどう料理すれば自分の周辺を沸かす事が出来るか完璧に熟知していて、一つ一つの局面で最適解を選択していく。活動の質を突き詰める事だけに集中する日々を過ごした結果骨身に染み付いた、さくらみこの持てる最も強力な武器こそがこれだ。嫌だと思ったら看過出来ない、言いたいと思ったら言わずにおけない、怖いと思ったら裸足で逃げ出す、そうして活動の質を度外視して自分を甘やかしているだけの兎田がこの域に辿り着く事は一生できない。
さくらみこのこのコラボは今頻繁に擦られている桃鈴家の始まりになっていて、正しい選択の連続がさくらみこの将来を拓き続けている流れが感じられる。ぺこみこを潰し同僚に気を遣わせて遠ざけ、出来る事しかやらないせいで技量が頭打ちになって一人で死に始めている兎田の有り様とはつくづく対照的だ。
ライバーなら嫌な事があったらそれよりデカい楽しい事で塗りつぶして解決するもんだろ、JK。