✔ 2:32~ ここまでを見ると夜空はテンションを上げるという事自体が無理な、一般社会にもままいるベース血圧の低いタイプの人なのかなと思ってしまうが、実はそうでもない。この切り抜きは今年始めの大空警察のものだが、そこではこうして割かしテンション高めの夜空を観る事が出来る。超元気で明るくキレキレとは言わないが、桃鈴家や単体配信でのガン萎えぶりと比べるとちゃんとライバーやってるなという印象。
ここでは最大の武器おバカをいじられているが、血圧を下げたダウナーな立ち回りだとこういうおバカ系の撮れ高は量産出来ない。脇ガバガバのポンコツはノーガードで突っ込んでこそだが、その実例は言うまでもなくさくらみこだ。
同じぐらいぶっ飛んでいる夜空が大神や獅白と同等、もしくはそれ以下にテンションを下げてしまうとそれはイジっていいのかどうか分からないタイプのおバカという煮ても焼いてもどうしようもない代物になり下がってしまう。Geoguessrのプレイ開始と共に「これ自分がいる所って分かるの?」と訊くのはApexのマッチ開始と同時に「核兵器って落ちてたりする?」と訊くのと同義だが、そんな奴がイジっていいのかどうか分からない空気を出すならそんなライバー相手にリスナーが出来る事はない。
✔ 0:03~ 大空相手にメス化している夜空の図。普段とは別人のように振り切ったテンションもさることながら地声の良さがモロに出ていて、端的に言うならリスナーを殺せそうな程可愛い。この状態を自在に出し入れする事が出来て宝鐘がやっているような形でぶりっ子・センシティブ・彼女ムーブを配信で使いこなす事が出来たなら今みたいな情けない数字を保持し続ける事はさすがにないだろう。
✔ 2:24~ 今年始めに大空と初詣に行って手を繋いだ話。ホロリスにぶっ刺さるタイプのド直球のてぇてぇエピソードで、これをホロライブの中心に居座った上で色んなホロメンとの間で量産していくなら成績改善は堅い。桃鈴家のどちらかでも相手にとっては不足なしだが、コラボでの絡み方を見ると二人とはそういう関係にならない程度には遠巻きに距離を取って付き合っているのが明らか。
前記事で挙げたこぼとオフで遊んだエピソードは本気で何の引っ掛かりもないつまらない話だったが、夜空は恐らくホロメンとの裏での関わりに関してもギアがかなり低めに入っていて、ここで見せているような親密な絡みが生まれるような姿勢を恐らくとっていない。大空然り宝鐘然り、桃鈴家の二人然り近しい同僚と極めて近い距離感で接しているからこそ様々なアドを得ていてパフォーマンスには伸びが、活動には展開が生まれているのだが、夜空のように引きに構えて浅い関わりしか作らないのならそれは一生叶わない。こぼともがっつりとは関わりにいかなかったせいでエピソードトークもオフコラも超つまらなかった訳だが、それこそがその好例だ。
✔ 以上を見ると夜空はテンションの高いチャンネルを持たないダウナーな性格をしている珍しいタイプのV、という訳ではなく単体での配信のみならず人を巻き込んだコラボ配信、そして裏での同僚との付き合いに関してもテンションが上げられない、つまりVとしての活動そのものに萎え散らかしていて省エネな活動姿勢しか作れなくなっている、と見るのが正しいようだ。大空と絡んでいる時限定ではあるが元気で明るくエモーショナルで、V、もしくはホロメンとして非常に適切な顔を垣間見せているところからそれが分かる。
夜空が前向きな配信態度をとれるのが大空と絡んでいる時限定である事から分かるのは夜空が大空を人として痛く気に入っている事で、それはそれなりにてぇてぇ話なのかも知れないがお気に入りと絡んでいる時限定でしか配信に適した自分を作れないというのは当然ライバーとしてプロ失格で三流以下だ。気の向いた時しかちゃんとやらないとかお前一体何様なんだよという話でもあるし、見所を作れる自分を持っているのにそれを出さないなら何のために配信やるんですかという話でもある。
大空にしても桃鈴家の二人にしても、それ以外の中級以上のまともなホロメンは皆それ用に最適化された自分を用意してから配信を行っている。ある者はコメントとバチバチでキレキレの掛け合いを行って配信の完成度を上げたいからだし、ある者は好きなこの仕事にいい加減な姿勢で臨みたくないからだし、Vとしての自分に自信があるからの場合もあればホロライブの空気に合わせているだけの場合もあり、単純に配信をする事が楽しくて仕方がないから、という場合もある。ローテンションの極みで配信を行う夜空はきっとそのどれにも当てはまらないのだろう。
✔ 姫森のように尊大で勘違いヤローな性格をしている訳でもない夜空がこんな風になってしまった理由はきっととてもシンプルで、それはリスナーに観て貰えない事による成績不振を主としたVとしての活動の何もかもに長年裏切られ続け、今や精も根も尽き果ててしまっているからだろう。
それなりに素質がある事を自覚した上で自信と共に入っては来たもののやる事成す事何故か響かず周りにも後輩にも置いて行かれ、余りの理不尽さに疲れ果てて自発的な行動意欲は尽き、気持ちは閉じてその状態でも出来る事にしか手が出せない、態度も最早取り繕う事叶わずといった形でテンションをオンに切り替える事も出来なくなってしまった、ただそれだけのシンプルな話。そう断言できる理由も非常に簡単で、夜空を含む1期生、及びそれ以前デビューの0期生の成績不振組のことごとくが夜空と大体同じような状況にあるからだ。もちろんそこには少し前までときのそらも名を連ねていたし、デビュー時期が早いせいか症状で言えば圧倒的に重度だった。
全部至らない自分達のせいなのに被害者面でうじうじする陰気な女達の話はもううんざりなので代わりにイケメンな上に頭も良くて性格はもっと良くて、話が面白くて女心まで熟知しているが故に当然の帰結として息をしているだけで女性にモテてしまうモテ過ぎな私の恋愛話を一つ景気付けにするとするなら、そんなモテに関して素質あり過ぎで恵まれ過ぎている私でもやはり女性から裏切られる事はままある。